The Witcher 3: Wild Hunt #1 Without Importing

GOG.comで予約していて、発売して、当時アルファビルドだったGalaxy経由でインストールしないと強制終了して起動しないというクソみたいな前提設計でdownloader経由では起動出来ず、苦労して追加ファイルを足して起動したらしたで当時使っていたビデオカードGTX580では重すぎてひたすら寝かされていたのである。
その間の去年の夏くらいに、Enhanced Editionになった2でもやり直して3へインポートするセーブデータを作っておこうと思ってプレイしたのだが、これがまたどの辺が “Enhanced” なんだ?というような何も変わっていないクソっぷりで途中で投げてしまったのであった。そもそも真っ当な手順でインストールしても、正しくないファイルのお陰で絶対に起動しないしなこいつ。あ、書物が既読かどうか分かるようになったのは良くなっていましたね。1でとっくにあった機能だけど。
2はUIも戦闘もストーリーもクソってことで何がそんなに評価を受けているのかよく分からん。1の方がストーリーは断然良いし、良くはないがWitcherらしい戦闘が出来ていただろ。2EEは起動しない時点で0点。

そうこうしているうちにビデオカードを替えてGTX980になったので、気を取り直してThe Witcher 3。結局セーブデータは何もインポートしていない。2がそうだったし、どうせ大して変わらんだろう。

witcher3-Yennefer

グラフィクスは綺麗だけれど、あまり写実的ではないような。今時の物理ベースではなくて2の延長のような印象を受ける。
Yenneferはゲーム界屈指の美人だと思うが、アイラインアイシャドーマジック。これから化粧するわと言いつつ既にばっちり化粧された状態というのはどうなの。Ciriもそうだけれど、妙に現代的な化粧だと思う。The Witcherの元となった時代の化粧文化ってどんな感じだったんだろう。War Paint程度だったんじゃないの?

witcher3-CheapAxii

Axiiで魅了したときのエフェクトが、めり込んでいるのが分かるビルボード一枚のチープなエフェクトなのは何とかならなかったの…

Her Story

凄いゲームだった。

最初の5件、古い時刻順に5件まで表示という検索システムの都合上、きっと最後のムービーを掘り当てて再生する時がゲームの終わりだと思っていたのだが、違っていた。

HerStory-Coffee

続きを読む →

Downfall 2016 #2 Ending A

26/27 Ending A
原作を踏襲したエンディング。
原作では、中盤の2択がそのままエンディングの違いになっていたが(そして本筋とは関係のないところが変わるといった具合だったが)、今回はスコア方式で変わってくるらしい。残りの1点は、多分Letterを全て見つけられたかどうかではないかという気がする。

Spoiler Warning.

続きを読む →

Downfall 2016 #1 First Impressions

絵が変わっただけではなくて全体的にドラスティックに変わっている。脳味噌の行き先があの人から別の人になっていたりと、リメイク前のDownfall(以降、原作と書く)を知っていると大丈夫かこれと思う展開もある。
導線が整理されて次何やればいいのか何を探せばいいのかよく分からん、というのが解消されたか。さらっとヒントっぽい台詞も増えて理不尽な感じは無くなった印象があるが、既に原作をプレイしているからそう感じるのだろうか?
原作は無料化されたので、未プレイの人は後で比べてみるのもいいだろう。Steam版だとついでに同梱されている。

Downfall-2016

The Cat Ladyで出てきたネタがふんだんに逆輸入されている。
原作は特にThe Cat Ladyよりも先にやる必要は無く、物好き向けという感じだったが、リメイク版ではどっちを先にやっても小ネタで楽しめそうだ。とはいえ、絵が綺麗になった分、グロ描写がかなりえぐいことになっているので、相変わらず人を選ぶ感じであるが。

Joeは中の人が変わっているが(追記:変わっていなかった)、The Cat Ladyの声と似つつも落ち着きがあるトーンでいい感じ。”まだ”落ち着きがある頃の話なので。一方、Ivyは録音環境が酷い。シャウトするような台詞は音がこもって割れる。録音機材が良くないのだろうというか、JoeとIvyはThe Cat Lady, DownfallファンのYoutuberがvoice actor / actressなので、恐らくスタジオでなくいつもの配信環境で収録したのだろう。
結構素人っぽい喋りだが、棒読みではなくしっかりと抑揚があるので、non-nativeが聞く限りではそこまで気にはならない。nativeにとってはどう聞こえるのか分からないが。
彼らYoutuberを起用したのを推測するに、声質がマッチしていたというのもあるが、アメリカ人とフィンランド人ということでJoe(アメリカ)とIvy(スウェーデン)との訛りが同じであることも要因なのだろう。もっとも元々二人のキャラクターの設定に何処出身という情報は無かったはずなので、アクターに合わせた後付けの可能性もあるが。
イギリスのプロアクター事情は知らないが、移民の国であるアメリカのアクターさんを見る限りでは、中には他国の訛りで喋れる人もいるので、その人らを雇うという手もあったと思うのだが、まあ予算の兼ね合いだろう。

BGMは今のところ原作の方が好みかな。リッチではないがDevil Came Through Hereなんかは印象に残っていた。

LIMBO

褒め言葉として、このゲームをデザインしたやつは、性格が悪いに違いない。
大抵の場所は初見で死ぬようにデザインされている。グレインノイズの効いたモノクロの世界で、無情にも死にまくるのは鬱陶しくもなかなか雰囲気がある。

パズルは難しくもあるが、理不尽ではない。死にまくりながらあれこれ試行していると十分解けるようになっているし、思惑にひっかからずに死なずに解けるとデザイナーとの知恵比べに勝ったような気分になれる。
いい塩梅で良くできていたよなあと、感心してエンドクレジットを見ていたら、デザイナーもプログラマーもテスターも意外に人数が多かった。偶然の産物ではなくて、相当練りこんだ上で出来たのだろう。

で、クリアしてから初めて知ったが、このゲームのストーリーというか前書きは、妹を捜しにLimboに入った、ただそれだけらしい。