Steam Summer Camp Sale 2012

積みゲー消化月間。
セールで買ったゲームのうち、一部の雑多なインプレッション。
まだまだあるので続くかも。

 

The Baconing

XBLAあたりのPC版なのだろうか、凡庸なH&S?無理してやるよりも、Torchlightなりやった方がいい。
いきなりそれかい。

 

Beyond Good and Evil

古めのゲームなのでやや操作性にクセがある。一昔前の洋ゲーでよく見られたように、キャラクターのデフォルメも非常にクセがある。これがなんだか懐かしい。

最近あまり見かけなくなったような独特な世界であるにも関わらず、ゲーム内では長々と語らずシンプルにテンポのよいカットシーンで済ませている分、ゲームを始める前にManualを読んでおかないと背景がよく分からない。
といっても、ManualのStoryにあたる箇所は数行であるが。
主人公のJadeは不思議な過去を持つリポーターで、その傍ら孤児院を切り盛りしている。世界ではDomZという未知の敵の脅威にさらされており、Alpha Sectionというきな臭い部隊が防衛をしている。
この争いの最中に、Jadeが巻き込まれていくというもの。

“Your best weapons are your camera.”とManualあるように、bestは言い過ぎだと思うがカメラが結構活躍する。
地図の看板が見つかったらカメラで撮影してマップとして利用できるようになったりする。当たり前なことではあるが、ゲームだとこういうギミックは忘れられがちである。BioShockとかね。

BGE-Peyj.jpg

相棒が「ブタ」というのも良い感じ。

BGMも良いので、サントラ目当てに本来買う予定だったGOG版も買うかもしれない。

 

Divinity 2: Flames of Vengeance

Ego Draconisのリリース後にエンディングの評判を受けて、この拡張を作ったのだろうか?はじめからそうするつもりだったのだろうか?前者ならば、もうちょっとEgo Draconisをちゃんとしようよ。後者なら、プレイヤーが失望しないようにさっさとアナウンスしておこうよ。

レベルは35から。相変わらずMeleeが終わっているバランスなのだろうか?Ego Draconisと同じく弓ビルドで開始。

「復讐の炎」とやらはどこへやら、街を行ったり来たりしてお使いに終始している。早く街から出て、Ego Draconisであんなことをしてくれた憎き野郎を蹴散らしたいのに。
Ghostと一緒に劇をしとる場合か!そういったユーモアもDivinityシリーズの売りでもあるんだけれど…

あと、かのTowerの従者の面子が自分の選んだ人々と違う。セーブデータの引き継ぎはないので当たり前だが。特に、”Back for more.”と迎えてくれるskill trainerのお姉さんが気に入っていたのに、男になっとる。ショック。

 

EDGE

入力加減が自分で想定しているものとは異なるというか、心地よく思った通りに動かすことが難しい。
死因の大半は、キーの押し加減が微妙にずれていることによる移動しすぎか移動しなさ過ぎによる落下死か、予測できない動きをする床による理不尽な落下死だろう。

 

Lone Servivor

old schoolなゲームを意識していて、低解像度なリソースを無理矢理引き延ばしていて目が疲れる。サイズの小さな画像だと伝わりにくいが。
これは引き延ばし時にリニアサンプリングをしていて、その中間色で眠くなっている所為でもあるので、ポイントサンプリングだとマシになりそうに思える。だが、そうした場合はキャラクターなどが動くと、サンプリングの具合で生じるエイリアシングが不快になるだろうか。
フォントくらいはもうちょっと読みやすくてもよかったんじゃないか。

LoneSurvivor-dot.jpg

セル状にノイズが入るフィルタや、明滅が激しいのも目に優しくない。
海外(特にはindie)はこういうポケモンショック的な部分に気を遣われていないし、気を遣う必要も無いのだろう。遊ぶ側にとってはたまらん。

BGMは雰囲気があっていいが、敵のグラフィックが人形みたいでイマイチ怖くない。こちらを発見すると機関車みたいな音を立てるのもちょっと笑える。

 

RAGE

あのIdがFallout 3の二番煎じみたいな、いかにもな演出を入れているのが微妙だ…

ぱっと見は綺麗なのだが、小物のテクスチャは結構荒い。
環境マッピングがリアルタイムにレンダリングしていない静的なものなので、車は走れど金属などの反射物の写り込みは一切変化せず違和感ありあり。結構広いフィールドを、車やバイクで疾走するゲームでこれは痛い。ビジュアルに凝ろうとしている割にはこういうところがなあ。
あとGeForceでも、高解像度テクスチャの貼り遅れが目立つ。

なにより気になるのが、その辺にいるキャラクターのアニメーションが手付けでcartoonっぽく誇張されていること。古臭いし、どちらかというとリアル寄りの絵に合っておらず、不気味だ。なんでMoCapしなかったん。こういう動きはBeyond Good and Evilみたいなデフォルメされたキャラクターにしか合わないと思うのだが…
一方、敵キャラクターとなると、滑らかな動きで接近してきて良い感じなのにね。

 

Saints Row: The Third

新規購入はDLCのみ。

SaintsRowTheThird-DLC.jpg

ついでに髪切ってみました。というか、まともな髪型とまともな服を売ってくれ。
髪型はネタ系以外は数種類しかまともなのがないぞ。

なんだかSimsみたいな注文だが、カスタマイズしたお気に入りのボスで、滅茶苦茶なことをやってまわるのもGTA 4では出来ない醍醐味の一つなのである。

 

SpaceChem

動画などを見ただけだと、何を意味している分からないので取っつきにくいのだが、実際に手順を追って試行してみると問題ないと思う。

SpaceChem-Pipeline.jpg

ロジカルなパズルというか、シーケンシャルなロジックを組むあたりはプログラムと似ている。
難しくなってくると配線でぐちゃぐちゃになってしまう点は(スパゲティコードを日頃書いている人でない限り)異なるが、いかにエレガントな組み方が出来るかどうか、より少ない命令数とクロック数で動かせないかどうか、追求しがいがある。

さらにRedとBlueのスレッド(あえてこう呼ぼう)を2つを駆使するので、なかなか奥が深い。
同期制御はとれるものの、排他制御の類が無いのは物足りないか、あるいは救いなのだろうか。ゲームを進めると段々使うことが出来る命令が追加されて、それに含まれていたりするかも知れないが。
片方のスレッドのみに処理を偏らせると、必要処理時間が伸びやすい。両方のスレッドを無駄なく使いたい所だが、それにより命令数が増えたり、逆に同期待ちの無駄な時間が増えたりするのも悩ましいところである。

ゲームが少し進行して、前述のスレッド処理(ゲーム中ではパイプラインと呼ぶようだが)を複数連結して扱うようになってくると、今時のメニーコアCPUをデフォルメしたような動作になり、さらに複雑さは増してくる。
入力を受け取るにも、まず前のコアによる出力を待つ時間が必要になってくるので、より入力待機時間や同期待機時間の少ない効率的な処理系を目指すとなると、相当なやりがいがあるだろう。

 

Torchlight

普段はあまりやらないが、この手のDiablo系のH&Sをやる度に気になるのが、なぜ移動キーとプライマリの攻撃キーが同じボタン(普通は左クリック)にアサインされているのかと言うことである。攻撃指定をしようとしてミスクリックによる無駄な移動がイライラする。時には無駄なダメージを被ってしまう。
Shift押しながらクリックでその場で攻撃できる?そんなのよりも、最初からそれぞれ別のキーに割り振った方がいいんじゃない?でかいのに有効活用されていないSpaceとか。
このクリックで移動して、同じクリックで攻撃という操作方法が定着しているということは、長年に渡って既にあらゆるキーアサインが試されているものの、どれもイマイチでこのアサインに落ち着いた…ということなのかもしれないが。

あと、ショートカットキーに0-9全部を使おうとするのが困る。そんなに離れていたらとっさに押せないだろ?
こればかりはキーアサインを変更した方が良さそうな気がする。QWER,ASDF,ZXCV,Spaceあたりに並び替えておくと無駄がないようだが、何故かFキーに割り当てても無効なのであった。

Normalはヌルすぎて死ぬ気がしない。ポーションが一切必要の無く、倉庫の肥やしと化しているのでHardでやりなおし。これまたあまりポーションを使う機会が無いのだが。インベントリや倉庫を圧迫する。
そもそもDiablo系は大抵そうだが、一度に持ち運んだり管理できるアイテムが少なすぎると思う。例外的なDivine Divinityみたいに大量に(ベッドすら)持ち運びたいよ。
Torchlightでは、その分ペットことpack muleが頑張ってくれるわけだが、それでも厳しい。

Hardで死ぬ要因はというと、宝箱の罠でホーミングの矢が複数飛んできて1000以上を連続して食らって事実上即死なやつ。今のところ全てこれだが、罠の検知や解除が出来ずどうにもならないのが萎える。

 

Trine 2

相変わらず絵作りは見事だし、その環境を利用したギミックが盛り込まれた。

trine2-env.jpg

前作でも感じたが、やっぱりKnightはいらないよなあ。特徴的なのはハンマーで一部のオブジェクトを破壊できるくらい?
シールドはWizardのオブジェクトを駆使して防ぐデザインにすればいい。前作のオブジェクトをつかんで投げ飛ばすと言うのは今のところ出来ないようだが、あれはWizardでも似たようなことが出来るし。

Knightを無くして戦闘頻度を減らして、もっとパズル寄りにした方がいいとは個人的に思うが、ThiefとWizardの二人だけだと締まりが悪く、キャラクターを変更する意味が薄いか。
いっそのことグラップルを持ったWizardだけでも成り立ちそうだし、必要な仲間が死んで進めにくい→必須の場所には回復ポイントがあるみたいなのも無くせそうだ。

とはいえ、2ではネットワークを使ったマルチも可能になったので、これを遊ぶのならばキャラクターは2,3人は居た方がいいだろう(一緒に遊ぶ人は居ないが)。それでも、Knightは戦闘時以外は割と暇になると思う。

また、前作であったのかどうかは覚えていないが、Thiefは壁登りのようなジャンプが出来るようになった。
結構重要というか、これを駆使したジャンプが出来ると、登りにくい場所も難なく行けたりするのが有り難い。

 

Waveform

マウスをドラッグして波形の周期と振幅を変えて、それを辿る円にそこら辺に散らばった球を回収させる。
それだけ。

 

World of Goo

どうでもいい部分だが、看板の体をしているのにメッセージ書きすぎだろ。1枚の看板に何枚分のメッセージが書かれているんだ?
看板ではなく、本とかの別の見た目にするべきだろう。

Star Wars: Knights of the Old Republic part.3

戦闘中または戦闘後に動けなくなるバグはVSyncを有効にすることで改善された。完全に解消されるというわけではないようだが、ほぼ問題ない。
交戦中にDisengageを押さなくとも動けるようになったが、これもバグだったのか。

この戦闘時の移動の主な使い道はというと、Meleeキャラがもたつかないように適切に移動させてやったり、Rangedキャラが敵の目の前で撃ち始めて余計な反撃を食らわないようにしてやったりすることである。大分マシにはなったものの、やはり三人同時に動かせないので、誰か動かしている間に他の奴が変なところに行って攻撃し始めて、そいつを抑えに操作したら今度は他の奴が…という馬鹿げた繰り返しも起こるわけで。
なんだかVampire: The Masquerade – Redemptionを思い出す。あれはポーズすら出来ない上に、これよりもAIが酷い超脳筋の仲間で、敵を検知する範囲も無駄に広いので救いようが無かった。

しかしながら、同じ顔、同じ服装ばかりで区別がつかんぞ。何が起こっているのか分かりにくすぎる。さっきあそこに居た人でしたっけ?と思ったら別人というケースがかなり多い。
カットシーンの無いmobキャラ以外にも、クエストで絡んでくる人も同じ顔ばかりだったりする。

さらに英語を喋らない異星人は、どうもVoice Actor別に数種類のパターンの音声しかないようだ。字幕では違うことを言っているのに、全く同じ音声が使われてることに気がついて萎える。
まあ、これはお金をかけて沢山収録しても割に合わない部分なので気持ちは分かるが。
オリジナルのゲームならば、別の箇所で使われている英語の台詞を逆再生して、フィルタをかけたり、切り貼りしたりすれば、比較的楽にバリエーションを稼げるのだろうけれど、Star Warsとなると映画でもばっちり喋っているはずなので、それは出来ないのだろう。

 

swkotor-ShipBattle.jpg

マウスだとsensibilityがかなり低くてやりにくい…

 

ロードなどのやり直しの時間は含めずに9時間ほどプレイして、Tarisを脱出して(やってることは完全に強奪なのだが、いいのか?)、やっとこさJediとやらになれるようだ。
他人の部屋の鍵をこじ開けて押し入って、棚を漁る人物がJediのLight Sideを目指すだって?
通行料せびっってくる厚かましい乞食に過剰な施しを与えるとLight Sideってのもなんだか納得いかない。アバタールみたいだが、文化の違いかね。
Dark Sideにあたる行為はなんだか小悪党というかチンピラみたいなのだが、Evilにしてもそんな器の小さいようなことではないしょう?

ここでようやくJediの偉い人にRevanとMalak(中の人はSarevokだそうな。いかにも。)を阻止せよと告げられて、やっとゲームにおける主な使命が見えてきたところなのだろうか。Bastilaを救出して、それでどうするの?という目的がよく分からないまま、長々とTarisを彷徨っていた所為だろうか、何だか他人事のようで実感が薄いし動機が弱い。
Sithのケツを蹴っとばして銀河を救う、あるいはDark Sideならばその逆、という予想はなんとなく付いていたのだが、それっぽいのが今になって提示されるわけである。
前身にあたるNeverwinter Nightsならば、開始していきなりそういう事件があるし、後継作のMass Effectでも、Eden Primeで想定以上の事件に巻き込まれて、何だかよく分からんがやるならやらねばという感じになるのだが、これにそういうのは無かった。
実は、オープニングのSithの襲撃にそういう類の意味があったのだろうか?Republicの転覆なり征服なりを狙うSithなのだから、Republicの軍との小競り合いは茶飯事なのでは?
それともStar Warsファンならば、Jediになるということが(少なくとも私よりも)大きな魅力として感じるため、それと共に与えられる使命も崇高なものとして映るのだろうか。

ちなみに偉い人はPadawan Bastilaとか言っていたが、彼女はそんなに身分が低かったのか。Revanを倒すという功績をあげても駄目とか厳しいねえ。
曖昧に言うならばどうやらPCとは特別な関係なようで、師弟関係となるため、今後は少なくともKnightになるはずである(流石に少しは勉強した)。

 

swkotor-Lightsaber.jpg

しかし、このJediになるというのはゲーム的には中々曲者である。
実際にBastilaのsheetを見るまで、ゲーム内のデザインとしてどう落とし込まれているのかよく分からないままなので、PCどのようにして育てていくべきか見えず、最初の作成やレベルアップに手をつけにくい。
Jedi classにも通常のclassと同様3種類あって選ぶことができるのだが、これらはprestige classみたいなものかと思いきや、BastilaはJedi Sentinelのシングルクラスである。しかしながら、実際にPCがJediとなった場合は、強制的なマルチクラスとなり、以後は選択したJedi classが成長していくようだ。

まだ成り立てなので不明であるが、JediになったらLightsaberを使ってなんぼ、という調整がされているのであれば、さらに厄介である。そして今のところはそういう雰囲気であり、Lightsaberは強力だ。なんせ通常武器と倍くらいDamageに差がある。
そうなると今まで取ってきた銃関係のfeatsは全て無駄になると言うことである。最初にそれを危惧して、銃を使いながらも、Meleeに転向できるような潰しの効くfeatsを今まで取得していたが、これは功を奏しているように思われる。

またTo Hitに関係するAbility ScoreはD&D3Eと同じく、Melee weaponはStrengthが適用されて、Ranged weaponにはDexterityが適用されるが、LightsaberはいわゆるWeapon Finesse(StrengthかDexterityのどちらか高い方がTo Hitに適用される)付きである。
これまでRanged中心の戦い方をしていた場合でもAbilityがゴミにならないのは幸いであるが、非常に大事なことであるにも関わらず、Manualにもゲーム内のdescriptionにも何処にも書かれていないようである。どこかにあったかもしれない説明を見落としていなければ。
Lightsaberのdescriptionには”weightless”と書かれているので、D&D3Eを知っていて察しのいい人は予想がつくのか?
このことが分かるのはBastilaが仲間になって、彼女のsheetを見てStrengthよりもDexterityが高く、Lightsaber装備時にDexterityの修正値がTo Hitに適用されているのを見て、初めて理解出来るのである。しかし、手に入る最初のLightsaberはDouble-Bladeなので、1本でもTwo Weapon Fighting扱いとなり、このペナルティとfeatsによる修正値が付くのでぱっと見では分からないようになっている。試しに他のMeleeやRangedを二つ持たせてLightsaberとのTo Hitを比較すると分かりやすいだろう。

尚、Manualの嘘の説明を見てさらに混乱することであろう。以下、Manualより抜粋。

Strength (Str): Represents physical power. A high Strength adds modifiers to melee damage and chance to hit, which is important for characters who use close-combat weapons (vibroblades, lightsabers).

Dexterity (Dex): Represents agility and reflexes. A high Dexterity adds modifiers to ranged attack rolls (blasters) and increases a character’s Defense rating, making them harder to hit.

あと、Star Warsの設定的にJediは圧倒的に強いはずであるが、Jediになれないfollowerは用無しになってしまうのかどうかも気になるところである。とりあえず、Jedi Healが効かないDroid系は用済みになりそうだ。

Vampire: The Masquerade – Bloodlines Patches and Overhaul mods

filefrontの日本IP規制のお陰で(元はと言えば日本人の一部のクズが悪いのだが)、軒並みファイルをダウンロードすることが出来ないので、各種Unofficial Patchなどを入手することが厳しい状態です。proxy等を使ったダウンロードも、容量が数百Mとなるため現実的ではありません。初期のOfficial Patchのみの適用段階では、まともにプレイすることは困難でしょう。
そこで、代替手段としてfilefrontを利用していないpatchやoverhaul modを紹介します。

ModDBにあるmodは、普通にダウンロードを行おうとするとfilefrontからとなり、ダウンロード出来ません。しかしながら、ModDBのユーザ登録を行うことでModDBサーバからダウンロードを行えるようになります。

 

おことわり。
Unofficial Patch Plusをはじめとするoverhaul modの多くは、やたらと難易度を上昇させたがる傾向にあり、初回プレイにはお勧めしません。個人的にもあまり好きではありません。面白さと難しさは、必ずしもイコールではないので。そういう立場からの紹介となります。
また、overhaul modはUnofficial Patchをベースとしているものが殆どなので、これに含まれた改悪要素も、そのまま組み込まれています。特にオープニングのカットシーンが酷いのと、キャラクター作成時にポイントを割り振った状態でBackgroundを変更するとバグるのが問題。

 

True Patch Gold Edition

version: HOTFIX #6 August 14, 2011

サイトではアダルトコンテンツ(ヌードmod)も扱っているため、閲覧注意。

True v5.04ATの最新版。
例によってバグ修正のみに留まり、Unofficial Patchをはじめとする各種大型modのようなoverhaulは行われていない。
変更点を読むと分かるが、v5.04ATとは異なりengine.dllにも修正が適用済みなのでWindows 7でもそのまま動くかもしれない(未確認)。64bit用のパッチは適用されていない可能性がある。
一方でWindows XP SP3では起動はするものの、タイトルメニューで何も表示されず。engine.dll.bakを利用するようにリネームすると動作した。

 

Camarilla Edition

version: 1.5.1

Unofficial Patch Plus 7.8をベースとしたoverhaul mod。
細かいところまで手が加えられているが、大きく影響しそうなのはbloodの消費とDisciplinesの効果の変更とだろうか。
bloodは何もしないでも少しずつ消費されていくようになっている。
Disciplinesは、強烈なDominateのSuisideやそれに似た効果のDisciplineが、全く別の効果に置き換わっている。この辺りは弱体化と言ってもいいような変更なので、特に戦闘が不利なVentrueはさらに苦戦を強いられるのではなかろうか。
しかしながら、効く敵にはべらぼうに強いThaumaturgyのPurgeは変更されていない。

 

The Final Nights

version: 1.1

Features
Camarilla Edition 1.2の要素が全て入っているほか、システム面にも相当な変更が加えられている。
すぐに分かるのはClanが丸ごと全て差し変わっていることだろう(外観はretextureされた既存のもの)。オリジナルのBloodlinesで登場はしなかったものの、P&PのVampire: The Masqueradeで存在しているClanが使えるようになっている。Disciplinesも、それに合わせて全く異なるものになっている。

 

Clan Quest Mod

version: 3.1

Highlights
Unofficial Patch 7.9がベース。BasicとPlusの選択が可能。
セミプロのVoice Actorを使った凝ったオリジナル要素もあるが(まだそこまで試していない)、他のmodも数多く取り込んでいて、それらをinstall時に選択することが出来る。これにはCamarilla Edition 1.4も含まれている。

といっても、最初はよく分からない項目ばかりだと思うので、RecommandからUnofficial PatchのBasicかPlusを選んだものか、最小構成で十分だと思う。特にPCの外観を変更するものは、出来が良いとは言い難いものが多いのでお勧めしない。
上書きinstallを行い要素を追加することは出来るのだが、uninstallは出来ないので削除は困難を極める。バックアップを取って少しずつ足してみると良いだろう。

また、planet-vampire.netにアップロードされているファイルは本来900M近いはずの容量が数十Mしかなく、破損しているので注意。ModDBからなら問題ない。

 

関連:Vampire: The Masquerade – Bloodlines Unofficial Patches

Star Wars: Knights of the Old Republic part.2

バグっぽい挙動

  • レベルアップ時に貰えるskill pointが減る場合がある。再起動すると直るようだが…
  • 非戦闘中でも偶にStealthボタンが表示されず、その状態にできなくなる。
    またバグではないが、Stealthにする際に毎回Solo mode(残りのキャラクターがついてこない状態)にするかどうか訪ねてくるのがうざい。Solo modeにしない限りStealthできないのに。
  • 高確率で戦闘後に操作していたキャラクターが固まって動けなくなる。他のキャラクターを操作して進めるか、次の戦闘を挟んだり、セーブしてロードし直したりすると動けるようになるのだが、不便すぎる。
  • 戦闘中にDisengageで交戦状態を解除しても動けない場合がある。そもそもなんで交戦中は動けないで棒立ちなんだよ。

ということで戦闘はNWNの脳筋classを操作するのと大差無く、基本的に見ているだけの殴り合いまたは撃ち合いになる。攻撃対象を指定すると、プレイヤーの望むかどうかは関係なく適当に位置取りして交戦状態になる。この間はプレイヤーの操作によってキャラクターの位置を動かすことは出来ない。
目の前で貼り付いて突っ立ったまま撃ち合っている姿は、非常にマヌケである。
これまたどんだけ銃の精度が悪いんだ?と思うようなくらいに、明後日の方向に弾が飛んで行ってたりするのがまたねえ…さらに時々体を反らして銃弾を避けるし。現代の物理的な弾丸を撃つ銃と比べると、なんだかオモチャのようである。

幸いにもPC以外のfollowerも選択して操作することはできるのだが、それでも大したことは出来ないし、3人を同時に動かすことも出来ない。取得featsが増えてくると、また印象が変わってくるのかも知れないが。
そもそも、followerを選択するには左下の顔のアイコンをクリックする以外の方法が無いのが面倒臭い。なんでショートカットキーが無いんだ?XBOXベースのゲームだとしても、きっと「次のキャラクター/前のキャラクター」などとボタンで選べるのでしょう?

堅そうな、柔そうな敵に合わせてポチポチと特殊攻撃を指定することもあるが、その戦術による差はあまり実感出来ず、結局の所はダイスロール次第で勝てるかどうかが決まってしまうような印象である。
今のところ一番有効そうな戦術は、Disengageを駆使して、敵がrangedを持っていたら近寄ってmeleeに持ち替えさせて、meleeになったら離れてrangedに持ち替えさせて、と繰り返してその間に味方が撃ちまくるという。機会攻撃があるのかどうかは知らないが、いいのかそれで。
しかしながら、前述のバグの所為でこれすらも満足にできない場合も多い。

あと、Levelを上げたら、上げていないキャラクターも露骨に被ダメージが減って楽になった気がする。HPとかBAB以外にも何かしらの補正が働いていたりするのだろうか?

 

swkotor-Prison.jpg

Bastilaは宇宙船を脱出した後に不時着先で捕らえられていて、まずは彼女を助けるためにPC達は奔走することになる。

しかし素人をswoop raceに出場させるのは、どんな屁理屈をこねても無理があると思うのだが…要するに人柱らしいが、断ることは出来ないのであった。
Episode 1のようなレース(これも見たことないが、当時の宣伝で短いカットは結構見かけた気がする)を想像していたのだが、観客も何も無いこぢんまりとした寂しいタイムアタックレースでしたとさ。

さあ助けたぞ!と思ったら、想像していたようなのとは随分と異なる反応をされる。
彼女は捕らわれのお姫様ではないのだ。Jedi Knightとしてのプライドがあるのだろうか、ただの高慢ちきではないはずである。と、思いたい。
さっさと宇宙船から脱出したことも込みで、戦闘に長けているだけでリーダーシップが無いんだよ、とCarthに突っ込まれていたが、全くその通りである。またそれに同意をする選択肢も用意されている。しかしながら、あっさりとそれを認める度量もあるようだ。
だが捕らわれたことに関しては、自分で何とか出来ていましたからの一点張りのようだが。疲弊しきっていて、とてもそうは見えなかったのに。

ちなみに、このCarthというのは共に宇宙船を脱出した操縦士?(かつSoldier)のfollowerである。上官に対してなんてこと、という反応も選択肢次第ではある。
なにやら妙に彼の声に聞き覚えがあると思ったら、Mass EffectのKaidan Alenko役のRaphael Sbargeである。

Bastilaの方はというと、これまたMass EffectのFemale Shepard役のJennifer Haleである。Baldur’s GateのDynaheirや、Planescape: TormentのFall-from-Grace, Deionarraでもあるらしいが、全然分からなかった…
Bastilaは全体的に淡々と喋るキャラクターっぽいが、ネイティブにとってはどう聞こえるのだろうか。”You cannot win, —.”というムービー中の台詞は、状況的に棒読み過ぎないか?他のタイトルのキャラクターではちゃんと演技出来ていたと記憶しているので、レコーディング時に場面の状況が伝わりきっていなかったのだろうか。

しかしながら、この後の進行は恐喝(要Persuade skill)でタダにしてもらわないかぎり、大金を支払わないと進められないようなのだが、散財していたら詰まらないのだろうか。一応稼いでくれと言わんばかりのduelが用意されている。しかし、それでも足りなかったり使い果たしたりした場合は、あのとってつけたようなミニゲームで稼がなくては駄目なのだろうか?

Star Wars: Knights of the Old Republic part.1

d20 systemというよりは、そのまんまD&Dか。感覚としてはStar Warsの皮を被ったNeverwinter NightsのModuleをプレイしている印象。
Mass Effectから見ると様々な面でお粗末なのだが、当時のNeverwinter Nightsから見ると格段に進歩しているのだろう、恐らくは。あと一般的にはStar Wars補正付き。

始めに断っておくが、私は映画をあまり見ないのだが、Star Warsもその例外ではない。
一応両親が映画好きであるため、数十年前にそれを見た可能性はあるが、見た記憶は無い。そのためForceがどうだの、Jediがどうだのの有名どころの用語や世界設定については漠然とは分かるものの、詳しいところについては何も分からないと言ってよい。
なので、おのずと盛大に勘違いをする可能性があります。あしからず。

とりあえず何もかもが分からないことだらけなので、Mass EffectのようにCodexで事細かに解説して欲しいのだが、恐らくこのゲームを手に取る多くの人はそんなものは不要だったりするのだろうか。
Sithって何?とかごく当たり前そうなことをゲーム中に聞けるのは助かるが(頭打ったのか?とか言われながらも教えてくれる)、speciesなどに関してはとんと説明を見かけないのが中々厳しい。その辺は頻出する名詞と話の雰囲気から察するしかないのだが、滅多に語られることのない各種speciesの背景や生態などについてはよく分からんんままである。

異星人は大抵あちらの言語を喋っている。それ自体は良いのだが、何故主人公はそれを理解できているのだろうか?Mass Effectではリアルタイムの翻訳機か何かを通しているとかいう設定だったと思うのだが、Star Warsにおいては皆が皆、相手の言語を理解出来ているわけではなかったりするようなので(マイナーな言語に対して受け答えして、この言葉が分かるの?と言っているシーンがあった)、単にマルチリンガルなのだろうか。
どうでもいいけれど、英語圏からでっち上げた架空の言語って大体似たような言語になるのね。The SimsやThe Longest Journeyでもそういうのがあるが、それと調子が似ている。多分他の国の言語を意識して作るとまた別の調子になるのだろう。FUNCOMはノルウェーなので、母国語版となるとまた違った調子の喋りをしているのかも、と予想できるわけだ。

だが、Droidの発するbeep音だけは理解出来ない。PCは文字通り、私はその必要性が。大勢が理解出来ない複雑な意思疎通音(非言語)なんて、暗号目的でもない限りそれを発するだけの意味が無いんじゃないか?
今時の洗濯機のbeep音の方が理解しやすいぞ。

 

swkotor-Jersey.jpg

服装は果てしなくダサイ。皆、全身タイツですらなく色の悪いジャージである。原典が古いので仕方がないとはいえ、なんとかならなかったのだろうか。
Jedi Knightが出てくるようになってくると、Robeになってくるとは思うのだが。

 

You must gather your party before venturing forth.

swkotor-YMGYPBVF.jpg

このゲームでもこんなこと言われるとは思っていなかったので、笑ってしまった。stealthがあるので、単独で進まれないようにする相変わらずの防止策だろうか。
なにやらfollowerが地形に引っかかって動けなくなってしまい自動追尾できなくなり、これが発生するらしい。いつもは時々ワープしてPCの側に沸くことがあるのだが、引っかかっている場合に限っては何故かそうならないようだ。詰まっているキャラクターを選択すると自動で走って追いつこうとするのだが、向こう側で待機している連中まで合流しようと動いてしまい、目的地から離れてしまってこれまた嫌な感じだ。

 

swkotor-Bastila.jpg

とりあえずBastilaを探すことになるが、名前をBalistaに見間違えて困る。
アートでも美人ですが(パッケージの女性が彼女だ)、ポリゴンモデルはそれよりも若々しい印象を受けますね。海外ではかなり珍しいことだと思う。これに限らず、仲間になる女性NPCは今のところ皆可愛らしい。なんてことだ。
ムックはいるが、ゴリラかサルはPCだけである。一応PC用にmale head packを入れてまともそうなのを選んでみてはいるが、デフォルトで用意されているものはmobキャラみたいに酷い。

swkotor-Mission.jpg

そうではなくて!
Bastilaは、PCがゲーム開始時に乗船していた宇宙船の中でも重要なポジションの人(Commander Officer, Jedi Knight)のようだが、状況から判断する限りでは船が襲撃を受けてから早い段階でpodで脱出したような雰囲気なのはどうなんだ。こういうときは、ギリギリまで指揮を執るもんじゃないのかい?それこそCommander Shepardのように。
ちなみに、PCは一番最後に残ったpodで脱出した。