Getting Started with GitHub

GitHub をはじめました。手始めに過去のツールのソースコードなんかを順次置いていっています。

過去に何度かツールのソースコードを公開してくれないかという要望が、特に海外ユーザからあったものの、”諸事情”によって敢えてしないという状態でした。最近では時間が経過したことや、BioWare Social Networkが停止したこともあり、構わないだろうという判断によって公開に至りました。

余談ですが、Dragon Age Conversation Readerは、当時韓国で非公式なローカライズツールとして利用されていたようで、その際にデコンパイルして韓国語対応するわ、敢えてつけなかった編集機能もつくわ、バージョン管理機能もつくわと魔改造をされていたのを、ソースコードを整理している最中に思い出しました。一から作った方が早いんじゃないかな。

Dragon Age 2 part.3

Act.2のハイライトであるはずのボス戦が、超絶クソゲー。
だから一人では大したことが出来ないこのゲームでは個人戦は駄目だと言ったのに…
おまけに体力がべらぼうに多い上にポーションまで飲んで回復するので、ひたすら逃げ回って隙を狙って消耗を抑えてチクチクとダメージを与えるか、こっちもポーションがぶ飲みで戦うという情けないことに。
そして倒すのに長々と30分くらいはかかるとんでもないクソっぷりだ。

DragonAge2-Deadly.jpg

というかこの攻撃はどう見ても死んでるだろ。なんでこいつの攻撃の中で一番弱い、一桁ダメージのDoTなんだよ。おかしいだろ。

一応Duelでなくて集団戦に持ち込むことも可能ならしいが、そこに至るまでの進め方によるのか(とあるキャラクターの処遇関連など)、そういう選択肢はでなかったなあ。

DragonAge2-Tag.jpg

このDuelを何とも思わずにリリースしたとか、頭のネジがおかしいとしか思えない。

 

DragonAge2-Bug.jpg

これまでも、またはAct.3になってからもクエストが必ず進行しなくなるバグというのが結構あったのだが(今はパッチでマシになった?)、こういうのって一度でもテストプレイしていれば必ず分かるんじゃないのかなあ。

で、最後はネタらしいネタが無いのにも関わらず、何とかして盛り上げようとして空回りな感が。無茶苦茶だとしか思えなかった…

次回作は既に着手していそうだけれども、いくらプリミティブに削ぎ落として洗練させようとしたゲームでも、ちゃんとお金と時間をかけるところはかけましょうねということを学んで頂きたいものだが。

Dragon Age 2 part.2

Act.2に入った。
イモエンがSpellholdに送還される展開とデジャヴ。助けにいくぞーという感じではなく、留守の間に色々と思うところがあったのか、同意の上で…だが。

Act.2では少しだけ年月が進んで、自分を取り巻く環境が変わったことに気がつく。マイホームも変わって家のあちこちを調べると、仲間を招きまくってリア充生活していたのが見て取れてうらやましい。
仲間同士もキャラクターによって親密だったりそうでもなかったりと関係性がよりはっきりとしてきた感じだ。街の人も通りすがりによく反応してくれるようになったなあ。
と、街並みは相変わらず変わらないけれども、見た目以外の部分で年月の経過を感じさせてくれるようにはなっている。

そういえばAct.1の終わりの方で後々に影響してきそうなイベントはあったが、現段階では大して話に絡んでこないままだ。メインのプロットはあくまで、HawkeはいかにしてKirkwallのChampionになったか、ということに尽きるのだろうか?
Act.2に限って言えばQunari, Blood Mage and Templerあたりのいざこざがメインに据えられている感があるが、相変わらずAct.1と同様に強い芯となるようなプロットに欠け、引きが弱い。
なんだか週刊誌や月刊誌の1話完結ながらも、微妙に連続性のある漫画のような印象だ。

 

Cross-Class Combosは、意識して使いこなせるようになってきた。

  1. CCC効果を持つAbilitiesを使う
  2. 敵がResistに失敗して頭上にStagger, Disorient or BrittleのDebuffエフェクトを出す
  3. 先にCCC Abilitiesを使ったキャラ以外が、対象の敵にCCCを使うことで発動

頭上のDebuffが炸裂するエフェクトを伴って消ると成功した合図だが、他にもエフェクトやらSEやら入り交じる派手な戦闘の中ではちょっと分かりにくい。
それからCCC Abilitiesによって成功のしやすさに差があるのがまだよく分かっていない。後の攻撃時もDebuff判定に成功しないと、成功しないのかと思いきや、Debuffがなかなか効かないランクの高い敵にも確実に成功するものもあれば成功しないものもあり。Stagger, Disorient and Brittleの同系統のCCCを重ねないとと駄目というわけでもないようなのだが。
さらに、混戦時は自分が与えたDebuffなのか、他のキャラが与えたDebuffなのか、区別がつかないのも難だ。

DragonAge2-CCC.jpg

強力すぎてNormalくらいまでの敵なら瞬殺できてしまい大味な感じだが、難易度を上げると駆使していかないと苦戦するようになっているのだろう。なんだかんだでOriginsよりかは断然面白くはなっている。

これまでのClass毎の印象はこんな感じ。

  • Two-Handed
    DPSはそれほどではないものの、Abilitiesの取り方次第では通常攻撃がCCCかつAoE(Abilities無しでも元々AoEだが)となるので、雑魚相手にはやたらと強い。
  • Weapon and Shield
    使ってないので知らん。やっぱりタンク?
  • Dual Weapon
    DPSが非常に高い。Abilities取り方次第ではCCCやら回避もこなせる。HPが低い割には突っ込みすぎたりダメージを稼ぎすぎたりで狙われやすくなりがちなので、回避手段を用意しておかないときつい。
  • Archer
    Varricが強い強いと言われるほど強いとは思わないのだが、装備によるAttributes制限を気にしなくて良いので解錠要員として連れ回すことに。CCCが多彩だが、あまり成功している印象がない。Interruptによる攻撃中断が辛いので回避手段も欲しい。
  • Mage
    万能。なかなかCCCが効かない高ランク戦(大体ボス)でも潰しが効く。唯一のHealerであるAnders以外の場合は、他のAbilitiesにつぎ込みまくって攻めまくるスタイルになる。

高ランク戦では相変わらず敵のHPが異様に高く持久戦になる。だが、アクション寄りになったことで判定が見た目と一致するようになったので、今のところはひたすら殴り合ってポーション飲みまくるとかいう馬鹿みたいな戦闘にはなっていないのが救いか。CCCを狙うことで、より容易に倒せるし。
問題はCCCが使えない個人戦なのだが…Originsで不評なFadeのようなものは今回もあるのだろうか?

Dragon Age 2 part.1

この規模のゲームにしては通常ではあり得ないような短い期間と限られた予算によって作られたことが発売時期からも容易に分かるし、ゲームの随所からもそれが見て取れるので、しょっぱいというよりもむしろよく頑張ってるなと感心してしまう。

なにやら全体的に直線的な景観が目立つが、これにより頂点でディティールを表現することを回避して手間を減らしているのだろう。さらに壁を高くして遠景をあまり見せないようにしていたり、assetsの再利用(いわゆる使い回し)を徹底していたりとなんだか涙ぐましい。そしてまたこのレベルかよとうんざりもしてくる。

一応大作の続編にあたるので、ユーザ立場からはもっと相応にリッチにはして欲しいものだが…3はどうなる?親がEAだからあまり期待はできないかな。

DragonAge2-Kirkwall.jpg

 

シティアドベンチャーと言うとまた少し違う気がするが、Kirkwallの街とその郊外を行ったり来たりして話を進めていくので、こぢんまりとした印象を受ける。
Act.1の段階ではメインクエストに相当する部分も、その大半はいわゆるサイドクエストに相当するもので散漫としている。というか、金持ってこい→沢山のサイドクエストという流れになにやらBG2のデジャヴを感じるのだが。
まだActをまたいでの枠物語として味わうべき部分を体感していないので、これからKirkwallという街に愛着を持ちHawkeの活躍に深く引き込まれていくのか、やっぱり盛り上がらないし小さいよという印象になるのかは不明だ。

戦闘は大してストラテジックでもタクティカルでもない退屈なネトゲーのようなOriginsよりも、アクション寄りでカジュアルな方向に洗練された感じで好感は持てる。
Dragon Ageの戦闘は押し合い判定が小さい為ただでさえ団子状態になりがちだが(機会攻撃が無い所為でもあるが、これはある方が珍しいような)、なおさら位置取りによる戦術が無意味なものになってしまうので個人的には嫌いな”地形を問わない増援”によって、そこら中から敵が沸きまくるのは、最早開き直ったのかと。時々屋根から飛び降りてきてまで沸くのは、むしろ芸の細かさに感心してしまうし、そこまでやられると戦闘が終わっても気が抜けないという緊張感の維持にも役立っているのかもと思ってしまう。やりすぎると冗長でだるいだけだが。
Cross-Class Combos(以後、CCCとしたいがCloud Controlの略と紛らわしい)を、もう少し意識して使えるようになるとまた印象が変わってきそうな感じだが、ストラテジックでもタクティカルでもないDragon Ageシリーズの戦闘の中では、このシステムが活きてくるのかもしれない。

Dragon Age 2 TLK Converter 0.6.1

Dragon Age 2 TLK Converter

version 0.6.1

Dragon Age 2 TLK Converter は、BioWareのゲーム”Dragon Age 2″のTLKファイルのテキストファイルへの変換、およびその逆を行う非公式ツールです。
入出力されるテキストファイルのエンコードはUTF-16LEです。

 

Download: da2tlkconv20110313.7z

My project page: http://social.bioware.com/project/4206/

 

Usage:
da2tlkconv [option]… <input path> <output path>
コンバートオプション (必須かつどれか一つ):
-d  TLKファイルをテキストファイル(UTF-16LE)に変換する。
-c  テキストファイル(UTF-16LE)をTLKファイルに変換する。
フォーマットオプション:
-x  XMLによる入出力。
-t  入れ子状のテキストフォーマットによる入出力。
出力オプション:
-i  文字列が空のIDを無視して出力する (-dと併用)。
-p  文字列の文頭にIDを追加する (-cと併用)。

 

変更点

  • OSデフォルトロケールを使用するようにした。日本のユーザにとっては縁の無い変更です。