PC Game Postmortem 2012

2012年に私がプレイしたゲームを振り返る。
今年は割と細かくメモしておいたので、殆ど漏れは無いと思う。
ジャンルは独断による適当。* は未クリア。

Role-playing game

  • Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura
    もっと英語が出来るようになったらまたやってみたかったゲームの一つ。ということでteckyでリプレイ。Telepotationはやっぱり便利。是非遊んでみて下さい。
  • Baldur’s Gate: Enhanced Edition *
    ひたすらに作りが雑。二ヶ月延期したが、それでも全然間に合わなくて無理矢理発売した、といったところなのだろうか。力不足感が漂う。とにかくbugとglitchが山のようにある。どの辺がEnhanced Editionなんだろうかとしばしば疑問に思う。
    流石に元が元だけに面白いんだけれどねえ。
  • Beyond Divinity *
    二人同時操作がすげー面倒臭くていまいちやる気が起こらないのだが、どうにも自動でついてきてくれるとかそういうのは無いらしい?
  • Divinity 2: Flames of Vengeance *
    なかなか街の外に出られないうちにモチベーションが下がる。
  • The Elder Scrolls 5: Skyrim *
    Mod作ったり、本編クリアしてThiefキャラ作ってDawnguardを少々。
    お陰様で延べダウンロード数が15,600 (Unique 8,800) を超えたようです。有り難いことです。
    ここだけの話、シャウトを当てない限り自分も脱げないように間違えて作っちゃっているけれど(逆に言うとシャウトを複数の対象に当てるたびに自分にも脱衣効果が発生している)、直すのが面倒で放置しているという。
  • Inquisitor *
    開口一番「ハゲか坊主しかいねえ」
    ちょっとやった印象では結構シビアなバランスのようなので、マニュアルしっかり読んで試行錯誤しないと駄目そう。
  • Legend of Grimrock
    全体的には悪くはないがSkillのバランスがイマイチ。
    囲まれた時の対処法が欲しかった。突進とか突き飛ばしがあればなあ。
    魔法ももっと欲しかった。ルーンが9個もあるのならば、相当な組み合わせがあるのだがなあ。
  • Mass Effect 3
    蔑称的意味合いのムービーゲーム。
    Shepard=プレイヤーでは無くなってしまった。シリーズを通して素晴らしいゲームではあるが、もっとよく出来たろうにと思う。
  • Mount and Blade: With Fire and Sword *
    タイトルからMount and Bladeを無くすべき。銃器が騎乗戦闘をぶち壊してしまっている。なぜこれを製品化しようと思ったのだろう。
  • Planescape: Torment
    今までプレイしたゲームの中で最も英語が難しく、最も文章量の多かったゲーム。
    メインプロットは思いのほかシンプルなので、文章が難しすぎて話がさっぱり追えないということはない。枝葉の些細な部分の会話にまで光る部分があるのは面白い。その所為で読むのが大変なのだが。話が難解と言われるのも大体はその枝葉の薀蓄の部分である。
    主人公のThe Nameless Oneも例外ではなく、あまりにも強烈な特質を持った捻くれまくった設定(よくあるファンタジーRPGへのアンチテーゼの塊)なので、Role-playingと呼ぶにはやや厳しいのだが、アドベンチャー寄りに楽しめる。
    大半はSigilで過ごすので、PlanescapeのMultiverseを冒険したという感覚は全然無い。数百、数千年単位で生きている不死身の男という割にはスケールはずっと小さい。
  • Sacred 2 Gold *
    H&Sはやっぱりよく分からん。何が面白いのかよく分からなかった。
  • Star Wars: Knights of the Old Republic *
    過大評価されすぎだと思う。世間一般的にはStar Wars補正+10くらいされたゲームなんじゃないか?Star Warsのテーマ曲くらいはLucas Artsに承諾してもらって使用するべきだっただろう。
    一部キャラクターの造型はいいのだが、全体的に醜悪なデザインがとにかく萎える。
  • Torchlight *
    H&Sはやっぱりよく分からん、その2。比較的コンパクトな内容らしいが、それでも20階くらいで飽きてしまった。
  • Underrail *
    まだAlphaなので、良くなっていくのを見守りたい。
  • X3: Terran Conflict *
    じっくりとやる時間が欲しい。とりあえずAuto Driveでの追尾がクソすぎて使いものにならないのを何とかしたい。

 

Action

  • Anomaly Warzone Earth *
    最初のステージが恐ろしく詰まらなくて投げ出してしまった。面白くなるのこれ…
  • The Baconing *
    H&Sなのか?とよく分からんままに駄目だこれと思った次第。
  • Beyond Good and Evil *
    UBIが良かった頃の時代。丁寧に作られている。
  • Dishonored
    もっと遊んでみたいという物足りなさと、ストーリーの物足りなさの両方がある。Powerももう2,3あれば良かったのかも。
  • Just Cause 2 *
    前作と比べるとずっと完成度は上がっているのだが、まだまだ粗い。
  • Lone Servivor *
    ゲームそのものは悪くないと期待したいが、まだまだ最初。
  • Orc Must Die!
    他のTDと違うのはプレイヤーの操る強力なヒーローが居ることだろうか。一般的なActionやShooterのように敵を蹴散らすことも出来る。
    トラップは影牢のようにひたすらコンボを狙うようなものではないものの、あれこれ試しがいがある。
  • Saints Row: The Third
    派手で下品で格好いいという、とにかく突き抜けている。サブミッションは全くやりたくならないのが惜しい。
  • Trine 2
    明らかに一人では解くことが難しい、または普通は解けなさそうなレベルデザインだが、3人バラバラで動けると楽だろうなというcoop向けの仕掛けがいくつかある。シングルプレイヤーには厳しい。この場合一番楽なのはWizardのupgradeで召還できる箱や板の数を増やして力業で解決してしまうことである。いいのかそれで。
  • Waveform *
    もっと掘り下げないと、ずっと変化がなくてつまらない。

Shooter

  • Battlefield 1942
    BF3作った奴はこれを遊んでみました?今やってみるとクソマップやお粗末な部分も結構あるが、それを込みでも雲泥の差。
  • DayZ
    もの凄く荒削りなのだが、黎明期のUltima Onlineのようなカオスさが熱い。相手に悟られないように行動して、辛抱強く索敵して引き金を引くときの緊張感がたまらない。一緒に悪人プレイしてくれる人がいると尚良い。
  • F.E.A.R. 3 *
    1が大好きな身としては辛い。
  • Hard Reset *
    武器の切り替えが大変だが、慣れてくると楽しい。敵の種類がもうちょっと欲しい。
  • Metro 2033
    一本道STALKERにCoDの嫌いな部分を足したような印象…
    最後の最後まで開発者の意図にそぐわない行動を取ると即死というか、何やっていいのかわからん状態で殺されるケースが多すぎる。
  • ORION: Dino Beatdown *
    間違っても買うな。強いて言うならばプロトタイプで作ってみて糞つまらなかったがそのまま発売しちゃったような代物。
  • Rage *
    オープンエンドに見えるが全くそうではない。細い一本道の導線を示して自由に行ってね、と言われてもねえ。この戦闘以外の部分がとにかく苦痛。
  • Serious Sam 3: BFE *
    敵を倒した感覚は良いんだけれど、数匹ずつのまばらにしか敵が出てこないか、やけくそに出てくるか妙に極端。やけくそに多い場合はリロードなどで弱体化した分厳しい。
    特にchapter 2, 4が微妙すぎる。

Strategy

  • XCOM: Enemy Unknown
    初見での序盤は、切り詰められたデザインがマッチしていて楽しめるが、次第に簡素化の弊害ばかりが目立ってしまうのが惜しい。
  • X-COM: UFO Defense *
    ずっと面白いにも関わらずなかなか最後まで続けられない。もっと操作性がよければモチベーションが上がるのだが…と思っていたが、XcomUtilがあるんだった。試してみよう。

Pazzle

  • EDGE *
    個人的にもう少しレスポンスが良い方が好みかなあ。
  • SpaceChem
    いかに優れたゲームであるかはこのblogで語ってきたことであるが、なによりマリアン可愛い。
  • World of Goo *
    もう一捻り欲しい。これから捻ってくるのかもしれないが。

Simulation

  • The Sims 3 with Expansions *
    ようやくNPCがデートに誘ってきてくれるようになった。指定された場所に行ってみたら誰もいない…なんてことが起こったりとまだまだですが。折角家の外には街があるのだから、自発的に外に出かけてくれるきっかけが少しでも出来たのは良い。
    私がSimsに求めるもの(全自動人生体験)に少しだけ近づいたが、まだまだ先は長いし最早古めのゲームになってきたような。

Adventure

  • Dear Esther *
    雰囲気ゲーだが、ひたすらWキーを押しているだけという印象が強い。
  • FATALE
    アーティスティックな方向に寄りすぎてほぼゲームでは無くなってしまった。かといってビジュアルが素晴らしいわけではなく、技術不足が目立つだけである。
  • The Path
    魅せるゲーム。後発のFATALEよりもチープな絵であるが、ずっと魅力的だ。
  • Superbrothers: Sword & Sworcery EP *
    見るからに翻訳の質が低いわけではないのだが、くだけすぎていて雰囲気を台無しにしている。原文も見た限りでは、堅苦しい表現ではないので、こういう方向性にしたのだろうけれど、ドットながらも幻想的なビジュアルと並べると不釣合いと言わざるをえない。
    タッチスクリーンをそのまんまマウスに置き換えただけなので操作性は良くはない。
    どうでもいいことはよく喋る割に、肝心なことは終始説明不足。

Steam Summer Camp Sale 2012

積みゲー消化月間。
セールで買ったゲームのうち、一部の雑多なインプレッション。
まだまだあるので続くかも。

 

The Baconing

XBLAあたりのPC版なのだろうか、凡庸なH&S?無理してやるよりも、Torchlightなりやった方がいい。
いきなりそれかい。

 

Beyond Good and Evil

古めのゲームなのでやや操作性にクセがある。一昔前の洋ゲーでよく見られたように、キャラクターのデフォルメも非常にクセがある。これがなんだか懐かしい。

最近あまり見かけなくなったような独特な世界であるにも関わらず、ゲーム内では長々と語らずシンプルにテンポのよいカットシーンで済ませている分、ゲームを始める前にManualを読んでおかないと背景がよく分からない。
といっても、ManualのStoryにあたる箇所は数行であるが。
主人公のJadeは不思議な過去を持つリポーターで、その傍ら孤児院を切り盛りしている。世界ではDomZという未知の敵の脅威にさらされており、Alpha Sectionというきな臭い部隊が防衛をしている。
この争いの最中に、Jadeが巻き込まれていくというもの。

“Your best weapons are your camera.”とManualあるように、bestは言い過ぎだと思うがカメラが結構活躍する。
地図の看板が見つかったらカメラで撮影してマップとして利用できるようになったりする。当たり前なことではあるが、ゲームだとこういうギミックは忘れられがちである。BioShockとかね。

BGE-Peyj.jpg

相棒が「ブタ」というのも良い感じ。

BGMも良いので、サントラ目当てに本来買う予定だったGOG版も買うかもしれない。

 

Divinity 2: Flames of Vengeance

Ego Draconisのリリース後にエンディングの評判を受けて、この拡張を作ったのだろうか?はじめからそうするつもりだったのだろうか?前者ならば、もうちょっとEgo Draconisをちゃんとしようよ。後者なら、プレイヤーが失望しないようにさっさとアナウンスしておこうよ。

レベルは35から。相変わらずMeleeが終わっているバランスなのだろうか?Ego Draconisと同じく弓ビルドで開始。

「復讐の炎」とやらはどこへやら、街を行ったり来たりしてお使いに終始している。早く街から出て、Ego Draconisであんなことをしてくれた憎き野郎を蹴散らしたいのに。
Ghostと一緒に劇をしとる場合か!そういったユーモアもDivinityシリーズの売りでもあるんだけれど…

あと、かのTowerの従者の面子が自分の選んだ人々と違う。セーブデータの引き継ぎはないので当たり前だが。特に、”Back for more.”と迎えてくれるskill trainerのお姉さんが気に入っていたのに、男になっとる。ショック。

 

EDGE

入力加減が自分で想定しているものとは異なるというか、心地よく思った通りに動かすことが難しい。
死因の大半は、キーの押し加減が微妙にずれていることによる移動しすぎか移動しなさ過ぎによる落下死か、予測できない動きをする床による理不尽な落下死だろう。

 

Lone Servivor

old schoolなゲームを意識していて、低解像度なリソースを無理矢理引き延ばしていて目が疲れる。サイズの小さな画像だと伝わりにくいが。
これは引き延ばし時にリニアサンプリングをしていて、その中間色で眠くなっている所為でもあるので、ポイントサンプリングだとマシになりそうに思える。だが、そうした場合はキャラクターなどが動くと、サンプリングの具合で生じるエイリアシングが不快になるだろうか。
フォントくらいはもうちょっと読みやすくてもよかったんじゃないか。

LoneSurvivor-dot.jpg

セル状にノイズが入るフィルタや、明滅が激しいのも目に優しくない。
海外(特にはindie)はこういうポケモンショック的な部分に気を遣われていないし、気を遣う必要も無いのだろう。遊ぶ側にとってはたまらん。

BGMは雰囲気があっていいが、敵のグラフィックが人形みたいでイマイチ怖くない。こちらを発見すると機関車みたいな音を立てるのもちょっと笑える。

 

RAGE

あのIdがFallout 3の二番煎じみたいな、いかにもな演出を入れているのが微妙だ…

ぱっと見は綺麗なのだが、小物のテクスチャは結構荒い。
環境マッピングがリアルタイムにレンダリングしていない静的なものなので、車は走れど金属などの反射物の写り込みは一切変化せず違和感ありあり。結構広いフィールドを、車やバイクで疾走するゲームでこれは痛い。ビジュアルに凝ろうとしている割にはこういうところがなあ。
あとGeForceでも、高解像度テクスチャの貼り遅れが目立つ。

なにより気になるのが、その辺にいるキャラクターのアニメーションが手付けでcartoonっぽく誇張されていること。古臭いし、どちらかというとリアル寄りの絵に合っておらず、不気味だ。なんでMoCapしなかったん。こういう動きはBeyond Good and Evilみたいなデフォルメされたキャラクターにしか合わないと思うのだが…
一方、敵キャラクターとなると、滑らかな動きで接近してきて良い感じなのにね。

 

Saints Row: The Third

新規購入はDLCのみ。

SaintsRowTheThird-DLC.jpg

ついでに髪切ってみました。というか、まともな髪型とまともな服を売ってくれ。
髪型はネタ系以外は数種類しかまともなのがないぞ。

なんだかSimsみたいな注文だが、カスタマイズしたお気に入りのボスで、滅茶苦茶なことをやってまわるのもGTA 4では出来ない醍醐味の一つなのである。

 

SpaceChem

動画などを見ただけだと、何を意味している分からないので取っつきにくいのだが、実際に手順を追って試行してみると問題ないと思う。

SpaceChem-Pipeline.jpg

ロジカルなパズルというか、シーケンシャルなロジックを組むあたりはプログラムと似ている。
難しくなってくると配線でぐちゃぐちゃになってしまう点は(スパゲティコードを日頃書いている人でない限り)異なるが、いかにエレガントな組み方が出来るかどうか、より少ない命令数とクロック数で動かせないかどうか、追求しがいがある。

さらにRedとBlueのスレッド(あえてこう呼ぼう)を2つを駆使するので、なかなか奥が深い。
同期制御はとれるものの、排他制御の類が無いのは物足りないか、あるいは救いなのだろうか。ゲームを進めると段々使うことが出来る命令が追加されて、それに含まれていたりするかも知れないが。
片方のスレッドのみに処理を偏らせると、必要処理時間が伸びやすい。両方のスレッドを無駄なく使いたい所だが、それにより命令数が増えたり、逆に同期待ちの無駄な時間が増えたりするのも悩ましいところである。

ゲームが少し進行して、前述のスレッド処理(ゲーム中ではパイプラインと呼ぶようだが)を複数連結して扱うようになってくると、今時のメニーコアCPUをデフォルメしたような動作になり、さらに複雑さは増してくる。
入力を受け取るにも、まず前のコアによる出力を待つ時間が必要になってくるので、より入力待機時間や同期待機時間の少ない効率的な処理系を目指すとなると、相当なやりがいがあるだろう。

 

Torchlight

普段はあまりやらないが、この手のDiablo系のH&Sをやる度に気になるのが、なぜ移動キーとプライマリの攻撃キーが同じボタン(普通は左クリック)にアサインされているのかと言うことである。攻撃指定をしようとしてミスクリックによる無駄な移動がイライラする。時には無駄なダメージを被ってしまう。
Shift押しながらクリックでその場で攻撃できる?そんなのよりも、最初からそれぞれ別のキーに割り振った方がいいんじゃない?でかいのに有効活用されていないSpaceとか。
このクリックで移動して、同じクリックで攻撃という操作方法が定着しているということは、長年に渡って既にあらゆるキーアサインが試されているものの、どれもイマイチでこのアサインに落ち着いた…ということなのかもしれないが。

あと、ショートカットキーに0-9全部を使おうとするのが困る。そんなに離れていたらとっさに押せないだろ?
こればかりはキーアサインを変更した方が良さそうな気がする。QWER,ASDF,ZXCV,Spaceあたりに並び替えておくと無駄がないようだが、何故かFキーに割り当てても無効なのであった。

Normalはヌルすぎて死ぬ気がしない。ポーションが一切必要の無く、倉庫の肥やしと化しているのでHardでやりなおし。これまたあまりポーションを使う機会が無いのだが。インベントリや倉庫を圧迫する。
そもそもDiablo系は大抵そうだが、一度に持ち運んだり管理できるアイテムが少なすぎると思う。例外的なDivine Divinityみたいに大量に(ベッドすら)持ち運びたいよ。
Torchlightでは、その分ペットことpack muleが頑張ってくれるわけだが、それでも厳しい。

Hardで死ぬ要因はというと、宝箱の罠でホーミングの矢が複数飛んできて1000以上を連続して食らって事実上即死なやつ。今のところ全てこれだが、罠の検知や解除が出来ずどうにもならないのが萎える。

 

Trine 2

相変わらず絵作りは見事だし、その環境を利用したギミックが盛り込まれた。

trine2-env.jpg

前作でも感じたが、やっぱりKnightはいらないよなあ。特徴的なのはハンマーで一部のオブジェクトを破壊できるくらい?
シールドはWizardのオブジェクトを駆使して防ぐデザインにすればいい。前作のオブジェクトをつかんで投げ飛ばすと言うのは今のところ出来ないようだが、あれはWizardでも似たようなことが出来るし。

Knightを無くして戦闘頻度を減らして、もっとパズル寄りにした方がいいとは個人的に思うが、ThiefとWizardの二人だけだと締まりが悪く、キャラクターを変更する意味が薄いか。
いっそのことグラップルを持ったWizardだけでも成り立ちそうだし、必要な仲間が死んで進めにくい→必須の場所には回復ポイントがあるみたいなのも無くせそうだ。

とはいえ、2ではネットワークを使ったマルチも可能になったので、これを遊ぶのならばキャラクターは2,3人は居た方がいいだろう(一緒に遊ぶ人は居ないが)。それでも、Knightは戦闘時以外は割と暇になると思う。

また、前作であったのかどうかは覚えていないが、Thiefは壁登りのようなジャンプが出来るようになった。
結構重要というか、これを駆使したジャンプが出来ると、登りにくい場所も難なく行けたりするのが有り難い。

 

Waveform

マウスをドラッグして波形の周期と振幅を変えて、それを辿る円にそこら辺に散らばった球を回収させる。
それだけ。

 

World of Goo

どうでもいい部分だが、看板の体をしているのにメッセージ書きすぎだろ。1枚の看板に何枚分のメッセージが書かれているんだ?
看板ではなく、本とかの別の見た目にするべきだろう。

PC Game Postmortem 2011

まだまだ気は抜けないが、今年発売したPCゲームではなくて、今年遊んだPCゲームを振り返る。
振り返った際のコメントをちょっとずつ書いていますが、詳しいことは過去のアーカイブに書いているかもしれない。多分に書き忘れているゲームもあるが、それはその程度の印象だったか、起動確認のみだとか。

ジャンルは独断による適当。太字はそのジャンルにおけるof the year。右端に*がついていたら、まだクリアしていないという意味。

 

Role-playing game

  • Baldur’s Gate 2: Throne of Bhaal
    アライメントチェンジ検証のリプレイのみ。戦闘は楽しい。
  • Divine Divinity
    積む前までやっていた城に入るあたりまでは面白い。
  • Dragon Age: Origins Awakening and DLC
    ラストバトルがポーションがぶ飲みでは無かったのは良かった。他のDLCはどれもゴミ。
  • Dragon Age 2
    Originsのつまらん戦闘が、マシになっていたのは良かったのだが。Chapter.2の終わりあたりから、一気に馬脚が出てしまっていた。
  • The Elder Scrolls 2: Daggerfall *
    ある程度進めると満足して最初からやり直すというサイクル。
  • The Elder Scrolls 3: Morrowind Expansion
    TribunalとBloodmoonはどちらも一長一短。
  • The Elder Scrolls 5: Skyrim *
    UIとゲームバランスとバグがもうちょっとなんとかなっていれば、Vanillaでも十分すぎるほどに良くできている。しかし、自分の進め方で200時間以内にはクエストを消化し尽くしそうなあたり、ボリュームダウンした感は否めない。
    (Oblivion:300時間程度で全クエストクリア Morrowind:不明だが、まだまだやっていないことはある)
  • Eschalon Book 1
    ひたすらに地味なのだが、コンパクトなので最後まで楽しめる。セーブ&ロードになりがちなのが難か。chestを解錠以外にも、破壊して開ける手段があるのは良い。
  • Eschalon Book 2 *
    前作クリアが前提なくらいシビアになったのだが、魔法と金でなんとかなるというか、制約を課さない限り、似たり寄ったりな育ちになってしまいそうな気がする。
  • Fallout 2 *
    Restoration Projectを入れてまだ途中まで。
  • Gothic *
    Sleeperの存在が明らかになって、こりゃ脅威、といったあたりまで。操作性に難がありすぎて、本腰入れてやらないと厳しい。
  • Icewind Dale 2
    中途半端な3版ルールで分かりにくいし出来ることも少ない。ひたすら厳しい戦闘というか、ロクな防具が出ない。前作の方が好み。
  • Mass Effect 2 DLC
    Lair of the Shadow Brokerが本編に劣らず良くできている。
  • Sacred Gold *
    やはりHack and Slashは合わないなと実感。気になっていたライトセーバーが刺さりまくったwingを手に入れて満足したところで終わり。
  • Two Worlds 2 *
    大衆化はしてほしくはないが、もう少し垢抜けてもいいんじゃないの。
  • Ultima 7 *
    殆どが古めかしい言葉遣いなので難しい。
  • The Witcher: Enhanced Edition
    Witcher pathリプレイ。
  • The Witcher 2: Assassins of Kings
    分岐周りに力が入っているとは思うのだが、進行が無理矢理というかお構いなしというか、前作の方が面白かった。

 

Action

  • Alice Madness Returns
    ひたすら単調で苦痛。クリアまでよく投げ出さなかったものだ。
  • Batman : Arkham City *
    散漫としているというか、時間に追われているハズな割には、あっちこっち行って余計なことばかりして悠長にしすぎだろう。それは自分がプレイしている所為ではあるが。
  • Bully *
    こっちは本当に時間に追われまくりなので落ち着いていられない。
  • Dead Space 2
    shooter色が強くなった以外は前作とあまり変わらないのだが、それでも高いクオリティでまとまっている。
  • Deus Ex
    今やっても面白いというか、驚かされるような作り込みがある。
  • Deus Ex: Invisible War *
    色々スケールダウンした感が。
  • Deus Ex: Human Revolution
    街を散策するのは楽しいのだが、メインミッションに入った途端に残念な部分が目立つ。
  • Lara Croft and the Guardian of Light
    アーケード色が強く、Tomb Raiderシリーズよりも面白い。
  • Mafia 2
    前作の理不尽な部分が無くなったのは良いが、シナリオは前作の方が断然良かった。
  • Splinter Cell: Conviction
    悪くは無いのだが、ステルスゲーでの色々なことを試したくなるようなリプレイ性はあまり無い。
  • Tomb Raider: Anniversary
    glitchが気になるが、まあ楽しめる。
  • Tomb Raider: Legend
    バイクステージ以外は楽しめるか。
  • Tomb Raider: Underworld
    カメラが劣悪。
  • Terraria
    決してMinecraftの2D版ではない。

 

Shooter

  • Battlefield 3 *
    グラフィックと音響以外の全てが退化したクソゲー。
  • Bulletstorm
    Skill shotは楽しいのだが、同じことばかり繰り返しがちになってしまうので、それを避けるべくSkill shotの一覧を見るのだが、それで度々テンポが悪くなるのが惜しい。
  • E.Y.E: Divine Cybermancy
    粗を探すとキリがないのだが、それでもサイバーパンクデザインが素晴らしい。銃声や着地音などのSEが大袈裟で格好良い。

 

Strategy

  • Frozen Synapse *
    このシステムをつかったミリタリー色の強いゲームが見てみたい。
  • Jagged Alliance 2
    action point turn-basedの最高峰。

 

Pazzle

  • And Yet It Moves *
    宙に浮いたまま回すとどんどん加速していくのが不可解だが(普通は相殺されるのでは)、そうでもしないとゲームにならなかったのだろう。
  • Portal 2
    面白いが、シナリオとゲームプレイのテンションの差が気になる。
  • From Dust
    ゴッドシムではなくパズル。ガチガチのコンソール仕様なのが惜しい。

 

Simulation

  • The Sims 3 with Expansion *
    Petsがまだ。Late NightとGenerationsは追加された要素の有効をオプションで選択さえできれば悪くないのだが。
  • The Sims Medieval *
    どうみてもSimsを遊んだことがないやつが作っただろこれ。

 

Adventure

  • The Graveyard
    やりたいことは分かるがうまくいっていない。
  • The Longest Journey
    老若男女が楽しめる懐の広さがあると思う。英語の勉強にも最適。
  • The Path *
    セーブデータの場所が分かりにくく、バックアップ取り損ねてPC再インストールの度にやり直しという。

 

Car

  • Test Drive Unlimited 2
    前作で出来ていたシート位置の変更やカスタムラジオやバイクなどが、ことごとく出来ないのはこれいかに。リリース当初しばらくは、フレンド機能やクラブなどのオンライン機能がことごとく死んでいたのも痛すぎる。
    あと1年くらい延期して作り込んでいれば前作を超えていたのかなあと思いたい。

Monthly Report

色々とconsoleやらhandheldでやっていたら間が開いてしまった。
その間に、ここも色々とあったのですが。capchaを破って鬼のようにspam食らって一時コメント封鎖→ほとぼりが冷めたかなと思って再度解禁→なぜか解禁出来ない→MT4からMT5にアップグレードして解消→なぜかカテゴリ月別アーカイブの一覧が生成されない
なかなか五体満足にはならないようで。

 

Gears of War 3

流石にマンネリ。シナリオ的にケリはついたはずなので、次やるのならば変化が無いときついかもね。
2で使われていたSSAOが、恐らく使われていなかった気がするのが気になる。

 

Forza Motorsport 4

天下のMSから出しているはずなのに、翻訳のクオリティが妙に低いのが気になる。
またこれも3と大差なくマンネリなのだが、Clubにさえ入ってしまえばオンラインプレイの敷居が相当低くなるように出来ているのが良い。クラブメンバーを一括して対戦に招待したり、ライバルを抜くのにチマチマと勤しんだり。
チューニングの善し悪しで圧倒的な大差がつくので、その辺がドライビングテクニックを持ってしても越えられない壁となるのが良くも悪くもあるか。
これも敷居を低くするためか、他人のチューニング設定を購入できるのだが、それの設定が本当に早いのかどうかは購入するまで確かめようがないのが残念。テストドライブ出来ればいいのに。

 

The Legend of Zelda: Time of Ocarina 3D

今見ると平原がこじんまりとした本当に何もない平原だったり(取って付けたような穴は開いてるが)、行けない場所は例外なく断崖絶壁というありがちで萎える地形だったりするのだが、当時を考えると恐ろしい程に良くできたゲームだと思う。
オリジナルはどうかは知らないが、個人的にはリンクにIKが使われているっぽいのが高ポイント。階段も斜面じゃなくて、ちゃんと段差を踏みしめて昇降する。

 

Super Mario 3DLand

Specialステージに入るとゲーマーでも安心の難易度。
特殊動作の入力がかなり余裕があるように作られているので、しばしば暴発する(そして死亡する)のが惜しいか。
あと、ステージ選択の画面は左右に移動して選ぶんじゃなくて、旧来のようにマップを2次元方向に移動して選ぶ方が、マリオワールドの広さを感じられて好みではある。

From Dust

みんな大好きEric Chahiによるゴッドシミュレーション。
まず、このゲームは土や水や溶岩といった地表の要素を吸ったり吐いたりすることができる神となって、原住民を災害から守り集落を反映させていき、ゴールへと導くパズルゲームであって、ストラテジーゲームではないということを知っておく必要があるだろう。ストラテジーを期待しているとがっかりするかもしれない。

パズルゲームとしてはどうかというと、自然の摂理がギミックとして落とし込まれているため、直感的に把握しやすいが、細かにシミュレーションが行われるためとった行動の果てに思わぬ動きを見せることもある。

  • 砂は水で削られる
  • 水や溶岩は低きに流れる
  • 水は溶岩などの熱で蒸発する
  • 溶岩は冷えて固まると岩になる
  • 砂地は水辺に面していると集落から草木が生えていく
  • 草木は溶岩などで火災が発生し燃え移っていく
  • 火災はある程度の高低差がある場所には燃え移らない(いささか怪しいが知らないと最後の方がきついかも)

また、集落を築くことで一定時間使える超常的な神の力もある。神の力は基本的にあってもなくてもなんとかなるレベルが多いが、無いとどうしようもないレベルもあるので使いこなせるようにしておきたい。

  • 水をジェル状に変える
  • 水を蒸発させる
  • 火災を消す
  • 砂を無制限に吐く
  • 無制限に吸い込み消し去る
  • 吸い込み量をおおよそ倍にする

これらの自然の現象と、神の力と溶岩または水避けの凧を駆使して津波や火災、流水、噴火などを回避していく。特に湧き出す水や溶岩は堰き止めても溢れ出るだけなので、別の場所に流れを誘導しなくてはならないのが重要である。

From_Dust-backup.jpg

 

時間制限は無いのだが、水や溶岩の流れているため地形の状況は刻一刻と変化していくし、一定間隔を挟んでの噴火や津波も起こりうるため、待つべきなのか備えて地形を変化させておくかを迫られる。開始前とクリア後で全く地形の状況が変わり果てていることもしばしばあり、その変化に驚かされる。

From_Dust-before.jpgFrom_Dust-after.jpg

 

ストーリーモードだけでは少々もの足りず(7時間程度?)、ストーリーモード中に植物を繁栄させるセカンダリ オブジェクティブとチャレンジモードを含めて値段相応かなと感じるボリュームだと思うが、コンソール仕様丸投げなのでPC版であるにも関わらず、30fps制限がかかっていたり、グラフィックオプションが皆無だったり、マウスでの操作性がよろしくなかったりと、PCの優位性が皆無で残念すぎる。ちなみにメニュー画面が出てこなかったら強制終了して再起動するべし。

パズルゲームではなくストラテジーゲームやシミュレーションゲームとして遊んでみるとどうなるか期待したいところだが、Outer World(またはOut of This World、またはAnother World)の世界観なグラフィックになる(というか原住民をヤマシタさんにする)ModかDLCも期待したい。