異様な雰囲気だとか狂っとる感じが一目見て分かり、気になってしょうがなかったのでGOGの先週の週末セール時に購入。こういう純粋なアドベンチャーゲームは殆どやらないんだけれども、それでも惹きつけられるほど強烈な印象。
同時にセールしていたOut of This WorldことOuter WorldことAnother World 15th Anniversary Editionはもちろん購入。これはもう何度もクリアしているんだけれどね。
頻繁に落ちていたが、win95互換モードにするとまともになった。
始めてみたところ、やっぱりこのゲーム狂ってる。イントロのムービーを見てると主人公は交通事故で車ごと崖から転落。
事故後にどうなったかはよく分からないが、目覚めた先は頭のいっちゃってる人が収容されたタワーから始まる。主人公は顔を包帯でぐるぐる巻きにされているが、そこはどう考えても現実では無さそう。事故後に自分がどうなったのか分からないし、記憶喪失になっている。何人か会話できるが、どれもまともな会話になっていない。
最初なので簡単な謎を解くと、次のレベルへ。
真実を探せと外に出たのは良いが、そこは身体が奇形になっている子供達しかいない廃れたタウン。そんな子供達と話しているうちに、大人の女性が子供の名前を呼ぶ記憶を思い出し、名前を思い出す。本当に自分の名前なのかどうかは分からないのだが。
そうこうして調べているうちに大人がいない理由と、大人がいないのにも関わらず彼らがMotherと呼ぶ者の存在というのが段々と判明してくる。
解決したらまた別の場所に飛ばされるのだが、次の場所は精神科病院。当初の事故後はここに収容されたらしい。話を聞いていると最初のタワーは幻想だと思っていたのだが、現実だったのかもと思えてくる。でも、この病院もやっぱり現実味が薄い気がして、何が現実なのか分からなくなってくる。
貧相な文章力で伝わりにくいが、現実と狂気が曖昧になってくるアドベンチャーです。