Getting Over It with Bennett Foddy #1 Got Over It.


OS上のマウス感度は最大にしているのだが、それよりも圧倒的に感度が低く感じられる鈍さなので、DPI依存(私のマウスは古いのでDPIが低い)のraw inputを使用しているんじゃないかという印象がある。あるいは意図的に鈍くしているか。
なので、いつもの感度なら手首のスナップで済ませられるような動きでも、腕全体とマウスパッド全体を使ってハンマー操作しなくてはならない。疲れるし、慣れないうちは肩が痛くなってくる。逆に、感度が低いことによって繊細な操作は行いやすい。

ハンマーは一対一でマウスに追従した動きでもなく、おっさんの腕の可動範囲的な制約を持ちつつも、体に対して常に相対位置をキープしてくれるわけではなくカーソルの位置を維持しようと動くので、未プレイの状態で想像するよりも操作性はずっと劣悪に感じられる。ゆえに、難易度は高い。

失敗して遙か地表に落とされてもひたすらに諦めない忍耐力と、どうやったら先に進めるかを考える洞察力、ミスをしたときの咄嗟の判断力、それらを実行するハンマー捌きが要求される。
ふと、落とされたときに以前苦戦した地点をあっさりと超えられるようになっていたりすることで、腕前の上達を実感できる。一般に難所と呼ばれるような場所は、何時まで経っても難しかったりもするが、それでも以前ほど苦戦はしないはずだ。

苦労が報われてクリア出来ると、このゲーム独特の解放感が味わえた。Steam時間上で9時間ほど。
私のPCの場合、ガベージコレクションが走っているかのような Stuttering (引っかかり)が結構な頻度で不定期に発生して、難易度が底上げされていたのが大変であった。これが発生したときにハンマーを動かしていると、瞬間的に大きくハンマーが動くので、それが地面や壁に当たったりすると、その勢いで予期しない方向に吹っ飛ばされるのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です