Blasphemous #6 Wounds of Eventide

しれっと新しいDLCが出ていたのにしばらく気が付いていなかった。

Esdrasを倒す前に、新しいゾーンに行ってフラグを立てていないといけないので、最初からやり直す必要があった。NGでやるのはTear集めが大変だし、連続スライディングGlitchが出来るようになるのも終盤になってしまうので、NG+のTorment無しでやったんだけれど、思っていたよりもNG+のゲーム難易度はNGよりも高かった。二か月前にやったのはNGだったので、その感覚でやってると敵が硬いし攻撃が痛いしでうっかり死んでしまうことが多かった…
その分Tearは大量に余るので、さっさとテレポートを解放して移動は楽だった。

今回のバージョンアップからなのか、それとも二か月前にやった時には偶々遭遇しなかったのか分からないが、いくつかの敵の動きが怪しくなっていて大分戦いにくかった。
ひとつは、中距離で湧いてきて突き攻撃してくる幽霊で、攻撃をパリイしないで攻撃前にこっちが攻撃すると、高確率でバグって敵が無敵状態で動かなくなる。パリィしないと倒しにくい敵は時間がかかるので、攻撃が効く瞬間に一発殴ってからパリィしていて、そうしているとそこらじゅうでバグりまくってた。しかも、こいつは敵を全滅させないと進めないところによく出てくるので、そうなったらリセットしてやり直しである。
もうひとつは、Soldier of the Anointed Legionで、パリィ以外の攻撃を当てていると、攻撃当ててないときに急に食らいモーションをとることがある。この時こいつは無敵状態で本来してくるはずの攻撃タイミングがずれてパリィタイミングもずれるのでやりにくい。あと、前からなんだけれどスピン攻撃の終わりに謎のデカイ攻撃判定が残っていて、避けた後に反撃できないのがもどかしい。

新しいゾーンは敵の攻撃がとにかく痛いのと、自分を追尾してくる攻撃が多いのが面倒。雷の時間発生しているダメージゾーンは攻撃判定の発生が理不尽で、目に見えた瞬間からもう判定が発生しているので、見てから回避することができない。

追加されたヘビボスは、攻撃パターンは簡単だがHPが馬鹿みたいに多くて長期戦になるので、まとまって攻撃できるときにSaeta Dolorosaで回復しながらだと楽ちん。

骨を半分くらい集めるといけるもう一つのボスは、追尾してくる寿命の長い火の玉が厄介なのでこれをTiento to your Thorned Hairsで無敵になって積極的に体当たりして消していきたい。
最初のフェーズは明確にまとまって攻撃できるタイミングがあるんだけれど、HPを削ってフェーズ移行するとそれも無くなるし、ずっと火の玉が出続けるので大変。フェーズ移行するあたりのHPまで調整してから一気に攻撃して、残りのフェーズを短く済ませたいところだ。
自分は既にゲームバランスを損なうGlitchを取得してしまっていたので、それを使ってさっさと倒したが、そうでない正攻法でNG+だと大変かもしれない。

Crisantaの2戦目は、1戦目の前後フェーズの複合という感じで、元々NG+だと超痛い攻撃を出しまくってくるくせにこっちが攻撃できるタイミングがあんまりないのが相変わらず強い。HPを削ってフェーズ移行させて飛び道具を3回くらい撃ってくるようになると、そのタイミングで無敵を使ってさっさと倒せてしまうのでおかしなバランスになっている。

続編へのエンディングらしいけれど、雰囲気でしかないので色々解釈出来て相変わらずよく分からんなあという感じだった。

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Blasphemous #5 Rare Achievements

久しぶりにやるついでに、取り損ねていた実績を取っておくかと思って全獲得。

残っていたのは、Crossing SoulsとRequiem Aeternam。大抵の人はこの二つが最後まで残るんじゃなかろうか。あるいは、3時間以内に最初の4ボス倒すBronze Medalだが、これは単純にプレイヤースキルさえあれば2時間もかからないくらいなのでやる気次第だろう。

Crossing Soulsは、プレイヤースキルは要求されないのだが、ゲームの終盤まで進める必要があって、ちょっとフラグの順序を間違えると最初からやり直しなのが面倒くさい。
Requiem Aeternamは、プレイヤースキルが必要なのに加えて、条件が明確にされていないので達成したと思っても達成できていないことがある。そうなったらこれも最初からやり直しである。

実績の取得の仕方は、海外のwalkthroughか動画で説明されているのでそれを見れば分かるのだが、どちらも細かいところを抑えていないとすぐ最初からやり直しになるので、ここではそのハマリポイントを書いておく。

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Blasphemous #4 The Stir of Dawn

本来8月上旬に来たDLCは、GOGでは9月になってやっときたという。
glitch/bugは大体直っていて、普通に遊んでいればそこまで致命的な状態にはならないと思う。一度だけボス戦で吹っ飛ばされた後に動けなくなったことがあるけれど。
DLC以外の部分でも全体的に綺麗になって、やりこんだ人がやり直すと微妙に挙動が違うところがあるなと感じられる。

追加されたNG+は、NG+といっても敵が硬いし強いし、ライフやFervourは初期から始まるし、さらにTrue Tormentという縛りモードみたいなゲーム性が変わるモードが3種類用意されているので大分難しい。この辺は公式が控えめなネタバレで書いてくれてるので、そこを見るのがいいのかな。

True Tormentは要約すると以下のような感じで、3つのモードのうちいずれかを選択する。

  • ライフがバーではなくてダメージ回数制になる。フラスコは一マスだけ回復して残りは時間回復になるが、その間にダメージを食らうと回復が止まる。敵が画面切り替えで復活する。
  • フラスコでライフの代わりにFervourが回復する。死ぬと全てのTearsを失い、Guiltが最大化する。
  • Meleeの攻撃力が半分になる。Fervourが時間で回復する。ダメージを食らうとFervourも減る。

とりあえず、ダメージ回数制になるモードで”ほぼ”100%クリアして、他のモードも試してみたけれど、ダメージ回数制が一番簡単なんじゃないかと思う。
要するに死ぬまでに食らうことのできるダメージ回数が激減するのだが、言い換えれば接触でも大ダメージでも1しか減らないので、難しくなっている部分もあれば簡単になっている部分もある。そこで、防御力を捨て去っても1しか減らないことを利用して、防御力を下げるアイテムを有効活用していつもと違った立ち回りが出来るのは面白い。
画面切り替えで敵が復活するのはNG+までやる人にとってはなんの足枷にもならないだろう。

ほかの、攻撃力が半分になるモードは、Fervourを消費するPrayerや血の攻撃の割合を増やして戦闘が長期化するので丁寧なプレイングをすればなんとかなりそうな印象なのだが、フラスコでFervour回復モードは、文字通りにフラスコでライフが回復しなくなるので、ボス戦がかなり難しくなるなという印象。実績に、全ボスをフラスコ無しで倒すというのがあるので、これを狙うついでに選択した方がいいだろう。

“ほぼ” 100%クリアと書いたのは、DLCを含めるとロードゲーム上の進行度は100%を超えるようになって上限が分からなくなるのと(恐らく125%だが、周回して縛りモードでクリアする必要がありそう)、マップ上の進行度が99%で止まってどこで残りを埋められるのか分からない状態になっているためである。DLCが来る前に100%を達成していて、そのときは実績の解除を目安にしていたが、それもできなくなってしまった。

DLCで追加されたボス5体は、割と似たような行動をするので、最初の一人さえ倒せればあとは簡単だった。面白味はあるが、攻撃するときに掛け声が入るのが、今まで全員戦闘中は無言のボスしかいなかっただけに違和感がある。
個人的に最強のボスはCrisanta of the Wrapped Agonyで、最強の雑魚はSoldier of the Anointed Legionだと思う。

Blasphemous #3 Ending

Ending A, B両方でクリア。
一部のゲームデザインの悪さとglitchが結構気になったが、雰囲気として良いゲームだった。

気になったゲームデザイン

  • parry後に反撃できる攻撃と出来ない攻撃は、実際にparryしてみるまで分からない。チュートリアルでは反撃できる話が出てくるが、実際は大半の攻撃は反撃できない。
  • 下方向に壁を貫通して攻撃する手段が乏しいので、レイスが突っ込んできて足元に埋まると理不尽感が強い。
  • 壁に貼りつくことが出来る場所で攻撃しようとすると、壁貼りつきが暴発して攻撃できない。
  • 属性ダメージを軽減できる装備が沢山でてくるが、敵の攻撃の属性がよく分からない。
  • 起き上がり直後に無敵時間が無いので、敵の攻撃と起き上がるタイミングが一致しているとはめ殺される。特に壁際で石棺を背負った石像にダウンされると確実にそうなる。
  • 接触ダメージがある敵とない敵が混在していてよく分からない。
  • Relicsは効果を発動させる装備スロットが3個である意味がない。付け替えが面倒なだけ。
  • ボス戦のお助けキャラに実は使用回数制限があることが、実際に使い果たすまで分からない。
  • 実績やエンディング的に上手くないプレイングを強いられることがある。普通は上手いプレイングに対してご褒美があるべきだろう。具体的に、お助けキャラを使い切るとか、死ぬことが必要になる。

遭遇したglitches, bugs

  • セーブデータ消失
  • アンロックしたスキンの消失
  • 床ぬけして奈落に落ち続ける
  • 死亡時のGuilt Fragmentが本来の死亡地点ではない回収できない空中に出現する

Blasphemous #2 Lost Saved Games Bug

セーブデータが消えた。
10時間ほどやって終盤かなというところで起動したらセーブデータが空になっていた。こういうときこそクラウド(ちなみにGOG版)のバックアップの出番なんだろうけれど、ゲーム終了時の同期では空になったセーブデータも同期しやがるので、クラウド上でも空のセーブデータになる。クラウドでは世代ごとに管理が行われるべきだろう、クラウドである意味が無い。

萎えたがまだモチベーションはあったので小一時間ほどやり直したら、著しい上達が実感できた。そうして再開したら、また消えた。
クラウドは意味を成さないことが10時間の徒労で分かっていたので、消えたと分かった段階でゲームを起動したまま、別のPCでゲームをインストールしてクラウドからセーブデータを取得、それを退避復元させて消えることを免れることが出来た。

クラウド上には再開可能なセーブデータが残っているということはクラウドへと同期されるまでのセーブ時やゲーム終了時にデータは破損していないということである。また、セーブデータファイルの場所を見ると、ひとつ前のセーブデータは*_backupとしてバックアップ保存されている。セーブデータが消えるときは、この*_backupすら消し去られていた。バックアップの意味が無い。
そのため、起動時に破損したと誤認識されてバックアップもろとも初期化されているのかと思っていたのだが、どうやら実はもっとバカげたバグが原因のようだということが検証していて分かった。

このゲームは、起動してPress any buttonを何かしらボタンを押して画面遷移したのち、ボタンを連打するなどして即座にロードゲームに相当する「Pilgrimage (日本語で巡礼)」を選択すると、セーブデータがまだ読み込まれていない状態となり、セーブデータが見かけ上消失したように見えるバグがある。この状態でゲームを開始すると、ニューゲームとなりデータが上書きされて本来のセーブデータが消失してしまう。
これは、非同期でセーブデータを読み込んでいるのだろうけれど、ロードゲーム画面までに読み込みが完了していない場合には読み込みが完了するまで待ちあわせなくてはならないのだが、それが行われていないことが原因だろう。このバグに陥ってしまった場合、ゲームを開始せずメニュー画面に戻ってセーブデータのロードが完了するまで少し待ってからロードゲーム画面に遷移すると復帰する。
回避策としては、ゲームをはやくやりたい気持ちを抑えてメニュー画面から少し待ってロードゲーム画面へと遷移させればよい

発売から一年近く経っているんだから無料DLCよりも、再現性が確実で致命的なこのバグを直してくれ。

Reference: https://www.gog.com/forum/blasphemous/lost_saved_game_issues