Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura part.2

Arcanumでの戦闘はReal Time進行だと1ラウンドが0.5秒くらいで過ぎていきます。ちなみにBGでは1ラウンド6秒でした。
Arcanumでは攻撃速度の速い武器は1ラウンドで4回くらい攻撃できます。
つまりどういうことかというと、弓矢がサブマシンガンのような速度で撃てるってことだよ!Ashburyの城で複数のスケルトンに弓矢を連射されまくって吹いた。そして死亡。レイピアを3回振ってたりするのは絵的になんとなく納得はできていたのだが、弓矢はシュールすぎるぞ。

Real Time進行のテンポの早さといい、HUDが妙にディアブロに似てたりと開発当初はHack & Slashにするつもりで作っていたんじゃなかろうか。

あと、戦闘は味方が壁越しで敵に反応して動かなくなる場合があるのが結構痛い。大抵は敵も壁越しに止まるのだが、止まらない場合は一方的に殴られてしまう。

鍵開けはロックピック買って使用する。したかってどこかでロックピックを調達する必要がある。自分のインベントリから実行しても自分と仲間のうち、一番スキルが高い人が勝手に試行してれるようだ。だがVirgilは成功した試しがない。罠解除なども同様で、スキルを使うと得意そうな人がやる。

Tarantへ帰って幾つかクエストこなしているうちにテレポートを覚えることができたので、Black Mountain Minesへ。Ashburyで寄り道していて結構レベルも上がってるはずなのに敵が強いなあ。装備はちゃんとお店で買わないと駄目か。

そうこうしているうちに山ほどアイテムが手に入るのだが、どれが必要でどれが不必要なのやらさっぱりだ。恐らく結構な数がフレーバーアイテムなんだろうけど、素材としても使えるものもあるようだ。素材からの生産スキルは全部Tech系だ。今回のキャラはArcanumでオーソドックスなビルドと思われる社交メイジなのでTech系スキルは取ってる余裕が無い。となると味方しかこの手のアイテムを扱えないわけだが、まだTech系の味方が居ないので生産の要領が分からん。一応Tech系のVollingerは仲間にできる状態なのだが、Virgilが嫌がるし。

何度か往復してBlack Mountain Minesが終わって、オーガのChukkaが仲間になってくれるらしいのだが、既に同じようなキャラのSoggがいるしなあ。二人いてもきっと役に立ってくれるんだろうけど、経験値が分散されすぎるかも(このゲームの経験値分配がどうなってるかは知らないが)ということで保留。そもそもシナリオ的にChukkaは元の場所を離れるとまずそうなんだが。

あとはDernholmとBlack Rootを行ったり来たり。ここのクエストは捻ったものが少なくて楽かも。
と思ってたら出た、言ってる方角と実際にある場所が全然違うやつ。最早定番だな。西に行けと言われて地図開いて東西南北の対応を見たら上下左右にそのまま対応していたのでひたすら左に行っても何もないっていう。実際の場所は左上の北西にあった。ライターは右上が北だと思って書いたんだろうなあ。

Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura part.1

ArcanumとベヨネッタのNon Stop Climaxを腱鞘炎にならないギリギリでやってます。多分ベヨネッタはスティックでやったほうが優しいだろうけど、ボタンをコンフィグできないので大変だろうな。
さっさとBG2やれっていう話ですが。Dragon Ageも出るし。

とりあえず、Ashburyで犬を仲間にしたのはいいものの、汽車に乗れなくなってテレポートもないし、どうやってTarantまで帰ろうかなとクエスト探したりしてみてるところまで。一応は歩いたり船でも帰ることができるはずだけど、結構時間がかかるだろうなあ。マップはシームレスに繋がってるようで、Daggerfallのように恐ろしくマップが広いことで有名なゲームでもあるのですが、Daggerfallのように意味の薄いダンジョン、農家、小さな集落なんかは殆ど見あたらない感じかなあ。そのかわり主要な場所はちゃんと作りこまれていますが。それ以外の場所がコピペのようにひたすら広大な土地なのもDaggerfallに似ているので、そういう場所ではさっさと地図開いて一気に移動するのがいいか。

さて、Arcanumは色々と世界の雰囲気が出まくりでたまらんです。TroikaだしFallout譲りなセンスというかなんというか。音楽は基本的に弦楽四重奏だし、Steamworksのサブタイトル通り、恐らくは産業革命後のヴィクトリア朝かエドワード朝がモチーフになっていて、よくある中世ファンタジーとはひと味違う華やかさと経済格差、文明、文化が随所に伺えます。

でも、Background(背景・生い立ち)でDebutanteを選んでも年齢が20歳ってのはちょっと気になるかな。まあ飲酒とか売春とかもできてしまうゲームなので、本来正しい十代半ばから十代後半に設定できてしまっても、現代の価値観では色々と言われるだろうしなあ。主人公の年齢を16歳まで設定できて、子供も大人も等しい扱いをうけるFalloutはいかにフリーダムなゲームだったのかを思い知らされます。
それから勝手に思っているヴィクトリア朝ということで、メイドさんはかかせないだろと探してみたのですが、今のところTarantで一人だけHousekeeperを発見。少ない。しかもメイド服ではなく普通のドレスでしたが。

これまたカルト的な人気はあるものの、意外に情報の少ないゲームなので、初歩的なことをメモ。キャラクタービルドとかWalkthroughなんかは無いわけではないのですが、それ以外の本当に初歩のことは結構ページ数のあるマニュアルにすら多分載ってない(つまみ読みしかしてない)ので手探りで。

  • スキルや魔法のショートカットへの配置は右ボタンでドラッグ。結構シビア。
  • インベントリやマップなどを閉じるには左上のキャラクターが描画されてる円をクリック。
  • 戦闘はやっぱりFalloutと大体似たような感じ。
  • しかしReal Time進行だともの凄くテンポ良く進みすぎるので(そしてしばしば死ぬので)、Turn Baseにしておくとよし。
  • SpaceでReal Time/Turn Baseにトグル変更可能。
  • 魔法などを選択したあと、通常攻撃/移動に切り替えるには右クリック。戦闘の終了も右クリック何度か押してカーソルを通常のに切り替える。
  • Fatigue重要。戦闘中にこれが無くなると何もできない。時間で回復するとはいえ、えらく時間がかかるので実質戦闘終わるまでは何も出来なくなる。ポーション以外で戦闘中に回復する手段とかあるの?
  • スキルをある程度割り振ると、NPCからその分野のトレーニングを受けることができる。トレーニングは3段階で、受けるとその能力がエンハンスされる?トレーニングしなくてもスキルの影響はあるんだろうか。
  • 窓も開いていれば乗り越えて中に入れる。
  • 装備品の効果の略語は意味がわからん。DR:Damage Resistance FR:Fire Resistance PR:Poison Resistance(”なんとかR”はレジスタンス系らしい) FT:消費Fatigue TH:わからん NP:わからん  Magick power available:わからん(マジックアイテムなので技術よりのキャラクターは装備できないらしいのだが、魔法よりのキャラクターでもなにか影響するのか?)

Arcanum: Of Steamworks & Magick Obscura

Troika Gamesということではあるのだが、GURPS採用のFallout系ルールというわけでは無さそうだし、Baldur’s GateのようなD&Dルールというわけでもないので、マニュアルから読まないとよく分からん部分が多い。

だが、英語のマニュアルのページ数が190ページとかちょっと多すぎでしょう。印刷しておいて暇なときにでも読み進めようかと思ったのだが、印刷するのもなにやらプリンタに悪い気がしてしまう。