FTL: Faster Than Light


DARIUS

FTLGame-Darius.jpg

SpaceキーのStop and Goスタイルなのでなんだか親近感がある。

なるべく稼いで回りたいけれど、消耗していくわ、warning領域に追い詰められていくわであっちを立てればこっちが立たずというバランスはシビアだが適度な緊張感を生む。
その辺の綱渡りな感覚をRougelikeと形容したのかもしれないなあ。一歩先は闇というかFTLでジャンプした先に何が待ち受けているのか分からない、という点も近いのかもしれない。

独特な戦闘は船内のマネージメント+クールダウンの攻撃。肝なのはマネージメントの方。
相手の船内のどこを狙って攻撃するか重要そうではあるが、何度かやっていれば分かるとおりWeapon ControlとShieldsが主なのでそれほど深いわけではなさそうだ。それでもそれなりに戦術的に考えながら戦う余地はある。
一方の敵となると、装備のスペック頼りで、あまり戦術的に攻めてはこないのが残念。

一般的なRougelikeよろしく、運の要素がかなり強い。
Easyならなんとかなりやすいが、Normalともなると殆どが運に左右されてしまい、最初の方に良いアイテムが出るかどうかで決まってしまうような気がする。仮にそれらが出なくても、プレイヤーのスキルで一応先には進めるのだが、ラスボスに阻まれてクリアは出来ない。
ラスボスがとにかく鬼畜じみているので、そこに至るまでに対策ができているかどうかで既に負けるかどうかは決まってしまっている。あまり引きがよくない状態でなんとかやりくりして進めていたとしても、ゲームの後半くらいからは既に挽回は不可能で負けは確定していたりする。
十分な船のUpgradesにはかなりのScrapが必要であり、Scrapを集めるためには序盤から消耗無く敵を倒したり、効率よくbeaconを回ったり出来ていないと駄目だからだ。そのため仮に良いアイテムがゲームの後半に出たとしても、Upgradeが不十分なため挽回出来ないのである。
大体Sector 3あたりまでには良い装備が出ていないと厳しいのではないかと思う。

これが一般的なRoguelikeならば、多種多様な使い切りのアイテムを溜め込んでおいて、それらを駆使して窮地を切り抜けたりすることが可能ではあるのだが、FTLにおいてはそういったアイテムは存在しないので、一見どうにもならない場合はやはりどうにもならないのである。

あと、EvadeとDodgeという二つの回避用語が混在していて、二つの別のパラメータがあるのかと思いきや実は同一のパラメータのことを示している。いずれも戦闘中における攻撃の回避率のパーセンテージを示す。FTLでのエンカウント率を下げたりするわけではない。
紛らわしいので統一して欲しい。

Related Posts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です