Journey

当時から気になっていたのだけれど、ようやくPCでもプレイできるように。
分かってはいたが短い。2時間未満。当時ではなく、現在で約1,500円出す価値があるかどうかは疑問だ。

渋い言い方をすると、仕掛けを有効にして進むだけ。最初の方はこれは面白いのか?と大分疑問だったが、narrative面で徐々に盛り上がっていって終盤の展開は鮮やかで素敵だった。
しかし、後半の自発的に飛び続けないと進めない箇所まで自発的に飛ぶ方法を知らなかったのだが、これは意図的なデザインなんだろうか。いや、それだったら最初からアイテム取ってマフラー伸ばさせるような行為は不要だっただろう。序盤で連打していたらなんとなく進めるような仕掛けではなくて、ちゃんと飛ばないと進めない箇所を用意しておいた方が良かったように思える。

当時衝撃的だったとされる要素ついてはとっくに知っているのだが、そうでなくとも普通にドロップインアウトだと認識できただろう。
遭遇頻度は中盤くらいから数回出てきた程度で個人的には少ないと感じたが、時期的に大分経過した移植版でのことだし、開発が想定してた頻度はどれくらいだったのだろうか気になる。実績を見る限り、最初から最後まで誰かしら居る想定だったのか?
じっくりアイテムを探したい場合なんかは気を使ってしまって煩わしいとも感じてしまった。なので、最初の方以外は探すのを諦めて無視してしまった。

Red Dead Redemption 2 #1 Family Name

結構長いチュートリアル的なChapter 1が終わるとほぼ自由になるっぽいのだが、どこに行ってもごく普通の自然で、ステレオタイプな西部開拓時代っぽさがあんまりないなという印象。Chapter 3に入っても、ローケーションは同一でキャンプ地帯は東へ東へと移動しているので、むしろ西部から遠ざかっている。馬で荒野を走りたいのに。
前作は荒野から湿地からメキシコまで景観の変化に富んでいた記憶がおぼろげにあるのだが。

日本語翻訳は、人物名を名前で表記することに統一しているのか知らないが、喋りで苗字と名前を呼び分けていても常に名前で字幕表示される。フルネームで知らないと混乱することに配慮しているのかもしれないが、ちゃんと音声も聞いていると字幕との食い違いにかえって混乱する。
特に、前作主人公のJohn Marstonが初めて登場するときに、JohnとMarstonを恐らく意図的に呼び分けているのに字幕上ではジョンとしか出てこないのががっかりする。ゲームに対する愛が無い。

Grand Theft Auto 5 #2

メインミッションを最後まで進めたけれど、ストーリーは4の方が好きかな。
アメリカンドリームを掴んだと思ったら失ったものが多すぎた、という苦く虚しい話が好きだった。

GTAでこれを言うのはナンセンスなことなのだが、あれだけ何度も強盗やら民間人を巻き込んだ大量殺人をしておいて、定住して普通に生活できているのはおかしいだろう。4はギャングの抗争が主体だったと記憶しているし、セーフハウスも点々と移っていったのでまだ説得力はあったのだが。

それでふと、4を起動してみたが、当時の時点でそんなに綺麗でない部類だったグラフィクスは今見てもやっぱり綺麗ではないし、自動車の挙動がフワフワしていて運転しにくいし、カメラの挙動が運転時、非運転時どちらも酷くて操作しにくい。
5も発売してからもう結構年月が経っているんだけれど、割と見劣りもせず遊びやすかったのは良い。

4は当時SAからオミットされていったデザインが多いと散々言われていて、5でいくつか戻ったりしたものの、スキルなんかは全然効果を実感出来なかったし、いろんなカスタム要素や売買も金が無いから無駄遣いもできなくてやらず仕舞い。
逆に4ではよかったのに、5では無くなってしまったデザインも沢山ある。電車は走らなくなったし乗ることもできなくなった。カーナビも無くなってしまった。女性とのデートも無く、出てくる人物は狂人ばかりで留守電ばかり。ホットドッグを食べられずソーダしか飲めない。
どういう基準でこれらのデザインの取捨選択していったのか気になる。

Grand Theft Auto 5 #1 Free Lunch

無料だったからというわけではなくて、昔から買って積んでいたのを丁度崩している。

Los SantosのDowntownは、元のLos Angelesの雰囲気がよく出ているなと行ったことがある身からすると思う。ランドマークとか街並みが全然そっくりなわけじゃないんだけれど、ビル街の所々がひっきりなしに建て替わって工事中になっているビルとか、そこから少し外れると急に普通のちょっと汚い街並みになるところとか、こんな感じだったよなあという印象を受ける。
空港はかなりそのまんまで唸ってしまった。入り口はあんな風に一直線に沢山並んでいるんだけれど、中に入ると複数あるターミナルがそれぞれ連結されていなくて、ターミナルをまたぐ移動がとても大変だったのを思い出した。

やっていて気になるのは、金儲けの手段が極めて少ないということだろう。
ミッションをやっても大抵報酬無し。そのくせアクシデントで死ぬと$5,000取られるのは厳しい。4のときは、ちょっとずつ稼ぐ額が増えていていってアメリカンドリームに近づいていっているという感じだったんだが、今回は最初からある程度金持ってるやつもいるし、最初の方で大金がドカンとはいって以降は全然という感じになる。その大金といっても、色々買うには全然足りないんだが。
いくつかある手段のうちでも株が一番儲かるようなんだが、株は好きじゃない。上がり下がりを張り付いて監視し続けるのが時間の無駄で割に合わない。特に現実世界と異なって、あくまでゲーム上のプログラムされた株価の上下だから猶更興味が湧かない。暗殺ミッションなんかの自分でタイミングを操作できるとき以外はやる気にもならないし、それをやったとしても、売り時を考えるのがひたすら面倒くさい。
ミッションの都合で潜伏したり仲違いしていて操作できないタイミングがあるというのはゲームデザイン的にも相性が悪いだろう。