あーでたよ、危惧していた長々しいカットシーンを見ているだけの、かつての仲間の死亡。
苛立ちの矛先の何割かは英雄的な行動が無駄になっていたかも知れない取引を持ちかけた人物に、残りはシナリオライターに。
危機的状況下なので人死にが出るのはやむを得ないとして、ただひたすらに見ているだけなのと、ここに至るまでがね。
その前のTurianのMissionのカットシーンもやたら長くてもったいぶっていて、緊迫した状況なのにプレイヤーだけが傍観していて置いてけぼりである。
いつまで操作不能なんだよ、というかShepard持ってきたライフルと違うやんなどと、ヤジ飛ばしながら見ていた。別に防衛中にインゲームで見せても良かったシーンでしょうここは。
さらにその少し前も、別のかつての仲間も死亡フラグたてまくりというか、これから死ぬと覚悟していたような雰囲気のカットシーン(ここ大事!共に残って戦うとかいう選択の余地無し)で、遂にやっちゃうの?とハラハラ半分ゲンナリ半分くらい。
結果的に一人でも余裕で追いついて間に合っていたわけで、協力していれば余裕でしたよねこれ。まあ、嫌なことにならずによかったのだろうか、と思った矢先にこの一連の展開である。
いずれも共通しているのは、なにかしらの突発的なアクシデントが起きて、死んででもやり遂げるしかないという自己犠牲なのだが、こうも立て続けに同じような状況を起こされて、ひたすら長々とカットシーンで見せつけられても…ねえ。
他に引き出しが無いんですかね。
で、その後にはまたシチュエーションが同じ子供の夢だ。飛ばせないしクドすぎる。
思い出したかのようにAshleyがどうとかいう選択肢が出てきたけれど、微塵も思ってねえよ。
なんとなく今後の展開が読めてきそうだが、区切りが迫ってくると、毎度こういった押し売りが列を成してやってくるんですかね?その度に白けてしまいますよ。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
Krogan好きにとっては微塵の迷いも無かったぞ。3のここだけを見ても、あ、え?うん、そうだね…なのだが、1から続けているからこそ意味が生じるのだ。
しかし今回はHenchmenのKrogan枠が無いっぽいのが残念。
さらに進めてみると、おやおや、かつての仲間が気持ちの悪い勘違いチャイニーズ?を相手に圧倒していると思ったら、次の場面では急に弱くなってやられちゃいましたよ。
何故カットシーンではShepardはShieldを吹き飛ばすOverloadや強力なアサルトライフルを使わずに、ピストルでちまちまと撃ってあまつさえ外しまくってるんですかね。うちのShepardはこんなにヘタレじゃないぞ。
そして何故Henchmenは棒立ち…
開発側の都合で殺された死人に感動なんぞあるわけが無い。
というか、彼らはMass Effect 3を通してプレイしたのだろうか?通しでプレイしたとして、この不可避な連続殺人事件に違和感を覚えなかったのだろうか?