環境依存の問題なのかもしれないが、Patch 1.1辺りから会話の選択肢でマウスによる選択が効かなくなるときがある。
それからSignを使おうとしてもキー入力に反応しないケースがあるのが酷い。なんらかのアクション中でキャンセル出来ないとかそんなのではなく、数秒間はいくら押しても無反応。タイミングを逃したりボコボコにされたりでやってられん。
ビジュアル面ではPrologueの回想部分が一番クオリティが低い気がする。以前に書いたとおりその箇所はパラメータの設定も酷い。適当にムービーで済ませる予定だったのが、後で追加することになって余裕が無かったのかね?Chapter 1もグレアが効き過ぎだったり、シャープネスを効かせすぎだったりしたが、Chapter 2以降はまともな感じ。
フェイシャルアニメーションが乏しいのは気になる。Geraltさんがブツブツと喋っている分には問題無いのだが、他のキャラクターがちょっとでも感情を表に出していると表情と一致しなくなり、音声とキャラクターが乖離してしまう。セットアップやリギング段階での根本的な問題でこうなってしまっているような気がするが、恐らく笑うことすら出来ないのだろう。
この辺は口だけがパクパク動いていた頃の10年ほど前と同じ感じだ。
Iorvethはテロリズムだからじゃあ人間側の方はと言うと、Rocheは比較的まともな人間に見えるのだが、ゲームの進行上関わってくる人間はことごとく碌でなしなのは流石というかなんというか。
どっちについてもクソだから自分の目的を第一として中立的であり、下衆ないざこざは勝手にやってろ、という本来のWitcherの立ち位置にいながらにしてどう振る舞っていくのかというのは変わっていない。
しかしながらChapter 2以降は進行の都合上、荷担勢力を見限っての鞍替えが出来ない(Chapter 1での積み重ね次第では出来るのかもしれないが)のが残念である。
Chapter 3は短かった…
サブクエストをやっても速攻で終わる。サブクエストをやらないと多分一時間以内でどうにかなってしまうのではないだろうか。
で、最後の方になって機械仕掛けの神よろしく、ひたすらベラベラと喋って話を明らかにしていくのはどうかと。Geraltさんが記憶喪失からの思い出しに頼らずに、追いかけている最中に少しずつ自身で見つけていって明らかにして欲しかったものである。
この尺の短さからして今後そうしていきたかったのかもしれないが、大人の事情でここまで切り詰めて巻きに入らざるを得なかったのかもしれない。当事者以外の関係者は軒並み逃げたしなあ。完全に解決しきってはいないような。
中盤以降の戦闘はボスだろうが何だろうが余裕。適当に防いだり避けたりして斬るだけ。Prologueが一番難しかったですね。
Tawny Owl飲んでポチポチとIgni使っていれば、ラスボスだろうがなんだろうがハメ殺せる前作の終盤よりかは大分マシにはなったものの、相変わらず難易度カーブとラーニングカーブはおかしいと思う。