Dungeons & Dragons: Tactics part.1

Dungeons & Dragons: Tacticsの中古を個人輸入したのだが、予想通りパッケージには剥がすと粘着剤が残るシールが貼られまくっていた。というか、それが無残にも剥がされて白い跡があちこちに残りまくっていたり。
そもそもパッケージとUMDはボロボロで傷だらけで、UMD本体は中を開封したのか内側に指紋が付いていたり。UMDのケースで保護されているはずのディスクを傷をつけやすい素材で拭こうとしたのか、砂でも入れた状態でディスクを回したのか、何故かディスクが均質に傷だらけだったり。読めるのかよと不安になったが、やっぱりマウント時にこけたりこけなかったり。とりあえず一応は読める。
この1つの事例で判断する限りは、やっぱりアメリカ人はその辺に無頓着なんだなと積年の謎が解けた。日本人が気にしすぎて大切に扱いすぎているとも言えるのだけれども、それは多分悪いことでは無いだろう。

ゲーム自体は、パーティグループ6人で3.5版をかなり弄ったルール。
ルールにかなり変更が加えられているにも関わらず、マニュアルはD&Dのルールすらも殆ど触れられていない程に薄っぺらいので、どの辺が違うのか把握しにくく試行錯誤が必要だ。
5ftの四角のグリッドを各種移動方法で移動させたり、手が塞がっていると動作を要する呪文が呪文詠唱ができなかったりと、割と元のルールと同じように(場合によっては融通が利かないのでそれよりも)厳密だったりする面もある。逆にマルチクラスが出来なかったり、featsやskillsの効果が大きく異なっていたり、同レベル中にfeatsの取得条件を満たしても取得可能になるのは次のレベルからだったりと、大胆に変更されていたりする部分も多い。というかプレロールドのキャラクターではマルチクラスがいたり、後述のMetamagic Featsの扱い等々を見るに、設計上の問題を色々と引きずってそういう妙なルールになった感がする。

キャラクター作成。
シングルクラスオンリーで25点分しか能力値を買えないので、かなり選択肢が限られてくる感じ。FighterとかBarbarianとかどうしろというのだ。
FeatsやSkillsも当然ながら限定的なのだが、FeatsはAugment Summoningなど他ではお目にかからないものがある割にはCombat CastingやSkill FocusやSpell Focusあたりが無いなあとか、SkillsはKnowledgeが5つあってポイント食われるなあとか、他のコンピュータRPGのD&Dと採用の方向性が違っている。
Metamagic Featsは幾つかあるものの、ほぼ完全にオミットされたIWD2とは対照的な扱いで、デメリット無しの常時発動とかいう狂ったルールになっている。Magic Userがいつにも増して強そう。前述の手が塞がっていると動作を要する呪文が詠唱不可というのもStill Spellでいきなり解決できる。MaximizeとQuickenは流石に無いというか、あったら完全にバランス崩壊していたな。

それからこのゲームでは珍しく、PsionicsのPsionとPsionic Warriorが使える。これが最大の売りなのかもしれない。WizardやSorcererよりもこちらの方がバランスブレイカーではないかと壊れっぷりにちょっと期待してしまう。
あとDC21以上の罠はRogueでないとどうにもできないというルールが無いのか、そもそもDC21以上のその手のが無いらしいので、Rogueは居ても居なくてもいいらしい。

ということで折角なので、編成は Cleric, Sorcerer, Psion, Psionic Warrior, Renger, Fighterにしてみる。Fighterは取りまくったfeatsを駆使するRogue仕様に…といってもSkill Focusすら無いのだが。

アートはDwarf女とHalf Orc女を除いて、アジア圏のゲーム並に老若男女とも美形揃いなのが快挙すぎる。にもかかわらず、ポリゴンモデルはNWNを酷くした感じといえばお分かりいただけるだろうか。

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インターフェイス全般のレスポンスが鈍いのに加えて、3Dフィールド上では常に処理落ち気味なので、のんびりやらないとイライラしそうかな。

The Sims 3 part.5

次の拡張のLast NightでVampire来るじゃん。仮面舞踏会はじまったな。前回作った見た目だけのsimも日の目を見ることになりそう。だが日光は厳禁だ。
古典的なVampireというわけでもなく、適度に現代風味でSimsテイストが加えられた感じなのも期待出来る。

というわけで各種modも対応されてきたので、Ambition。オートアップデートが反応しないので手動アップデートになったが、中々面倒。

新しい職業はとにかく面倒くさい。
スタイリストはやらんなこりゃ。毎日NPCの髪と衣装弄りとか好きな人にはたまらんのだろうが…
消防士は町の規模の割に毎日火事起きすぎだろ。というわけで、面倒くさがり屋の私には無縁のシステムになりそう。やったとしても世帯に付き1つが限度か。
The Sims 3の仕事ってリアルな時間の取られ方をするので、帰って飯食って風呂入って寝るというライフスタイルになって、プライベートでコミュニケーションとってる余裕が全然無いのがちょっとね。Ambitionで今まで何故か無かった洗濯も追加されたので余計に時間が無くなる。なのでニートかアルバイトでいいよもう、ということになってしまう。
ということで今回追加された自営業はまだありかも。発明家あたりを試してみよう。

Neverwinter Nights part.8

並列進行しまくりですが、Shadow of Undrentideです。

4つの盗まれたArtifactを探してきてって相変わらずかよとゲンナリしそうになるも、成長も早くさくさくと展開しテンポ良く進むので、Official Campainよりも随分とまともな感じですね。4つ集まったところで何かが…というありきたりな展開でもなく、全部集める必要も無く若干の意外性もあるし。
HenchmanのAIはイマイチながらもOCやら後発のNWN2とは雲泥の差で、放置していても割とまともに動いてくれるのが楽。inventoryにアクセスもできるし。その代わりに無限に持っていたらしいpotionとarrowを消耗するようになっている。
偶に命令効いてくれなかったり、罠解除してくれなかったり、武器の持ち替えのタイミングがイマイチだったりするがまあ大分マシ。

Deekinの親分の頼み事をこなしてDeekinに渡すアイテムを貰って、さらにそのまま倒したのだけれども、そのアイテムの説明を見たら倒すんじゃなかったかもとちょっと後悔。Smite Evilも効いたしEvilなはずなんだがなあ。だが、そのまま続行。

そういえばOCではGood/Evilしか変動しなかったのが、ちゃんとLawful/Chaoticにも変動するようになっている。だがちょっと欲張るとLawfulが下がる選択肢ばかりで、逆に真っ当に答えても上がらないのだが。早くもNeutral Goodになりそう。

OCを開始して早々に見つけたFallout 2と同等の、会話でアイテムを渡す選択肢を出している最中にinventoryを開いて該当アイテムを置くとアイテムが消えないバグは当然ながらSoUでも使える。
これによりArtifactを全部渡す扱いにしつつも、Artifactを手元に置いておくことができる。さらにPoolからもArtifactを捨て値で買い戻すことができ、2つの同一Artifactが存在することになる。
店で会話からArtifactを売り飛ばす時に床に置くことができるのならば、お金が無限じゃないかと思ったのだが、この場合だけは床に置いたアイテムはちゃんと消滅してしまう模様。中途半端に対策されているのが謎だ。ともかく、Artifactをちゃんと返還しつつも、2回ずつ売り飛ばすことは可能な模様。

Arx Fatalis part.1

なんだかモロにUltima Underworldだが、RPGというよりも成長要素のあるアクションアドベンチャーだと思う。別にRPG専プレイヤーというわけではないのだが、RPGだとあーだこーだと書きやすいだけなんです。

このゲームで間違いなく挙げられるのが男のダンジョン料理と鍛冶。なぜDark Messiah of Might and Magicで料理を無くしたし。空腹の概念が無いからだろうけれど。
料理などのレシピはマニュアルに掲載するのではなくて、メモなどでインゲームで知らせてプレイヤーと主人公が知りうる情報を同一にして欲しかったなあ。AlchemyやMagicはゲーム内でも一応判明してくるのだが、やはりマニュアルに恐らく全部のレシピが書かれているのであった。

特徴である魔法はどうなんだろう。認識精度は致し方ないとして、戦闘中に唱える余裕は全くないので、結局はD&Dのように事前準備するしかない。戦略要素としてそうしたのかどうかは分からないが、詠唱というよりお絵かきは有効的に機能していないように感じる。お絵かき中は周囲の時間がスローモーションになれば良かったのかなあ。

Guardianの話が出たときに、どうせ主人公がGuardianなんでしょと思ったら、駄目なRPGのように記憶喪失を延々引っ張りまくって中だるみすることはなく、むしろ直後にあっさり判明しすぎて吹いた。

誰なんだ・・・? Guardianは・・・?
誰だ・・・? 誰だ・・・? 誰・・・?
あ・・・
オレだった・・・!

しかしながら、思い出している最中のカットシーンで、思いのほか作り込まれていそうな世界観を垣間見ることができて、テンションが上がってくる。図書室の本も読んでみよう。それはそうと、図書室にいる蛇女の姉ちゃんがお気に入りです。

Icewind Dale 2 part.1

大分前に中古を買ったら何故か新品未開封だったという棚ぼたオチ。
元々日本語訳が酷いというのも事前に聞き及んでいたのだが、会話が噛み合っていないのは茶飯事で、日本語すらおかしい時もしばしば。状況説明も前後の文章も無しに一文だけ渡されて訳していったのだろうか。訳者の苦労が忍ばれるが、商品レベルの品質ではないな。

IWD2-bitter.jpg

キャラ作成時やヒントで”任意発動”とか言ってる割に、いざ使ってみると”Spontaneous Casting”そのままの”スポンテーニアス キャスティング”とかいうカタカナで書かれても何のことかさっぱりわからない用語として訳されているんですが。これに限らず用語くらいは統一しよう。というか用語くらいはHobby Japanの訳に準拠しよう。

ということで変な訳語では無く、なるべく元の綴りで書くようにします。

楽しいパーティグループ作成。
Icewind Dale 2は3版なのにAttributesを増やすコストが均一だし、マイナス修正にしまくることもできる。なんというInfinity Engine仕様。流石にStrengthが18/xxとかにはならないが、これを逆手に取って色々無茶が出来そう。
6人なので交渉しないclassはCharismaを下げまくったり、用意されているskillも少なめなので不要なclassはintを下げまくったり。ただし、前衛キャラはMind Flayerが出るかもと考えて、Intは少々高めのままにしてみる。脳味噌吸い出しが即死だと意味ないが、BG2の流れでIntの一時減少で済む可能性に賭けてみた。

何故かGreat AxeもAxe扱いとなっていて、なにやらAxeが優遇されている雰囲気なので、Fighter / Barbarian予定のWeapon Focusはそれで。
Paladin様はDivine Mightなんかの固有featsが殆ど無いようなので、Strength寄りのビルドになるのかなあ。

WizardのSpecialistはEvocarとIllusionistにしてみたのだが、どうもSpell Focusが全Schoolにあるわけではないようなので、Spell FocusがあるSchoolのSpecialistにした方がよかったかも。とはいえ、Specialistにすることによって増加するスロットは、特化したSchoolの呪文でしか埋めることが出来ないというわけでも無さそうなので使えないSchool見て選ぶのが良いのかな。
というか、Spell UserはCraft系のfeatsはおろかMetamagic Featsすら無いので、Combat Castingを取ったらSpell FocusとSpell Penetrationを取りまくるしかなさそうなのがなんとも。Evocarはこれらに加えて特定属性のダメージを増やすfeats程度か。
Metamagicではなく、普通に下位レベルの呪文を上位レベルのスロットにセットすることもできないようなので、その辺の呪文記憶のさせ方がAD&DベースのInfinity Engineでは組み込めなかったのだろうなあ。Subvocal CastingというSilent Spellのデメリット無しで常時発動版はかなりまともっぽいが、コンピュータRPGにおいてそもそも喋れない状況に陥るケースは、相手がSlienceを唱えてきた時しか無いような気がするのでイマイチかも?
Improved Initiativeは攻撃速度と詠唱が1だけ早くなるとかいう、使えるのか使えないのかよく分からん効果になっているし。

Rogueはどうせ敵に近づかないので弓寄りにしてみたのだが、Sneak Attackがちゃんと適用されているのかまだ未確認。序盤からいきなり2回攻撃できるRapid Shotは良い感じ。-2のペナルティで本当に当たらない敵以外は常時使用でいいんじゃないか。でも、Precise Shotが無いのが残念。

相変わらず寒そうな雰囲気とBGMは流石に良い。
Palisadeに着いてからものすごい勢いでお使いを頼まれまくってゲンナリしかけたが、どれもちょっと会話するだけで解決できるのが幸い。直後に結構大規模な戦闘があったので、戦闘が苦手なキャラでも経験値を稼がせて楽にさせておきたかったのかなと好意的に憶測してみる。

人助けしたら何故か遠くの木のバリケードが勝手に崩れたり、Orcのボスが戦闘前に語って逃げてる最中に、こちらはイベント扱いされて行動不能で手出しできなかったりと、妙に不可解というか”ゲームだから”という制約が序盤から頻繁に見えてしまうのがちょっと不安。