多分今年一番聴いた音楽。
Falloutなどでお馴染みのMark Morganだが、Falloutとは異なるnon-ambientな美しく特徴のある曲も作れるのかと驚いた。ゲーム中では、テーマとなる旋律とコード進行をリミックスしたさまざまな曲を幾度も聞くことになるので印象に残る。
ちなみにPlanescape: TormentのBGMは開発途中までは別の人(Lustmord)がコンポーザーだったが、途中でMark Morganに変更してBGMを作り直したようだ。[ソース]Lustmordには悪いが、正解だったと思う。
この名残は少しは残っていて、Trailerで流れているBGMがそうだ。Baldur’s GateやIcewind Daleあたりをインストールした後に強制的に再生されるムービーがこのTrailerなので見たことがある人も多いと思うが、ゲーム中のBGMとは随分と違う。
ゲーム中にこのムービーのカットが使われているシーンは殆ど無い上に、タイトルロゴも微妙に異なっている(Tの字が特に)。
Tormentを初めてプレイするまで、このTrailerの情景やBGMの印象が強く、なにやら陰鬱で禍々しい印象を受けてどんなゲームなのかを想像していたのだが、実際にやってみると随分とギャップを感じた覚えがある。もっとも、一般的なファンタジーRole-playing Gameと比べるといずれにせよ異質ではあるのだが。