When The Past Was Around


スマホゲーの移植かな?と思ったくらいシンプルなPoint and Click。
ストーリーでゲーム内での目的があって進むために仕掛けを解いていくようなアドベンチャー的ではなくて、あくまで脱出ゲーム的なレベルクリア型。難易度も簡単でゲーム性は乏しい。

会話やダイアログによるストーリーテリングは一切無くて、情景から感じられるnarrativeが全て。ゲーム性も相まってFlorenceのようなゲームだ。二時間もあれば十分終わるボリュームなので、10ドル前後の定価だとちょっと高いかなと思う(Florenceは飛行機搭乗時に始めてから離陸前に終わったけれど…)。

特筆すべきは、アートスタイルだろう。濃くもなく、媚びてもいない淡い柔らかいアートが直感的な購入動機になったが、そこは期待通りだった。
一方で、インタラクションの際に鳴るSEがフリー素材感が強く、チープな印象を受ける。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です