Mass Effect 3 N7 Collector’s Edition

今更である。
Collector’s Editionを予約していて発売早々に届いていたにも関わらず何故か。画集まで買って3のネタバレ部分を見ないようにしていたにも関わらず何故か。当時を振り返ってみよう。

Originが必須なので、Originのアップデートを行う。
厄介なことにMass Effect 3発売時のOriginは、ベータと言うにもおこがましいほどの欠陥品で、cogマークのsettingボタンを押しても無反応(多分XPだけだと思うが)で、プロダクトコードなどを登録できない状態であった。

仕方が無いのでwebページからCollector’s Editionを登録する。
Collector’s Editionについてきた特典DLCのコードなどはOriginクライアントを使用しなければ登録できないらしく、とりあえず放置。
確か、Alienwareの武器コードなどは、Dragon AgeやMass Effect 2などで既に利用されているBioware Social Networkから登録出来たのだが、先述の特典コードに関してはOrigin使えと言われる。なんとも統制の取れていないサービスだこと。Mass Effect 3の起動にOriginが必須であることもそうだが、EAからごり押しされたのが容易に想像がつく。

そんな状態でMass Effect 3を起動すると、明らかにおかしいダイアログが出る。

MassEffect3-CEError.jpg

Cerberus Codeというものは、Mass Effect 3において存在しないコードである。入力した覚えもない。
2においてCerberusは、Cerberus Networkとしてプロモーションにおいても重要であったが、3では関係が無いはずである。また、2においても存在しないコードであるため、全く意味不明である。

これを閉じると即座に同じダイアログが出続け、以降進行も終了も不能になる。ダイアログが言わんとする”entry”も”try again”も出来ず、出来ることはタスクマネージャからの強制終了だけである。
QAチームは仕事しろ。

Originの不具合、各種コードが登録出来ないこと、意味不明な無限のダイアログが出てゲームが出来ないことをサポートに伝えて待つ。
半日ほどして返ってきた回答は大体以下の通り。

  • 一旦アンインストールして、Originからダウンロードして再度インストールしてね。
  • コード登録しておいたから、DLCも入れてね。入れないとエラーが出るよ。

要するにCollector’s Editionのプレスされた円盤は欠陥品だから、フリスビーにでも鍋敷きにでもしろということらしい。また、Collector’s Editionは単品では動かず、Collector’s Editionの特典を入れておかないと例のダイアログが出るようだ。必須なら最初から登録済みでunlcokされた状態にしておけよと思うのだが。
この酷い有様で回収沙汰にならなかったのは、EAだからなのか、PC版のCollector’s Editionはあまり出回らなかったからなのだろうか。

そんな感じで無事にプレイできるようにはなったものの、このトラブルの他にも、マルチプレイがシングルプレイに絡むだの、ストーリーが酷いだの、エンディング騒動だのの伝聞で、モチベーションが大幅にダウンして今に至るわけである。

そろそろ重い腰をあげてやりたいところであるが、意気込んではみたものの、気がつけば何故かX-COM: UFO Defense(UFO: Enemy Unknown)をやっているわけで、異星人からの地球侵略に対抗するということで、これはこれで間違ってはいないような。
とはいえ、エンディングで文句言われまくったから仕方なく作ってやった的なムービーがそろそろ追加されるようなので、ぼちぼち遊んでいきたいところである。

そういえばThe Witcher 2: Enhanced Editionでの、色々と駄目な部分を補うつもりの各種追加要素も、個人的にはMass Effect 3のそれと大差無いような気がするのだが、ユーザーの受けとめ方が違うよな気がするのは興味深いところである。

いやしかし、X-COMは面白いですね。
ショートカットキーが存在せず操作しにくいのと、誤操作に寛容でないところ、各行動におけるTime Unitの消費がJagged Allianceのように分からないところなどと、不便さが目立ちますが、それでもいいものです。

Arcanum Guide – Tarant

Tarantの歩き方

Tarantはヴィクトリア朝のイギリスのような、蒸気機関の発明と産業革命によって飛躍的に文明が発達した、Arcanumで最も大きな都市です。ただし君主制ではなく、寡頭制。ゲーム内の年代は1885年から始まりますが、現実的な年代と概ね同じと考えてよさそうです。
このためTarantはShrouded Hillsなどの辺境の町とは異なり、近代化された街並みになってます。

かなりの大きさの都市なので、慣れないうちは移動するのも大変で、人捜しや物探しするのも大変です。そこで、Tarantを迷子になることなく、隅々まで行動するためのコツを紹介します。

 

  • East and West
    Tarantについたら、画面上(東)に向かって橋を移動していくことで、都市の主要部分に行くことが出来ます。
    その反対側(西)をずっと行くと都市から出られますが、途中のHalf-OgreやOrcのたむろしている場所はGangの抗争地なので、十分に強くなるまでは迂闊に近寄らない方が良いです。

 

  • Street
    メジャーな通りには全て名前がつけられており、標識でチェックすることが出来ます。
    「何々通りの角に~」と言われることもありますので、この標識を見ながら移動してみましょう。
  • 余談ですが、メジャーな道路は車道と歩道に分けられていますが、残念ながら馬車や自動車は走っていません。馬自体ゲーム内で1頭もみかけないので、Arcanumの世界では存在していないのかもしれません。しかしながら、Gypsyの荷車と共に牛はいるので、牛車は使われているのかもしれません。

Arcanum-Sign.jpg

 

  • Address
    ほぼ全ての建物には番地が割り振られています。
    人の所在地について訪ねると場合、しばしば「誰々さんは、何通りの何番地に住んでるよ」という風に教えてくれます。先述の道路名と組み合わせてその人の家を探してみましょう。
  • それでも分かりにくい場合は、TSU’S FACTORYのManboさんが作成された地図が大変便利です。

    また、番地の額や店の看板をクリックすることで、マップ上にマークをつけることが出来ます。

Arcanum-Address.jpg

 

  • Steamrail
    Tarantは広くて移動するだけでも大変ですが、便利なことに地下鉄も網羅されています。
    各地にあるKioskに立ち寄って目的地を指定するだけで、その駅に移動することができます。
    各地の駅の場所を知らないと、何処に移動するか分からないため利用しにくいですが、街並みを把握できてくると大変便利です。また、The Boilだけは治安が悪いため降車専用ですが、都市の出口のそばなのでよく利用することになるでしょう。

Arcanum-Steamrail.jpg

 

  • Steam Train
    Vermillion Roadに面したVermillion Stationからは、他の町に行くことができる蒸気機関車を利用することが出来ます。
    適正値がMgickalに極端に傾いていたり、犬を連れていると利用することができませんが(チケットを買うときにこれらの確認があるのだが、長ったらしい)、AshburyとBlackrootへ行くための高速な交通路となります。

 

  • Ship
    Tarantは海に面した都市なので、他の町と繋ぐための船もあります。
    しかしながら、AshburyとBlackrootは蒸気機関車を使えと言って断られてしまいます。ただし他の町からは船でここにやってくることが出来ます。また、ゲームがある程度進むことで、別の都市に行くことも出来るようになります。

 

  • University Court
    East End Avenueの北部は、公共施設が集まっています。
    各専門家が情報提供してくれたりするため、捜索に行き詰まった場合、立ち寄ってみましょう。特にHall of Recordsでは住民管理を行っているため、人捜しで何度もお世話になることでしょう。

 

  • Strage Crate
    余程のことが無い限り、Tarantを拠点として活動することになると思います。
    当然ながらゲームを進めていると、アイテムはどんどん貯まっていき持ちきれなくなってくるため、アイテムを安全に保管しておける場所をTarantで見つけたいところです。
    そこら辺にあるゴミ箱などは、日付が経過すると中身がリスポンしてしまい、それまでに入れておいたアイテムは消えてしまうため適しません。人が住んでいる場所にある入れ物には大抵鍵がかかっており、これらはPick Locksで解錠しても、日付が経過することで再び鍵がかかる場合があります。解錠する際にも人に見られていると、犯罪と見なされるため、使い勝手は悪いです。
  • このため広いTarantといえど、アイテムの保管に適した入れ物はそう多くはありません。

    そこで個人的にはいつも、Vermillion Road沿いの無人の倉庫にあるStrage Crate(そのまんま)を利用しています。
    このCrateは日付が経過しても中身が消えることはありません。また、鍵がかかっているわけでもなく、誰かが住み着いている場所でも無いため、勝手に上がり込んで勝手に漁っても犯罪にはなりません。
    地下鉄駅のTarant Universityのすぐ側で、武器屋などからも比較的近いため、アクセスもそれほど悪くないと思います。
    他にもっと良い場所があれば教えて下さい。

Arcanum-Strage.jpg

 

さて、Shrouded HillsからTarantに辿り着いた時に、Tarantに関連する持ち越してきたタスクは以下の三つです。

  • 指輪に刻まれていた文字”P. Schuyler & Sons”について調べる。Shrouded Hillsで既に情報を得ていた場合は、その場所を探す。
  • Telegram OfficeでJoachimの残した電報を受け取る。電報の内容は、大体以下の通りです。
    1.刺客について思うところがあるので、調査をするべく出かけた。
    2.Panarii religionについての疑問は、templeで話を聞くとよい。TarantのLion’s Head Circleの北部にもtempleはある。
    3.StillwaterのBleeding Rose InnのInnkeeperに、Joachimとどこで落ち合えるか伝言してある。
    Stillwaterに関しては、何処にあるのか?という選択肢は今の段階では出てこないので、しばらくはお預けです。立ち寄る機会があれば、ついでに思い出しましょう。
  • Crash Siteで、事故に巻き込まれた女性の手紙を拾っていた場合、Vermillion StationのJaredに訃報を届ける。

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他にもTarantでは沢山のクエストがあり、世界中を旅する大きな冒険になっていきます。幸運を祈る!

Arcanum Guide – Shrouded Hills

Shrouded Hillsについたら付近の井戸の側にいる(夜中だといないかも)、警官のConstable Owensに色々と話を聞いてみましょう。この町のことについて聞けたり、相談や事件の報告を行うことが出来ます。

Primary Quest

  • Elder Joachim
    Elder Joachimが滞在しているShrouded Hills Innに行ってみるも、姿はなくVirgil宛の書き置きがあります。
    Virgilが先に拾ってしまう可能性がありますが、拾って読みましょう。

Arcanum-Joachim.jpg

  1. 飛行船の墜落のことや、それに関わりのある同行者について、誰にも言わないこと。
  2. TarantのTelegram Officeに、何処でJoachimと連絡を取ることが出来るかメッセージを残してある。

 

  • Lukan the Witless
    町の唯一の出口の橋は盗賊のLukan the Witlessとその一味によって占拠されて通行料を求めて来ます。事前にConstable Owensから話を聞き、追い払うことを頼まれているかも知れません。
    橋を渡るには、次のような解決方法があります。
  1. 大人しく通行料を支払う。
  2. Thieves Undergroundの一員に成りすまして立ち去らせる。
    Persuationに2ポイント割り振っている必要がある。
  3. Lukanに従い、新たに作ろうとしている橋の建設資材を滅茶苦茶にしてくる。
  4. Pick Locksでゲートを解錠する。
  5. 鍵を盗む。
  6. 力ずくでゲートを破壊する。
    ただし、まず襲いかかられてしまうでしょう。
  7. 戦う。
    Lukanはとにかく、仲間のHalf-Ogreが強敵です。Crash Siteの洞窟で手に入るStun Grenadeなどを使用すると楽でしょう。

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いずれの方法にせよ、Lukanとその一味を追い払うことに成功した場合は、Fate Pointを獲得できます。Fate Pointは、主人公補正とも言えるような奇跡を、1ポイントにつき一度だけ起こすことができます。普通にやると、ゲームクリアまでに10ポイントも貯まらない程度でしょう。個人的には完全にPick Pocket用。
また以前はLukanを説得して、立ち去っている最中に攻撃を仕掛けて倒すことで、Fate Pointを2ポイント獲得出来たのですが、UAP091225では1ポイントのみになりました。

Secondly Quest

  •  William Radcliffe
    Templeの付近では、William Radcliffeと名乗るGnomeから飛行船の墜落について話しかけられます。
    どうやらあのGnomeの兄弟であり、彼が亡くなった旨を伝えると、その遺品があれば買い取りたいと申し出てきます。

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    • Doc.Roberts and Jacob Bens
      Doc.Robertsによると、銀行強盗を企てている輩が居るので手を貸して欲しいそうです。協力を申し出ると、翌朝に現地で落ち合います。

一方で、Shrouded Hills InnにいるJacob Bensから、銀行の金庫の解錠番号を教えてやるから、金を奪ってきたら半分やるぜと持ちかけられます。もちろん、金を独り占めすることも出来ます。

  • Sogg Mead Mug
    Shrouded Hills Innでは、いかにもな名前の飲んだくれているHalf-OgreのSogg Mead Mugがいます。
    Shrouded Hillsについて尋ねてみると、退屈だがLukanの要求する通行料を払えないので、どこにも行けないというようなことを言います。この後、Charismaが9以上あるとSoggを仲間にすることが出来ます。

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  • Bessie Toone Mine
    町の端の方に、この町にしては立派な屋敷があります。
    家主のPercival Tooneは警戒しているようです。怒らせないように話を進めると、どうやらBessie Toone Mineに母親Bessieのghostが憑いてしまったようなので、解放してやってほしいようです。
    Bessieのghostに会ってみると、Sarahという人物についてなにか言おうとしています。
    Percivalにこのことを訪ねてみると、Sarahは兄妹(姉弟?)でDernholmに住んでいることが分かりますが、彼女と接触することを拒み、詳細やDernholmの場所については教えてくれません。町の人に訪ねたり、他の人からお使いを請け負っていたりすることで場所が分かります。
    DernholmでSarahに会い話を聞くと、鉱山の顛末についてより詳しい話を聞くことが出来ます。彼女は、母の生前の意思を汲んで再び鉱山の所有権を取り戻したいようです。
    鉱山の所有権をToone家のいずれかに戻すことが、霊を鎮めることに繋がるかも知れません。

  • Silver Ring
    Crash Siteで託された銀の指輪について聞き込んでみましょう。
    Imported Goodsという聞こえはよいものの、がらくた売りのRistzzeを尋ねてみます。
    指輪の造りなどについては答えてくれますが、刻まれた文字”P. Schuyler & Sons“についてはタダでは教えてくれないようです。
    cameraBessie Tooneに関する物と引き替えに教えてくれるようです。Bessie Tooneとは先の通り、Shrouded Hillsにある鉱山の元所有者のことです。またcameraは、他にも随分後の方になって使う機会があります。

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  • Steam Engine
    EnchanterのJongle DunneからTemple跡に新しくできたSteam Engineの騒音酷いので、Steam Engineを破壊してくれと頼まれます。Magick寄りの体質なので堪えるらしい。
    Constable Owensに策謀について通報することも出来ますが、そうした場合このクエストはそこで終わりです。
    話に乗って、Steam Engineを破壊して(管理しているDwarfも巻き添えになるでしょう)報告すると、次の仕事を貰えます。次はDernholmまで、頼んでいる包みを取りに行って、持ってきてくれというお使いです。

    一方で、Constable Owensと話しているとSteam Engineが何者かによって破壊されてしまったと知らされます。
    これを修理したいのでsprocketを探してきて欲しいと頼まれます。sprocketはBessie Toone Mineにユニークアイテムとしてあります。このsprocketはなにやら意味深なdiscriptionがありますが、ゲームの終盤になると意味が分かるようになると思います。

  • Amulet of N’Tala
    HerbalistのGaylinと話していると、家宝であるAmulet of N’Talaが一世代前に盗まれたきりで、見つける機会があれば取り戻して欲しいと頼まれます。
    ゲームの中盤あたりに所有者に会う機会がありますが、それまでに忘れがちな話題です。GaylinはElfであるということを記憶の片隅に留めておくとよいでしょう

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  • Pure Ore
    鍛冶屋のLloyd GurloesはPure Oreを欲しがっています。
    Pure Oreは鉱山などで手に入る可能性がありますが、出現したら運が良いという程度で見たことがありません。
    Smithy disciplineで作成することができますが、技術屋でさらに該当分野を取得しているというのでもなければ、後に仲間になる可能性のあるMagnusが作ることが出来るので、彼に頼んでみましょう。

Arcanum Guide – Crash Site

ArcanumはChoices and Consequences(選択とその結果)が重要視されたゲームだと思います。
ゲーム中には様々な分岐がありますが、どちらにした方が良いとはあえて書きません(当初はもっと網羅するつもりで書いていましたが)。ゲーム内で得た情報で選択すると楽しいですよ。

また方角は画面左上が北なのですが、紛らわしいので画面上での位置で記します。

 

Primary Quest

  • Virgil
    Virgilの話を聞くも、色々と言葉足らずで話が伝わりません。
    Shrouded Hillsにいる彼の師、Elder Joachimならうまく説明してくれるとのことなので会うことに。
    ひたすら断ると、Virgilをおいて一人で行くことも可能です。

 

  • Leave Crash Site
    出口付近にあるAlterは最初にVirgilの言い損ねていた予言について書かれています。
  • Crash Siteから離れようとすると、墜落を見かけたので生存者がいないかどうか見に来たという男に出会います。不穏さを感じ取ったVirgilは、自分が代わりに会話をしてもいいかどうか申し出ます。

    Shrouded Hillsへは地続きなので歩いて行くことも可能ですが、途方もない実時間を要するので、適当にマップ上から移動を省略しましょう。

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Secondly Quest

  • Passenger
    Pick Charactorを見ていると分かりますが、Pick Charactorでの作成済みキャラクターがこの飛行船の乗客でした。
    亡くなった乗客を調べると、いくつかアイテムを得ることが出来ます。パスポート、マッチ箱、カメラ、手紙は後になって使い道があります。手紙からは、Vermillion Station(Tarantにある蒸気機関車の駅)の守衛の恋人が書いていたことが読み取れます。読みにくい…

Arcanum-Wilhemina.jpg

 

  • Strange Flying Machine
    エリア上部には、乗っていた飛行船を襲撃してきた未知の飛行装置と残骸があります。
    Arcanumの世界では飛行船は一般に知られた存在ですが、飛行機は未だ試作段階であり、一般には知られていません。額には、”Maxim Machinery, Caladon“と刻まれているようです。
  • 操縦していたOgreの死体から得られるAmuletは、忘れた頃に使う機会があります。
    以降、何度か同じAmuletを手に入れる機会がありますが、持っておくのは一つだけでいいです。

 

  • Cave
    エリア右上には洞窟があります。
    中にはEvil Priestに死んでも成仏出来ずに苦痛を負い続ける呪いをかけられた上に、気が狂った友人に殺されたという幽霊がいます。
    この幽霊は、Evil Priestを殺して呪いから解放してくれと頼んできます。
    Crash Siteから出ると、Priestがいる場所に立ち寄ることが出来るので、行ってみて話を聞いてみましょう。
    話を聞いてみると、どうやら先の二人にRelicを取られた上に妻と子供を殺されたので、二人に死んでも苦痛を味わい続ける呪いをかけたそうです。
    せめてRelicを取り戻して欲しいということで、彼を殺して呪いを解くか、Relicを取り戻すか選びます。
    Relicを取り戻す場合は、Crash Siteの幽霊から何とかして共犯者の居場所を聞き出してみましょう。共犯者に荒事をしたくない場合は、Persuationに1ポイント割り振っている必要があります。

 

  • Magick Chest
    エリア左下には少しだけ強い敵(Kite Shaman)と共にMagick Chestがあります。
    Magick Chestは各地にありますが、運が良ければ良い物が入っています。

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  • Wolves
    マップ上で移動を省略せずに徒歩で下山していくと、山の麓あたりまで狼の群れがいます。
    数も多く少々強いため、Shrouded Hillsを少し進めてから戻ってくると倒しやすいでしょう。

 

Arcanum Guide – New Game

ふと、再燃してきたので技術屋志望でやってます。

Tarant以降が本編というか、一気に行動範囲が広がり膨大になり、1周しかしていないような私の手に余るので、Tarantに至るまでのガイドを目指してみましょう。
Tarantまでは、行動範囲も制限されていて、その中でArcanumとはどういうゲームなのかをかいつまんでくれているので(いわゆるチュートリアルに相当)、そこまでできれば後は応用です。

 

全体を通して大事なこと。

  • 小まめにセーブをする
    当たり前なことですが、初対面の人に話しかける前に毎回セーブしておくくらいの勢いで、こまめにセーブしておいた方がよいです。うっかり相手の機嫌を損ねるだけならまだいいですが、喧嘩になって殺し合いというのも起こります。不本意な話し合いになったらやり直せるようにしておいた方が進めやすいでしょう。ある程度さかのぼれるように複数のセーブを作っておくと尚よいです。
  • 分からないことがあったらマニュアルを読む
    ゲーム内でもマウスオーバーによってある程度は解説がありますが、そうでないものも沢山あります。分厚いマニュアルには大抵のことは書いてあるので、必要な箇所だけを探して読んでみましょう。大丈夫、ゲーム内の英語よりも簡単です。
  • 会話をする
    人に話を聞き、時には人を説得しましょう。Planescape: Tormentほどではありませんが、言葉は剣よりも強いことが多いです。
  • メモをとる
    大切な情報を得たら紙にでもテキストファイルにでもメモしておくとよいです。ゲーム内のLogbookにはRumors&NotesやQuestsの状況が記録されていきますが、Rumors&Notesは更新頻度が高く何処に必要な情報が書かれていたか見失いがちです。Questsは達成条件が記録されているだけで、それに至るまでの過程は自分で探さなければなりません。大抵のクエストはQuestgiverがどうすればよいか教えてくれますが。

 

Arcanum-Options.jpg

まずNew Game開始前にOptionsで、Default Combat-ModeをTrun Basedに設定しておくとよいです。

  • Trun Based
    Falloutでお馴染みのAction Point Trun Basedによる戦闘。
  • Fast Trun Based
    基本的にTrun Basedと同じだが、アニメーションが省略されている。
  • Real Time
    Diabloを意識したような、Action Pointとは関係なく相手と自分が同時に動く戦闘。

Real Timeは軽快ですが、あまりに軽快すぎるため、何が起こっているのかよく分からないうちに、PCやFollowerがやられていたりします。また、動いている敵をカーソルで指定するのが大変なため、Spellなどは使いにくいです。
しかしながら、雑魚敵をさっさと倒したり逃げながらFollowerに攻撃させたりと、Trun BasedだとAction Pointの制約によってやりにくいことも出来たりするので、慣れと状況次第ではTrun Basedよりも便利です。

これらの設定はゲーム中いつでも変更でき、Combat-Modeは戦闘中にSpaceキーを押すことでTurn BasedとReal Timeの切り替えができるため、状況によって切り替えるとよいでしょう。

 

New Gameではまず作成済みのキャラクターを選ぶか、新規でキャラクターを作成します。
Pick Charactorでは背景まで長々と考えられている作成済みのキャラクターが沢山用意されていますが、折角のRole-Playing GameなのでNew Charactorで始めましょう。

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性別(Gender)は好きな方でいいです。種族によっては男性しかない場合もあります。また、性別によってできるクエストや起こるイベントが異なったりします。

種族(Race)はなんでもいいですが、HumanかHalf-Elfが無難です。魔法を使うElfや、技術屋のDwarf、Halflingの盗賊、商売人のGnomeなどもいいですが、Human以外はElfとDwarfが対立していたり、Half-OrcやHalf-Ogreは特定種族に露骨に嫌われていたりと、種族間での好感度に偏りがあるため、会話がスムーズにいかないこともあります。
完全脳筋で会話なんざ知ったことかというのならば断然Half-Ogreですが、会話が必須のサイドクエストも多いですし、知能次第ではまともに喋ることもままならなくなったりするので、難易度は上がると思います。

関連資料:The Race of Arcanum – Arcanum JP Wiki (ManualやOfficial websiteにある種族に関する調査の訳出)

背景(Background)は何もないよりかは選んだ方が良いのですが、どういう方向にキャラクターを育てたいかここまでに決め、それに合った背景にすると良いでしょう。
Arcanumにおいては、社交的な魔法使いが圧倒的に楽で、技術屋が不遇とよく言われていて、私がプレイした印象でも実際そうなのですが、これは会話による交渉はプレイヤーにしかできないことと、戦闘はFollowerにも出来るため(場合によってはプレイヤーよりも強い)です。交渉や説得にはStatsのIntelligence、Beauty、Charismaと、SkillのPersuasionが重要視されます。このうちCharismaやPersuasionではFollowerの上限人数を増やすことが出来ます。
魔法使いにするのは、手に入れられるマジックアイテムを有効に使えることと、ゲーム進行に役立つ魔法が多いためです。
この社交的な魔法使いの場合だと、Charisma、Willpowerあたりが上昇する背景を選択すると無駄がありません。Intelligenceは魔法使いには必要ないため必要最小限になるでしょう。

魔法も技術を両立させることも一応可能ですが、大変な割に恐らく相当に弱いので、どちらかに特化させていくか、どちらもあまり使わずに戦闘オンリーまたは盗賊技能などを中心とした中立にする育成方針が望ましいです。

 

Arcanum-Sheet.jpg

次にキャラクターのポイント割り振りです。
最初は5ポイントありますが、以降はレベルアップ毎に1ポイント、レベルが5の倍数になった時は2ポイント得られます。このポイント数に対して、ポイントを割り振れる項目は山ほどあるため、慎重に割り振った方が良いです。一旦割り振っても閉じるまでは元に戻せます。ポイントは貯めておくことができ、New Game時も例外ではないので、よく分からなければ、とりあえず後回しにしてゲームを開始してもいいでしょう。
また、Skills(盾と鍵のアイコン)にはこの時点ではポイントを割り振るだけですが、ある程度ポイントを割り振っていると特定のNPCからそのSkillの訓練を受けることができ、ランク(Apprentice→Expart→Master)に応じた特典を得ることが出来ます。

ゲーム開始時からすぐにあると便利

  • Haggle
    次の初期装備購入時から有効。Expartを目指すと売買に困らない。
  • Persuasion
    Follower上限人数が増えるExpartまで。出来ればMasterを目指したい。

しばらくしたら欲しい

  • Pick Pocket
    NPCがいいものを持っていたら。またはクエストで解決方法の一つとして役立つ場合がある。また、懐を覗くだけならばこのSkillが無くてもでき、犯罪にならない。

Ranged weaponを扱いたい場合、矢や弾薬の確保の問題もあるので、BowやFirearmなどのSkillはすぐには必要ありません。
技術系も材料が無いため、この時点で取っても無駄です。薬草だけは最初からちらほら手に入るので、薬を作りたいのならば、Herbologyはありかもしれない。
また、RpairやHeal、Necromantic Whiteなどは取得しても、店員やFollowerが得意だったりするため、大抵のプレイスタイルでは役に立たないかもしれません。

右端のメーターは、どれくらい魔法(Magickal)か技術(Technologial)に偏っているかを示すメーター(Magick Tech Meter)です。Spell Colleges(Magickアイコン)を取得すると魔法方向に寄り、Technologial DisciplinesやTechnologial Skill(ギアアイコン)を取得すると技術方向にに寄っていきます。
魔法寄りになるほど、Spellの効果や、Magick Itemを装備や使用した場合の効果が高くなります。しかしながら、技術系アイテムがまともに扱えなくなっていきます。
技術寄りになると、技術系アイテムの効果が上がるというわけではありませんが、Magick Itemの効果が弱くなり、敵と味方のSpellを両方とも弾いてしまうようになります。

このため、Magick Techを両方取得していくというのは難しく、両立したとしても技術系アイテムはかろうじて使えるが、SpellやMagick Itemの効果は大したことがないという、あまり意味のない状態になってしまいます。

関連資料:Manual Chapter 1: Introduction – Arcanum JP Wiki (Manualより訳出、Magick とTechnologialが相容れないことを示す実験)

 

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最後に旅立つ前にアイテムを購入します。
丸腰なので、好きな武器を一つ買っておいた方がいいでしょう。しかしながら、序盤は矢や弾薬の確保に苦労するため、弓や銃はまだ買わない方がいいでしょう。
魔法使いならば序盤はFatigueが不足しがちなので、Fatigueが回復するポーションを幾つか買ってもいいでしょう。
女性の場合はElegant Dressは必ず買っておきましょう。+20 Reactionは大きいというか、最後まで使えます。