Planescape: Torment part.14


Into The Fortress of Regrets.

今までに幾度も話を聞いたとおり、The Fortress of Regretsの内部はNegative EnergyのShadowが大量にいる。しかも無限湧き。
Fighterなら殴り合い、ThiefならStealthで良いと思うが、MageはCloud Killがよく効く。というか、HDがかなり低いのか、Cloud Killだと問答無用で即死させられるのでこれさえあればいい。通常のD&Dの同じSpellとは異なり、範囲も視界内全域の敵で、cast後の演出(一時停止する)後に即時効果。
分断された仲間が次々と殺されていくが、どうすることも出来ず、ただ先に進む。

The Maze of Reflections。ここではpast incanationsが待っていた。

Practical Incarnationは実際家というか、実際転生体か。
以前にThe Fortress of Regretsに到達した(そして全滅した)ことがあるのが彼であり、これまでの冒険で遭遇した事象や取り戻してきた記憶の多く出来事は彼による仕業であるようだ。

  • Dak’konを欺き、助け、Unbroken Cirle of Zerthimonを与えたこと
  • Deionarraを利用したこと
  • Vhailorを幽閉したこと
  • MorteとPillar of Skullsのこと
  • Pharodのこと

他にも様々な過去を聞けるが、mortalityを取り戻すためには、仲間の死をも利用して実利を優先してきたようだ(Morteも以前少し言っていたが)。
また曰く、このMazeから出るには、彼とて意識を委ねskillやknowledgeを与えて蓄積させなくてはならないらしい。そして、Pharodが探していた(というか彼が探すように言ったのだが)Bronze Sphereは、我々のfirst incarnationの記憶が入っているsensory stoneであり、これを開封する方法を探してやろうと言い、融合(marge)を迫ってくる。当然ながらみすみすと取り込まれてしまっては、今のNameless Oneは終わってしまう。

Paranoid Incarnation。
罠を仕込み失われた言語で記述されたjournalをこしらえたり、sensory stoneにこれまた罠を仕込んだりしてきた人物。Nameless Oneを盗人呼ばわりしてくる辺り、あの呪いの手紙も彼が仕組んだものだったのだろう。確かに、Nameless Oneの死んだ後の肉体には別の生命が宿るとも言えるわけで、彼にとっては肉体を奪われたに等しい感覚だったのだろう。
さて、別の生命でありながらそれでも同一人物であり、彼もまた自分であることを認めさせるにはどうするか。

Good Incarnation。
得られることはそれ程多くはない。
数え切れないほどの生き死にを繰り返してきたのにも関わらず、何故このMazeには3人しかいないのか。ということには、我々は死んだ時にその人格の跡を残していていっているが、それらの(特に3人の)人格がNameless Oneの意識の中に存在しているからではないかと見解を示している。
つまり、first incarnationの人格も残っているのではないかと気がついたときに、悟る。彼がそうなのだと。ちなみに、彼はBytopiaでShadowに殺されたと言っていたのだが、嘘だったのだろうか。
何故、immortalとなったのか。それは、他の幾千のincarnationのevilがほんの飛沫に過ぎないような巨悪・大罪を償うためらしい。
他にも聞きたいことが山ほどあるが、それらすべてを言葉で伝え切るには難しいので彼とも融合する道を選ぶ。
最後にGood Incarnationは尋ねる。「これまで経てきた、君の生涯に価値はあったか?」

Torment-GoodIncarnation.jpg

Bronze Sphereを使う。first incarnationの記憶、そのあらゆるregretsを知る。遂に自分の真の名を知る(経験値2,000,000点!)。腕に刻み掘られていたSymbol of Tormentが剥がれ落ちる。

このあたりのことは、何一つ具体的に語られないのだが、それが語られてしまうと、immortalになってまで贖罪しなくてはならないような事柄だったのか、といったスケールが計り知れてしまうので、あえて知らない方がいいのかもしれない。

最終的な能力値はこんな感じに。神にも等しいNameless One。
Constitutionは25ともなると、0.5秒おきにHPが2程度回復していく。

Torment-Sheet.jpg

 

遂に自身のMortality、The Transcendent Oneと対峙。
なんというか、能力値が物を言いすぎるというか、Troikaのゲームのように(Fallout含む)、statsやskillが説得に至る条件を満たしていたとしても、当たり外れのある選択肢を選んでいかないと失敗するということにはならない。つまり能力値が高いと、当たりの選択肢だらけになるので、適当に何を選んでも決着をつけることが出来てしまうのだ。
お陰で、The Transcendent Oneが何言っても、神にも等しい能力値を持ったNameless Oneに言い負かされてしまって、ちょっとアホっぽく感じられるのが残念。

色々と聞きたいこともあるが、やはりこれを問わずにはいられない。

Torment-TTO.jpg

“What can change the nature of a man?”

私は以前、Ravelに向かってこう答えた。
“Nothing can change the nature of a man, Ravel.”
もちろん、確信を持って答えたわけではない。そして、The Transcendent Oneもこう返す。
*NOTHING* CAN CHANGE THE NATURE OF A MAN.

さて、この難題は、抽象的なthe nature of a manをひとまず何と定義するかによって答えが変わりそうである。
physicalityであったり、mentalityな特質であればどうだろうか。biologyなヒトの定義だとするとどうだろうか。philosophyな人間性だとするとどうだろうか。
それぞれの定義において多種多様な答えがあるのかもしれないが、それらを全て内包して言い表すことが出来るとするならば、それは”Karma.(業)”や”Causality.(因果律)”ではないかと私は思う。あらゆる事象が変えうることが出来る可能性があり、”Nothing.”すら内包されるのではないかと思う。

果たして、Nameless Oneがこれまでの冒険を経験して導き出した答えとは。そしてこれから…

Arcanum以来ですかね。英語がもっと理解できるようになったら、またやってみたいと思ったのは。

3件のコメント

  1. アーリーアクセスで楽しんでますが、変わらない面白さがあります。
    Torment: Tides of Numenera
    御興味ありましたら、ぜひ。

  2. もちろんKickstarter backerなので、ベータを遊べる状態です。が、開発中のをやると製品版が楽しめなくなる質のようなので我慢してます。
    ちらっと見た感じだと主人公が刈り上げの割と普通っぽい風貌なのが気になるかなと。

  3. おおお、気付きまけんで!
    確かに、ちょっと今風になってるような…?
    Nameless Oneのあの見た目(古い絵柄とも言う)や、Blood Omen Legacy of Kainの面々が好みな自分としては少々寂しいですが、物語さえ良ければ文句無しです。

    良い製品版になる事を祈ります。

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