Aeon of Sands – The Trail #1

Old-School Dungeon Master like RPG

スクリーンショットを何枚か見て、ピンときたので説明文も読まずに買ったやつ。ファンタジーな世界観かと勝手に思っていたのだが、post-apocalypseだった。しかし、魔法があるのはよく分からない。

荒廃した土地にそびえ立つ巨大なバリアに守られた樹を集落にしてそこから旅立つ…という始まりなのだが、アートのトーンやタッチが渋い。渋いのだがダイアログ、特に主人公の台詞と選択肢はふざけた内容が多くて、どういう向き合い方をすればいいのか戸惑う。
ふざけた内容だけに何を選ぼうと結末が変わらないということは無く、逆にかなり細かく進行が変化していく。Market Houseでは選択肢を選ぶたびに時間が経過しているような扱いになっているらしく、店の廻る順番によって応対や手に入るアイテムが変わってくる。さらに、全部スキップして進めるとランダムでアイテムが手に入る上に、followerが付いてくるという何が最適解なのかよく分からない。
ドマイナーなのでこの辺を網羅したようなwalkthroughは当然無く、ほどほどに妥協してプレイすることになるので、プレイする人によって大きく異なる体験になりそうな気がする。

今のところ、戦闘も謎解きはシンプルでLegend of Grimrockあたりには遠く及ばない。戦闘はタップダンスしながら殴り続けて、謎解きはドアのスイッチを探すか、プッシャープレートにアイテムを置くかという程度。
また、近接武器は、確率かなにかで壊れるらしく、消耗が厳しくてなかなか難しい印象を受ける。遠距離武器は、弾数の制限がある代わりに、何故かクールダウンが無く連射できてやたら強い。HPやスタミナは消耗していくのに魔法だけは使うたびにManaが増えていって溢れるとダメ、という統一性のないデザインになっているのが気になる。

Mini Metro #1 Clutter Traffic

中毒性はあって楽しめるのだが、イマイチこのゲームのセオリーが見えてこない。
例えば、

  • 同じマークの駅を連続しないように繋ぐ
  • 長距離の連結は避ける
  • 循環させる場合は、内回り外回りの車両を配置する
  • 人が溢れそうな駅の真横に新車を置いて吸わせる

みたいなセオリーはすぐに見えてくるのだが、これらを実践しても改善されたかなという実感が無い。駅の配置や乗客の配置と行先が恐らくランダムになっている所為なんだろうか。酷いとひたすら〇が連続するし、希少なマークが端の方に位置してどうにもならない感がある。

用意されているレベルも難易度順になっているわけではなくて、カーブがよく分からないことになっている。いくつかのレベルは露骨に難しいのが分かるが、それは最後の方に偏っているわけではない。それ以外のレベルはあまり違いが分からなくて、一番最初のレベルが明確に簡単というわけでもない。

そのうち自分だけで考えることに限界が見えてきて、ガイドを見たりするも上記のような既に知ったセオリーしか出てこなかったりする。一方で、ランキング上位のスコアは異次元のような値なのだが、exploitがありそうな気がしてならない。