年明けに意気込んで、所有しているPCゲームリストを作った。
随分昔のPCゲームを積み始めた頃からテキストベースで積みゲーを記録していたのだが、タイトル名以外の付加情報を書き足すと体裁がどうにもならないし、数が増えすぎていい加減管理が大変ということで、スプレッドシートに移行させた。
以前から何度か、エクセルのシートあたりに移してみたりはしていたのだが、テキストでのタイトルを追加するためにエンターキー押してゲームタイトルを打ち込むだけの操作から、行を追加してセルを選択してタイプしてと、かえって手間が増えていたので、やっぱりテキストのままでいいやとなっていた。
今回スプレッドシートに移行させるにあたって、Developer名、ゲームジャンルやプレイ時間、クリアするまでに要しそうな時間といった、一見便利そうだが実は何にも有効にならない付加情報や、見積もりに精度の高さを求めるような情報を書くようにすると、また面倒でテキストに戻りたくなるはずなので、面倒臭いことはやらないと決めてやることにした。
結局、残った記入項目は、ゲームタイトル、プレイ状況(Progress)、入手元(Distribution)、メモとなった。
プレイ状況の指定は、アバウトに8段階から選ぶようになった。最初にこうしよう、と決めたのではなく、あの項目が足りない、この項目は余計という具合に作る過程で決まっていったものである。どうせ最初に決めたものは早々に破綻するものだ。
Stacked | 全くやってない/起動確認くらい |
Early | 序盤まで/さわりだけやった |
Middle | 中盤まで/それなりにやった |
Late | 終盤まで/かなりやった |
Shit | クソなのでもうやりたくない |
Enough | 終わりがない/終わってないがもう十分満足 |
Extra | メインコンテンツをクリアしているが、拡張コンテンツがまだ |
Clear | クリアした |
当初は積みゲーだけをスプレッドシート化しておくつもりだったのだが、これまでのテキストベースの積みゲーリストから書き漏らしているタイトルは間違いなくあるはずなので…というか、クソゲーにぶちあったときに「こんなの二度とやるか!」と、勢いでアンインストールしつつリストから削除したこともあるので、今一度自分が所有しているゲーム全てを棚卸しして記すことにした。案の定、SteamのLibraryをチマチマと確認しているときに、やり始めたことを後悔したが。
そんなこんなで、数日かけて全ての所有PCゲームを網羅しなおしたつもりだが、スプレッドシートの恩恵として統計情報を取ることが出来る。スプレッドシートは方眼紙ではない。
データは結構頻繁に弄っているので、最新のデータは掲載ページにあるとして、以下は2016年1月14日現在のグラフである。
Progress:
完全な触ってもいない積みゲーは8割くらいになると思っていたのだが、意外とそうでもなかった。下四つの要素を崩したと解釈するのであれば、やりかけを含む積みゲー率も78.5%と、辛うじて8割を下回っている。
やりかけで放置している割合を見ると、序盤でほったらかしている割合が高い。感覚的には当たり前であるが、データとしてみると説得力がある。ゲームを始めたら一気にクリアまでやった方が積まなさそうだということが分かる。セールで沢山買ったからといってつまみ食いをするのは良くないのだろう。
Distribution:
同じタイトルでも、複数の場所や媒体で所有していたりするが、ここでは上に書かれている順を優先(例外ケースあり)として重複を除いたものである。特にSteam, GOGは余所で買っても登録出来ることが多いし、物理的なディスクはしばしばデジタル販売で買い直していることが多い。
そして、やはりSteamが圧倒的に多い。GOGも値段が安いので買いすぎてしまうようで、意外に割合は高かった。ディストリビュータ別のゲームクリア率が分かると、面白くも苦い傾向がありそうだが、それはまた追々やってみる予定である。
つづく。