クリア。
もう少しで達成できそうなchallengesが幾つかあるので、粘るとまだ上がるのだが面倒なのでこの辺で。Kills made using Magicが100%ではないのは、多分Keg of Black Powder による爆殺だと思う。
平たく言うと、Book 1は自分の素性を探す旅だったのだが、Book 2ではあの重要アイテムとこの世界の秘密が垣間見える内容になっている。色々と明らかになってくるのが終盤からなので、序盤はとにかく地味で求心力に欠ける。
実はX個あったとか、個人的に後付け設定にしか見えないのだが、1の時点でBook 1と名付けて続ていくつもりだったあたり、どの辺まで設定を考えていたのだろうか。なお現在は3が開発中である。
一方では、地面の裂け目からは別の世界のような地表や雲が顔をのぞかせる景観があったり、あちこちに用意された小さいイベントやNPCが語るフレーバーなどからは、かつてどういったことがこの世界にあったのか想像させられる。
SF要素がちらほらと出てくるのも、古典的ファンタジーCRPGを彷彿とさせる。
難易度的にはやはり1をクリアした人向けといった感じで、ノウハウを駆使していかないとなかなか難しい類だと思う。下手な行動をとると詰んでしまう箇所も幾つかあるため、小まめな別スロットへのセーブは必須である。
特に発売後に追加された、入るには火薬樽が二つ必要な高難易度ダンジョンがあるのだが、これはMageビルド以外でクリアできるのだろうかと疑問に思うほど難しい。このダンジョンをクリアするには、溶岩地帯を歩くことが必須だと思われるので(このダンジョン以外でもあるが必須ではない)、高いElements Resistanceが求められる。Elements ResistanceはIntelligenceにつぎ込むことが上昇させる主な手段であるため(Enduranceでも上昇するがレートは低い)、Mageビルド以外はこれを上昇させにくいのではないか思う。さらに、溶岩でダメージを食らうと、Leg以下の装備の耐久度がみるみるうちに減っていくため、装備に頼るビルドは厳しいはずである。
また敵も強く、近接殺しの爆死する敵や、高い瞬間火力を要求するリジェネ持ちの敵もいるためなおさらである。
全体的に戦闘は、敵のロジックはシンプルでマジックユーザーがいないのが残念。一部の敵が特殊な攻撃か遠距離攻撃をしてくるくらいで、基本的には近寄ってきて殴るだけ。ボスクラスの敵も例外ではない。Damage Dealing以外のSpellもかなり充実しているにも関わらず、Baldur’s Gate 2のような高度な魔法の応酬による戦闘が無いのは惜しい。
失敗さえしていなければ、どんなビルドでもなんとかクリアできるような調整が必要な非パーティのソロプレイである欠点だろう。
付録1:便利な魔法
Dense Nimbus
前作Air Shieldの弱体化版。非AoEの遠距離攻撃を確率で無効にする。要求Skillが高くなった上に40-90%の発動確率(使用レベルによる)になったのだが、それでも終盤になるにつれて遠距離攻撃をしてくる敵の割合は増えてくるため有効である。
Create Food, Draw Water
インチキ魔法その1。食料と水を生み出す。サバイバル要素をスポイルしているが、とにかく困らなくなる。
Lockmelt, Trapkill
インチキ魔法その2。罠と鍵を解錠する。使用レベルさえ十分ならば100%解除可能なので、Pick LocksとSkullduggeryの意味はあるのだろうかというくらい。Elemental Skillは解錠のためだけにつぎ込むわけではないので利点は多い。
Portal
アンカーのセットと瞬時にそこへ移動する。アンカーは使用レベル毎に記録可能。終盤は随分と遠い場所まで行くので、戻りたい時にはPortal無しでは不便。多くのダンジョン内でも使用可能なので、往復して荷物を整理することも出来る。
Element Armor
しばらくの間、Elements Resistanceを10%上昇させる。序盤に売ってしまって以降、必要になる頃には手に入らなかったのだが、10%とはいえあれば楽だったのだろう。
Cat’s Eyes, Predator Sight
しばらくの間、自分だけ視界を明るくする。これらは別のbuffなので重ねがけは有効である。攻撃に命中判定が必要なビルド向けでMageには不要。Eschalonにおける基本的なセオリーだが、暗闇でこれらを使用した状態で戦闘するべし。戦闘中の松明やその他の光源は厳禁である。相手の命中率を下げた状態で、自分だけ高い命中率を維持することが出来る。
付録2:便利なポーション
Fortify Mana
10ターンの間、消費Manaが半分になる。Mana Potionよりもコストパフォーマンスは良い。Hasteと組み合わせると強烈。
Invisibility
一定ターン経過か移動以外の行動をとると解除される透明化。これ詰んでないか?というような状況をあっさり打開してしまえたりする。魔法でも使えるようになるが、要求Skillは高い。