Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura part.9

City of Mageであり砂の都であるTullaへ。
ここでのサブクエストを受けるとMaze捜索ができるようになるのだが、うっかり入ってしまうような場所に入り口があるわ、入ってしまうと脱出方法が分からんわでえらいめに。とりあえずこれは放置で。
The Muralを見てこいと言われてどれのことだか分かりにくいのだが、これは建物内中央のサークル付近の壁画です。で、これを見ておもむろに外で謎解き。壁画以外のヒントはもらえないのだが、マークは当然だが順序も重要。
解いてアイテムを全て取ったら、装備できるアイテムを装備してまた謎解き。これも順序が重要。解いてVendigroth Deviceのある場所を教えてもらう。

そこに行く前にMaster Mageに頼んでForceスキルをマスターにして貰う。魔法スキルのマスターになるとその属性のスペルの消費コストが半分になる。これで最強魔法のDisintegrateが気楽に撃ちまくれるように。DisintegrateはいわゆるD&Dの同名呪文と同じく再生不能の即死魔法で、一応レジストできるらしいが今まで防がれたことがない。強すぎる。開かない宝箱や扉も消滅できるのでやりたい放題。

各地にワープできるポータルもこのあたりから使えるようになるのだが、使えるようになるのがちょっと遅すぎませんかね。一方通行だし。

Vendigroth Deviceの在処ではArcanumの過去が色々と明らかに。読み物中心で文字が小さくて読みにくいし沢山出てくるが、頑張って読むと色々分かると思う。これまでに遭遇した不思議なオブジェクトにも説明がつく感じだ。
世界各所に散在している能力値が上がるAlterの一つもここにあるのだが、事前に何かやって条件を満たしておかないとうまくいかない模様。Alterに刻まれた文字を読む限りチートくさい能力が得られる雰囲気なのだが、条件を満たさないでこれに近寄ると…っていう。
深部でVendigroth Deviceを手に入れる。報告に行くと次の目的地に急げと速攻でテレポートされる。

後戻りできない雰囲気なので準備をする。

いよいよArronaxとBMCがいる場所へ。
かなりの数の敵がわんさか。雑魚は味方にお任せして強めの敵はDisintegrateをバシバシ撃つ。
超ネタバレのうんたらかんたらなので詳しく書けないが、仲間になる可能性のあるNPCは4人いる。1人は人数制限に関係なく仲間になるっぽいのだが…レベルの割にかなり弱い。武器防具を渡しても殆ど身につけてくれない所為もあるが、ステータスも良いというわけでもないし、こんなところにいてよく死ななかったなあ。
後々気がついたのだが、別の1人は敵と間違えて分解してしまっていた。紛らわしい姿で出てくる場所が悪すぎる。

最深部へ。延々と会話。さらにまた字幕無しの語り付きムービーが入るので何が何やら。ボイスもエフェクトがかかっているので殆ど聞き取れない。一応後で要約を聞き直すことができたが。
ありふれたコンピュータRPGのラストのように戦闘へ持ち込むと相当強い。Disintegrateは当然効かない。豆を持っているかアイテムを使いまくるかしないと、脳筋キャラでもない限り結構大変なんじゃないかな。
ということで、このゲームならFalloutのように戦闘以外でもなんとかなるはずということで、説得マスターらしく延々と会話して解決する方向に。どのスキルが必要になるのかは分からないが、何度かやり直して戦闘無しの会話だけで終わらせることができた。動機は単純なのだが、解決する方向に持って行くために難しい内容を応酬して誘導していくので、何を話したのかはあまり把握できてはいない。とりあえずここに来る前のことを覚えておけばなんとかなるか。

他にもEvilな方法やら色々と解決方法がありそうな雰囲気。Evilなやり方を試してみたら仲間に総攻撃されて死にましたが。Evil寄りの仲間を集めていればなんとかなりそう。

そしてゲームエンド。エンディングはこれまたFalloutのような感じで淡々と。スタッフロールも無いので余韻に浸りきる前に終わってしまった。メニューのCreditsから見てねと。エンディングのBGMも専用の…というわけでも無く、メインテーマでも無く、ただのDwarven CaveのBGMなので地味で悶々とした雰囲気の中終わりを迎える。

クリアまで通してみても、戦闘は終始割と適当なパワーゲーム。しかしながら、主要な部分では別に戦闘をせずとも解決に至れるし、避けられない戦闘部分は腕っ節の強い味方に任せてしまっても良いので、戦闘以外でいかに楽しめるかで評価が変わってきそうなゲームなのかなあ。
ということで、やはり一般にお勧めされている社交メイジはこのゲームを楽しみやすいキャラクタービルドなのかもしれません。
英語がもっと理解できるようになったら、またやってみたいですね。

そうそう、Arcanumって邦題がアルカナムってことになっているけど、英語聞くと全然違う発音してるんですよ。

Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura part.8

RavenはSpeed25の弓を持たせると、1ラウンドで16回くらい攻撃をして鬼畜過ぎる。FFしてたのならばゾッとするが、FFにはならないので非常に頼もしい。

早々にTeleportationを覚えたので気付くのが遅くなってるが、マップ上にまだ表示されていない場所もかなり近づくとマップ上に表示される。マップに記されなかったクエストでは、情報を頼りに歩いて探さないと駄目なものもあったり。まだ見ぬクエスト絡みの場所もあれば、全く関係のない場所もあり、数はTESシリーズよりも随分と少ないはずだが、マップ上で数ミリ動かすと一日経過するくらいに広大なので偶々見つけたときはちょっと嬉しい。全部探そうとすると骨が折れるだろうが。

Thanatosには船でしか行けないので船を探す。普通の船便は取り合ってくれないのだが、Black Rootで5万ゴールドで船を売ってくれるそうな。8万ゴールドくらい持っているので買ってもいいのだが、他の手段が用意されているゲームのはずということで調べる。
Isle of Despairでお世話になった船長なら頼れるかなと思ってAshburyに行ってみたら居ない。バグで消えたのかそこらのバーで飲んでるのかと探し回っていたら、Black Rootのバーでしょんぼりしていた。凄腕ギャンブラーにギャンブルで大負けして船を取られたらしい。取り返すにもギャンブルで勝たないと駄目なようだが、Gamblingスキルはさっぱり無いのでFate Pointを使わない限り到底勝てそうにはない。

他に何か無いか船長に聞いてみると幽霊船の話を聞けたのでその場所に行ってみる。なにやら元船長の骸骨がいるが、呪いを解くのと幾つかの頼みをかなえると船をくれてやっても良いと。
Evilを自称していたような気がするのだが、幾つかの頼みはどれも善行のような。実はいい人だったのではと報告すると無事に成仏して船を頂けた。ちなみに装備品がなかなか良いので以下略。

Thanatosに着いたら本を頼りに探索。目的地に到達したのだが、ネタバレが酷すぎて書けない展開に。さらにムービーが入って字幕無しの語りも入るので訳が分からんことに。途中まではVirgilとRavenが絡んで進行がスムーズだったが、居なかったらどうなっていたんだろう。とりあえずArronaxを倒す(本当はもっと違うニュアンスなのだが)にはVendigroth Deviceがいるということで、それがあるらしいVendigroth Wastesに向かう。
あまりに大変な事態だったのでThe Panariiの人達に顛末を話に行ってみたのだが、反応は用意されていなかった。

Vendigroth Wastesの入り口ゲートではHalflingのWeldoが居て、彼からVendigroth Wastesで手がかりになりそうな街のTullaの居場所を聞き出す。本来は頼み事を達成しないと教えてもらえない雰囲気なのだが、説得スキルの所為か特に不要だった。Weldoは仲間にすることもできるのだが、純Thiefといった感じか。Sebastianが居なければ入れても良いかもしれない。

Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura part.7

V:tM Bloodlinesをさわりだけやろうと思ってやってみたが、案の定というかビデオカードのスタックエラー連発でゲームにならん。
This is Bullshit!
最新ドライバだと悪化してるし。買い換えても直る保証がないし、NVIDIAさっさと直せやとしか。全部買い換えるのはまだ半年も経っていないし、経済的にも負担が大きすぎる。

さて、Arcanum。
説明書を見ていたら装備で出てくる略語の説明はあったものの、全部が出ているというわけでもないし、説明不足な感じだなあ。
マジックアイテムは魔法寄りだと”Magick value avaliable”のパーセンテージが上がって(上昇度はアイテム毎に違う)効果の数値の括弧内に書かれた値に影響して効果が高くなる模様。
技術系アイテムの場合は”Aptitude adj to chance of critical failure”の値が、魔法よりの場合上昇してCritical Failureの確率が上昇する感じか?Critical Failureは武器落としたりするので結構辛い。落として自分もNPCも気がつかなくて拾い直してくれなかった場合は無くしてしまったり。使っている武器に必要なスキルが上がると落としにくくなる印象だが、Virgilとかのそういうスキルがあまり上がらないNPCだと随分長い期間を落としてもよい安物武器で過ごしたり。

それから味方の放つ範囲魔法や爆発物はFFしないような。弓矢とか銃とかの射線を取る武器も味方に当たるらしいのだが、Sebastianの銃撃やRavenの射撃は味方に当たっているようには見えない。Unofficial Patchで変更されたか、難易度がModeleteだと大丈夫だったりするんだろうか。

ちなみにメイジ系のNPCは回復系の魔法は連射してくれるのだが、ダメージ系や補助・召還系の魔法は自分より格上のレベルの敵だと使う感じがする。RavenとZ’an Al’urinが魔法を使いまくると、エレメンタルが出たり自身をエレメンタル化したりで画面が賑やかになるのだが、普段はメイジでも殴りに行くのでイマイチだったり。

Caladonでデーモン退治でデーモンを倒して捜査官に報告にいったら戦闘状態になって失敗しまうのは何故だろう。どこかで選択肢間違えたかな。

Wheel ClanでのクエストのIron Clan捜索が一向に進んでいなかったのだが、Caladonの未亡人から鍵を盗んで本を手に入れると所在地が判明した。買い取ることもできるようだが、これまたそれまでの会話の所為か売ってくれなかった。
このケースに限らずクエストでは多くのNPCは会話を上手く進める、買う、頼みを叶えて情報を得る、盗む、殺して奪うなどの複数解が用意されていて、PCが得意な手法を幾つか試せる。それでも駄目な場合は別の機会にということに。
で、そのままIron Clanに行ってみると何かしないと開かなさそうな封をされていて、また振り出しに。

序盤から続いてきたTwin Skullsクエストがようやく終了っぽい雰囲気。雰囲気としているのは本当に終わったのかどうか曖昧なままなので。これはHalf Ogre出生の秘密というか、ArcanumでのHalf OgreはOgreが人間の女性を強姦して生まれているとされているのですが、数的に種族として認知されるほど強姦で出来た子を育てる女性がいるというのは妙ではないですか?という疑問に答えるクエストで、なかなかショッキングな内容でした。達成報告時もなかなか後味が悪くて印象に残る。

さてメインクエストに戻って、ゲーム開始当初からVirgilから聞いていた伝説のNasrudinの遺体の捜索ということで、どこで情報訪ねても大抵はCaladonのTemple of the Panariiに行けと言われるので行く。そりゃそこしかないわな。
First acolyteの偉い人が私は予言のThe Living Oneっぽいよ?と伝えるとVirgilと同じような反応をするのが面白いのだが、この予言はThe Panariiでも疑っている人はいるようだ。その疑っている考古学者の頼みを聞いて(この人にはThe Living Oneかもと言わずに相手に合わせて話を聞いた方が楽に進められるはず)、擦った揉んだの末に南端のCaladonにあるとされていたNasrudinの遺体はThanatosにあるんじゃないかという説が浮上。

同時に見覚えのあるサインとヒントも見つけたので、Saint Mannoxの跡地捜索。簡便な暗号化とパスワードで容易にアクセスできないようにしているつもりなのだろうが、目印があるので直ぐに見つけられるだろう。日記などを見つけてTemple of the Panariiに報告にいくと、貴重なアイテムを幾つか貰う。このアイテムのうちの一つをIron Clanの入り口で使うと見事に開いた。

Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura part.6

本を頼りにDark Elfの集落のT’sen-Angへ。ここでも相当最初の頃のアイテムが必要になる。段々と真相に迫ってきている感じか。

ArcanumのDark ElfはD&DのDrowのようにアライメントはEvilなのだが青黒い漆黒の肌でも無く、ありふれたファンタジーでの褐色の肌というわけでもない。少しだけ浅黒いことは浅黒いのだが、外見はElfとあまり変わりない。
Elfとの明確な違いはゲーム中に語られるのだが、そんなDark ElfとDark Elfとして生まれた自分に思うところのあるZ’an Al’urinが、前向きに話し合うと仲間になってくれることに。説得マスターなのでEvilでも仲間にできるようになってる。名前だけだと分かりにくいが女性です。
Evil寄りなのでドリッズトのような…まではいかないが、ヴィコニアに近いのかも。異分子は常に生まれ出てくるのか。しかもZ’an Al’urinのポートレートとキャラクターのグラフィックは肌の色も外見もまったく普通のElfと同じだ。仲間になるキャラクターのポートレートは主人公のポートレートとは別のユニークなものなので、Dark Elf用のポートレートを描くのが面倒だったとかそういうわけではないと思う。
声も可愛らしいし(そこは関係ないけど)、考え方も一般的なDark Elfとは異なるので、種族って何だ?と考えさせられるNPCです。

T’sen-Angで探していた人物を見つけて話を聞きだして、ようやくBMCの居場所が判明する。帰ろうかと思ったら、長らく追われていた刺客集団の結構偉い人がやってきて会話。正直にかつ知っていることを話すと何やら納得して帰ってくれましたが、多分これはJoachimからのいくつかある情報を得ていないと駄目なのかな。

T’sen-Angから出たら今度はVirgilが話してきて離脱。Virgilがいるときは調べることに抵抗があったのだが、居なくなったので以前にCaladonで得た名前をTarantで調べる。この辺は超絶ネタバレになるので自重。Virgilが隠していた暗い過去を打ち明けて、再び仲間に。

RavenにT’sen-Angで得た情報を報告しに行く。Z’an Al’urinはElfと因縁のあるDark Elfなので、当然ながらQintarraには入れないので外で待たせておく。女王にも一応話しにいくが、Ravenも意味が分からんと言うくらいに相変わらず何を言ってるのかわからん。で、ようやくRavenが仲間として協力してくれることに。喋りが棒読みっぽい(Elfは長寿なので達観していて物事に動じないとも解釈出来るが)のは置いといて、声質もそうだがポートレートもZ’an Al’urinと比較してなにやらお姉さんっぽい。

ここで既に仲間に出来る人数の上限の6人を超えたので、Danteを外して待機中のZ’an Al’urinを入れてみる。Ravenが反対してElfの私かDark Elfの彼女かどちらかにして欲しいと言うが、説得して二人とも連れて行く。さすが説得マスター。Z’an Al’urinの方はこの問答の後にYes?と聞き返してくるだけで、Ravenがいてもいなくてもどっちでもいいというスタンスなのはちょっと面白い。それ用の会話が無いのかもしれないが。

さらにPerrimanを外してWheel ClanのLoghaireにBMCの顛末を報告しに行く。Loghaireは歓迎してくれるがDark ElfのZ’an Al’urinに気がついた途端、はかってくれた喃と豹変する。ArcanumでもDwarfとElfの仲は悪い。Dark Elfは尚更なわけで、予想はしていたのだがここまでとは。
Loghaireも説得しないと駄目なのかなと思っていたら、なんとZ’an Al’urinが名乗り出てLoghaireと話し始めた。そしてZ’an Al’urinが種族と個人に対する鋭い指摘をしてLoghaireを説き伏せてしまった。さすがINT18。ちなみにZ’an Al’urinが200歳、Ravenが277歳、Loghaireは598歳だったりする。がんばれZ’an Al’urin。
ということで、BMCを助けに行く責任があるということでLoghaireも仲間に。

LoghaireはElfのRavenとも仲はあまりよくないはずだが、BMC関連で誤解も解けてLoghaireは申し訳ないと思っていたりするのだろうか、特に言い争いは無かった。

で、種族間での因縁を持つ3つの種族が一つのグループとして共にするようになったわけだが、種族間の偏見や差別を超えたようでなんだか感慨深い。表面だけで実際は険悪な空気になるかもという懸念もあるけどね。

Vampire: The Masquerade – Bloodlines

V:tM Bloodlines買ってしまいました…

本当はsteamのセールが来るまで待つつもりだったのですが、色々と情報を探していたら我慢できなくなった。Troikaのゲームには不思議な魅力がある。

だが多分すぐにはやらないと思う。少なくともArcanumが落ち着いてからか。ToEEもインストールだけはしてあるが、3.5版だしあんまり長くないらしいし、そこまでの覚悟は必要なさそう。

しかしながらこのV:tM Bloodlinesのゲームの画像やら映像を見ていて思ったのは、Sourceエンジンにも関わらずシェーダ時代以前の作り方でのっぺりしているなあというちょっと微妙な印象。アニメーションも作り馴れていないのか、会話中にJeanetteの腕がガクガクとワープしているのも気になってしょうがない。それ以前に作っていたゲームもプリレンダの部分は多いが、実質2Dだし。
そうした不安要素を抱えながらもポチったのは、それ以外の部分に魅力があると信じているわけで…期待しておきます。