Planescape: Torment part.2


SigilのThe Hiveの最初のMortuaryから出たエリアでひたすらお話。SigilはBaldur’s Gate 2のHaer’Dalis(エルダリス)の故郷ですね。
戦闘はゴロツキが絡んでくる程度だが、会話を重視してINT,WIS,CHAに特化しまくった私のNameless Oneは魔法の使えないMageみたいなもので戦闘能力が皆無なため、すぐに瀕死になるのでMorteに任せっきりである。別に死んでも生き返るだけであるが。Morteは各種ダメージに対しての高いresistanceをもっているので、見た目(髑髏)よりもずっとタフ。

会話は、スラングや比喩的な表現、英語特有の回りくどい表現が多くて読みにくい。
とりわけDeionarraは後者だったが、MorteやThe Hiveで出てきたAnnahなんかは前者でしばしば何言ってるのか理解不能である。Morteが変なこと言ってAnnahが噛みついてくるという、仲が良いのか悪いのかよく分からん二人であるが。

Torment-AnnahAndMorte.jpg

 

何度も選べる選択肢(重要な決断でない場合)は大抵一番上から順に選んでいくことを想定しているらしい。大体以下のように表示される。

  • A: より踏み込んで内容について聞く選択肢が幾つか (0 – M)
  • B: 一つ前の内容について別のことを聞く、一つ前のAの選択肢が幾つか (0 – N)
  • C: 他の質問について聞く
  • D: さらば

ここで例えば、AかBの選択肢がそれぞれ 1, 2, 3 とあった場合に、いずれかの選択肢の 1 を選んだ場合に、出てくる次のBの選択肢は先ほどの 2, 3 であるが、2 を選んだ場合において、Bは 3 しか出ないといった具合。
2 や 3 の選択肢の内容が気になるからそれを選んでみてから、1 について選んでみるということは出来ないケースが多いということである。この場合はCを選んでから、また最初から聞き直さなくてはならない。
攻略を重視した場合、この手の選択はなるべく多くの情報を引き出しておきたいので、想定されたことを意識しつつ、結局は上から順に総当たりになるのだが、ロールプレイ的には、もう少し自由にかいつまんでも問題ないような会話の流れになって欲しいものである。鬼のような数の選択肢がさらに増えてしまうが、同じ問答を繰り返している光景はマヌケなので。

 

Torment-AwaitingDeath.jpg

Nameless Oneは死んでしまっても蘇るimmortalな存在で、immortalになるに至った過去の記憶を探しているのだが、死を羨望して待ちわびているDustmanとの会話がなかなか刺激的だ。
彼に死にたいかどうか問われても、今はその辺の死に対する記憶は無いし(過去にはそうだったのかもしれない)、プレイしている私もその辺の経緯がまだ分かっていないので、分からないと答えてはおく。当然Yes, Noも選べるが。
なんで自殺しないのかだとか、どうして死にたいのかなども聞けるのだが(曰く、沈黙と安寧があるかららしいが)、死ぬってそんなもんでも無いだろう、以前に死んだことがあるけれど。と、既に何度も死んでいるNameless Oneらしい切り口で返してみる。ここで、俺が殺してやるよと実力行使できるのはお約束。
さらに、死んだらどうなるか、その先に何があるか見せてやるから俺を殺してみろ。とりあえず死んでも生き返るから殺しても大丈夫と、まくし立てる。いくら彼は死にたがっているとはいえ、そんなこと言われても信じられないので当然殺しにかかれないわけで、とうとうNameless Oneは、自ら首を折って目の前で死んでみせるという荒技へ。
これを見た彼がどうするかは、自分で遊んでみてのお楽しみ。

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