Book One: Reborn
I’m a backer.
良い雰囲気でなかなか綺麗。キャラクターの造形も悪くない感じ。
と思ったのだが、気合いが入っているのは(今のところ)Zoeだけで、他は相変わらず一昔前といった感じ。表情は多少なりつくようになったので、目パチと口パクだけで不気味だった前作よりずっとマシにはなったか。Mass Effectなんかもそうだったが、目が常に細かく動いてるのはリアリティを生む。
背景も場所によって結構ムラがある感じで、やたら重たい割に大したことがない場所がちらほら。
AAAタイトル並のクオリティを求めているわけではないので、まあ及第点か。
ストーリーは前作Dreamfall: The Longest Jouneyプレイヤー向けの内容だと思う。ムービーやゲーム内で過去の出来事についてのちょっとした説明はあるが、それだと分からんことが多すぎるだろう。
というかゲーム開始早々、The Longest Journeyファンにとってはショッキングなシーンが。The Longest Journeyのエピローグは無かったことにされるのか、それともこの後さらに展開があるのか。気になるところだ。
キャラクターは目が命。
昔、Dragon Age: Originsでも書いた記憶があるのだが、このゲームのキャラクターには目のハイライトがあるにはあるのだが、大部分のシーンでは上瞼に隠れてしまう。見た感じこのハイライトは、静的な環境マッピングだけで表現しているようなのだが、カメラに合わせて回転させて嘘をついてでも良い位置にハイライトが出るようにすればいいのにと思う。
偶々良い感じになっているシーン。
気を抜くと、というか殆どのシーンでは以下のように残念な感じに…
眼球自体は完全なボールではなく虹彩部がちゃんと窪んでいて、シェーディングも虹彩と角膜が分離しているように見えるやや凝った作りになっているだけに勿体ない。