Gone Home

ある日旅行から帰ってきたら書き置きと共に家族が誰もいない。
何故?どうしてこの家はこんなにでかいんだ?と、疑問に思いながら自分の家であるにも関わらずしらみつぶしに痕跡を探す。

置かれている物やノート、メモなどから家族構成が分かってきて、お父さん、お母さんが何をしていて、妹がどんな感じの子なのか分かってくる。
そうすると、自分の操作している姉が主人公ではなく、妹が主人公なんじゃないかという不思議な感覚にとらわれてくる。そこら中にnarrativeなオブジェクトはあるのだが、とりわけ重要なことに関しては、常に妹が自分の視点で語るからだ。決して操作している姉は語らない。
17歳の思春期である妹ゆえに、これくらいの年頃の子はこんな感じだよなあと思わせるような内容なので、思春期を過ぎた大人がプレイすると共感を覚えやすいのだろうか。それこそ操作している姉も同じようなことを思っているのだろうか。

語りを見聞きして状況を知り、そうこうしているうちに、もしや?という疑問が沸いてくる。その疑問は遠くないうちに的中し、クライマックスへと静かに向かっていく。そして、Gone Homeってそういうことだったのね、と晴々しさと寂しさの入り交じったような余韻を抱きながら幕引きが行われるのである。


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