LIMBO


褒め言葉として、このゲームをデザインしたやつは、性格が悪いに違いない。
大抵の場所は初見で死ぬようにデザインされている。グレインノイズの効いたモノクロの世界で、無情にも死にまくるのは鬱陶しくもなかなか雰囲気がある。

パズルは難しくもあるが、理不尽ではない。死にまくりながらあれこれ試行していると十分解けるようになっているし、思惑にひっかからずに死なずに解けるとデザイナーとの知恵比べに勝ったような気分になれる。
いい塩梅で良くできていたよなあと、感心してエンドクレジットを見ていたら、デザイナーもプログラマーもテスターも意外に人数が多かった。偶然の産物ではなくて、相当練りこんだ上で出来たのだろう。

で、クリアしてから初めて知ったが、このゲームのストーリーというか前書きは、妹を捜しにLimboに入った、ただそれだけらしい。

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