X3: Terran Conflict part.2

Jump Gateの付近は用がない限りは近寄らない。ゲートをくぐるときはなるべく隅の方からくぐる。ゲートを出たらすぐに加速して横に逸れること。偶にゲートから急に他の船が出てきたり、ゲートをくぐったら目の前に船がいたりすることがある。
衝突した場合は、小さい船だとそのまま砕けてゲームオーバーである。
運が悪いとゲートをくぐった直後に避ける間もなく後ろから掘られてしまうということもあるが、避けられるものは避けておきたい。

どうもこのJump Gateというものは欠陥的な気がしてならない。
Mass EffectのMass Relayはジャンプ先のRelayからある程度着地点を指定できていたので、こういった衝突は避けられている。
1の最初にJokerが誤差数kmのピンポイントの位置にジャンプを成功させていたのに、Nihlusは事務的に良くやったと言っていましたね。軍隊が集団でジャンプする際には時間や距離を開けてジャンプするか、そこを各個撃破されないように衝突の危険を冒して密集したジャンプするかどうか判断しなくてはならない、とCodexにもあったような気がする。

X3TC-Trade.jpg

買い物。どうやって買うんだ?と迷いませんでしたかね。私は迷いました。
Goods, Vol, TC, Stock, Crと表示が横に並んでいるが、

  • Goods: 文字通り分類と品名。分類によりShields, Upgradesなど。
  • Vol: 1個あたりの大きさ。この大きさ×数量だけ貨物室を占有する。
  • TC: 必要なカーゴサイズ。満たしていないと大きさが足りていないのでそもそも買えない(赤字)。
  • Stock: A / B とあるが、Aが在庫でBがそのステーションで用意される最大数。在庫は0の場合が非常に多い。
  • Cr: 価格

ウインドウの下の方に選択しているアイテムの自分とステーションが持っている数量が表示されているので、アローキーの左右で取引量を決定して売買を行う。Home,Endキーで一気にMin, Maxの指定も可能。
マウスだけでの売買は出来ない。
品名が赤字になっている場合はその種族におけるReputationが足りていない。現在のランクと要求するランクは最下部で確認できる。

最初の最初の金策。
ゲーム開始時の所持金では何も出来ないのでなんとかして金を増やさなくてはならない。
Trade Command Software MK3をTS船に取り付けると、あとはSector Trade / Universe Tradeで寝てても金が入ってくるようになるのでまずはそこを目指す。
なんとか戦えそうな船を最初から持っていたのならば、Kill-Mission(赤い照準アイコン)と船の鹵獲がおいしい。持っていなかったらゴミ拾いから…

X3TC-Mission.jpg

Kill-Missionは難易度が低くても一回あたり十万Cr程度は稼げたりする。難易度が低いうちは非敵対状態の単独船を先制攻撃できるため、クリアも簡単。

船の鹵獲は、攻撃している船のシールドを削りきって船体にダメージをある程度与えていると偶に船を放棄してくれる。そこで船外に出て、所有者のいなくなった船に35m以内まで近づいて、船を選択してClaim/獲得を選ぶと自分の船になる(これが通用するのはM8まで、それ以降の大きさはMarineを使って内部を制圧する必要がある)。
その船に乗り込んで操縦しても良いが、大抵は装備も壊れていて船も傷んでいるので使えたもんではない。船外活動時に、右クリックで謎のリペアビームが出るのでチマチマと修理する。
修理した船をShipyardまで持っていて売りさばくと、M4以上の船なら高額で売れる。Shipyardまで持って行くにはこれまた自分で乗っていっても良いが、Command Consoleを使うと楽。というかX3:TCをやるにはConsole Commandを使いこなせるようにならないとしんどい。
Target->Orders->Command Console->Navigation->Dock at… で指定先のステーションまで自動で移動させることが出来る。
Commandの種類はSofwareを買い足すことで追加されていく。一人で手動でやるのは面倒だなという作業はこれで自動化できる場合がある。

X3: Terran Conflict part.1

特に強い導線があるわけでもなく、かなりの部分がプレイヤーに委ねられているあたりはMount and Bladeに似ていると思う。

Mount and Bladeと異なるところを適当に挙げていくと、戦闘をメインとして据えられているわけではないというところだろうか。自分で戦争を始めれば別だが、あくまでPirateとの散発的な戦闘が中心だ。
M&Bのような大軍を作ることも不可能ではないが、相当な資産と時間が必要になる。時折発生する戦闘においてプレイヤースキルと戦術と戦略はもちろん重要であるが、一騎当千のような芸当は不可能に近い。M&Bもそういったことは出来ないが、上手くなれば単騎で結構な数を相手にすることも可能だった。このゲームでは格下の船相手なら圧倒することも可能ではあるが、数で押されてミサイルを連発されれば負ける可能性も十分にあるし、格上相手には単騎では殆ど勝ち目はない。

交易による金稼ぎはM&B同様かそれ以上に重要ではあるが、SFなのでかなりの部分は自動化できてしまう。その浮いた時間は別のやりたいことをやるためにある。

X3TC-NewGame.jpg

このゲームを始めて困惑しそうなところ。

まずは船のクラス。小さい順ないしは驚異度順に並べるとこんな感じだろうか。なんで数字の順序と一致していないんだろう。

  • M5 – Scout (偵察機)
  • M4 – Interceptor (迎撃機)
  • M3 – Fighter (戦闘機)
  • M8 – Bomber (爆撃機)
  • M6 – Corvette (コルベット)
  • M7 – Frigate (フリゲート)
  • M2 – Destroyer (駆逐艦)
  • M1 – Carrier (母艦)

サイズ別ではなく用途別での分類なので、必ずしもこの順序であるとは限らない点はご了承いただきたい。各船のスペックや実際の搭載兵器によって戦力は大きく変わるし、護衛艦がいないと十分に活躍できない船もある。
まあ、その辺を置いといて大体この順で戦力を判断してもとりあえずは問題無いと思う。

戦闘用の船でない場合は以下のように分類されている。略称以外は私の推測です。

  • TS – Transports Small (小型輸送機。といってもかなりでかい)
  • TL – Transports Large (大型輸送機。ステーションの輸送も可能)
  • TP – Transports Passengers (人員輸送機。Marineの輸送など)
  • TM – Military Transports (機体輸送可能。多分M5-M3まで)

ゲーム中のオブジェクトに表示されるコードの詳しい読み方は知らないが、例えば “YM4WJ-95” とあったとすると

Y(所属先、この場合はyour ship)
M4(機体クラス M4)
WJ(機体コード、この場合はTerranのSabre)

95(ユニークな数字、100超えたらどうするの?)

と見ることができる。

New Gameを選ぶと色々なbackgroundが選べるが、Terran Defenderで良いと思う。Terranの船はメインウェポンの弾速および発射間隔が遅く、速度の速い船相手に苦労するのだが、後々必要に応じて乗り換える感じで。そもそも速度の速い船というのは、大抵M5,M4あたりの小さい船なので倒すのに時間はかかるが手痛い目にあうことは少ないだろう。

ゲームが始まるといきなり宇宙空間に投げ出されるが、コックピットが表示されていないだけで既に船に乗った状態から始まっている。乗っている船によっては船頭が見えたり見えなかったりする。コックピットはmodで追加できるが、かなり視界が狭くなる。
よくこのゲームをやっている方はこの状態で「Cを押せ」と言うが、これはチュートリアル用の人が選択された状態でゲームが始まっているので、色々弄ったりせずにC(Comms/通信のショートカットキー)を押して通信をするべき、ということである。このチュートリアルをやって基本的な操作を覚える。

左側にあるメニュー。合理的なので分かってしまえば迷いにくい。上から順に

  • 自分に関すること
  • ワールド(X-Universe)に関すること
  • 自分の船に関すること
  • 選択している対象に関すること
  • 着艦している場所(ステーション)に関すること
  • 発艦する
  • 船外に出る
  • メッセージ
  • システムメニュー

横にショートカットキーが表示されているので頻繁に使う項目は少しずつ覚えた方が楽。