能力値(Ability Scores)をどう伸ばしていこうか考えてみる。
AD&Dの能力値によるHitやHPやACなどの修正値はかなり極端で、15,16あたりまで上げない限り修正値は付かない(マニュアルにテーブルがある)。つまり、その辺まで上げない限り少しずつ割り振ったりするのは修正値的には無駄なわけで、修正値のことは殆ど無視して伸ばしていった方がよさそう。Nameless Oneの各能力値の下限値は9なので、初期値のままでマイナス修正がつくのはLoreくらい。
強いてこれを気にするのならばMage Spellに必要なIntellgenceか。level 9まで使いたいのならばIntellgenceは18必要になる。他にはNameless OneにはConstitutionが20に満たなくともRegenerationがあり、Constitutionはこれの速度に影響しているので、多少なりの上昇でも恩恵が受けられるかもしれない。しかしながら、値が十分に高くない限り急激に回復するわけでは無さそうなので、戦闘最中に受けた傷をたちまち回復してしまうということもなく、必要性は低そうだ。
したがって上昇させていく指針となるのは、このゲームにおいて多くの割合をしめるDialogに影響があるかどうかになりそうだが、マニュアルでそれが明示的に書かれている能力値はDexterity, Intelligence, Charisma, Wisdomらしい。Strengthもintimidationや何かを破壊しようとしたときに影響がありそうだけれど、基本的にはこの4つを伸ばしていくのが良さそうなのかな。Dexterityは素早さの判定なので、強敵と対峙して説得しようと試みたりするような重要な局面では、普通は出番が無さそうなので削っても良さそうな気もする。
Clerk’s Wardでの変な名前の娼館(といってもそういうサービスは行っていない)で、follower候補のFall-from-Graceを発見。様々な経験的知識を得ることで、この多次元世界を解き明かしていくSociety of Sensationに属する彼女は、名無しで傷だらけで記憶喪失なNameless Oneに興味が湧いたらしく、娼館の女性10人と話してくればついていっても良いとのこと。
彼女たちと話していると、これまた各々色々と悩みやトラブルを抱えているので一筋縄ではいかないわけで。Fall-from-Graceに報告するのならば、単純に話しかけるだけでもOKなのだろうけれど。
“What can change the nature of a man?”
ようやくこの一文が出てきたが、(これから先の、もしかしたらもう既に)Tormentにおけるテーマとなるのかもしれない。実は、Fellと話していたときに “I cannot change the nature of a man.” と言われていたが。
訳するならば
「人間の本質を変えることが出来るものとは何か?」(直訳)
「ヒトがヒトであるためには?」
あたりだろうか。
それが仮に死(死ぬこと)だとすると、Nameless Oneは人間ではないのか?という謎が浮上してくる。
他のゲームでは、Ever 17でも似たようなことが問われていたような気がする。あれは確か観測されることで存在するという量子論的なものだったと思うが、それについて考えることがメインではなく、あくまでメタなトリックがメインであると思っているが。
娼館をあちこち行き来していると、衣裳箪笥になった人が。最初は中に入っているだけなのかと思っていたら本当に箪笥になっちゃっているらしい。話を聞いていると、自ら望んでその姿で居るようで、うらやまけしからん。
全員と話してからFall-from-Graceに報告すると、9人しか居なかったけれど、残りは誰?ということに。「俺が10人目だ!」または「箪笥の奴が10人目だ!」で答えると、ではそのこころは?(連れて行く理由)ということに。
かくして、仲間になってくれたが、Priest spellが非常に残念。level 4なんてCure Serious Woundsだけしかないんですけれど。仕方がないので殴ろうにも1d3 cold iron touchオンリー。そもそもフルプレート着込むようなClericではないので、前線には出せない。
さらに、文章上の表現は絶世の美女らしいが、ポートレイト上では……だし。お陰でAnnahが嫉妬しまくりという。
休憩できる場所に残しておいて、休憩前のヒールマシンにならないかどうか心配である。