Cart Life part.1

何をするゲームなのかすら分かり難いが、路上販売シミュレータの体裁をしたアドベンチャーゲームだと思う。
外面からは想像しがたいが、2013 Independent Games FestivalでExcellence in Narrativeを受賞しているあたり、話も凝っているらしい。他にもIGFではSeumas McNally Grand Prize(いわゆる最優秀賞)とNuovo Awardを受賞しており最多である。

起動してまず恐ろしく文字が読みにくいことと、画面解像度が気になるはずであるが、readme_images/fixes.htm に画面設定について書いてある。Adventure Game Studio製のゲームでは共通してこの設定方法なので、他のアドベンチャーゲームでも応用が利くだろう。
要するにGraphics Filterで画面解像度が変えられるのだが、2x nearest-neighbour filter (1280×800) か 3x nearest-neighbour filter (1920×1200) が現在の一般的な解像度に近いだろうか。anti-aliasing filter は名前の通りアンチエイリアシング処理が行われるので、Cart Lifeのようなドット絵のゲームには向かない。
他には mcgaow/index.html というマニュアルに相当するものがあるが、フレーバー的な要素がかなり強く、ゲームシステムに関する詳細な説明は少ない。

Playable Characterは3人。やってみるとすぐに思い知らされるだろうが、どいつも癖がありすぎるというか、問題抱えすぎな(ダメな)連中である。

CartLife-Andrus.jpg

Name: Andrus Poder
Operation: Newspaper Stand
Product: 価格・提供速度
Money: $2,250
Notes: 月々の騒動を受けて、新たな町でNewspaper Standをはじめることによって、飼い猫のMr.Glembovskiと共に人生をやり直そうと模索している。
Challenge: 月曜の夜までにリース契約の繰り上げに必要な金を得て、Georgetownで新しい住処を見つける。
Special: 長い仕事生活によって培われた、優れた労働倫理を持っている。何でも食べ、他のキャラクターよりも空腹になりにくい。
Addiction: 若い頃から喫煙家だったのでニコチン中毒を煩っている。咳き込み、煙草を欲しがるだろう。

CartLife-Melanie.jpg

Name: Melanie Emberley
Operation: Coffee Hut
Product: 品質・提供速度
Money: $1,560
Notes: 離婚したため旦那の職場でやっていた仕事を辞めた。親権を得ることと、新しい仕事が安定していることを娘に証明することができるだろうか?
Challenge: 月曜の親権聴聞会(Custody hearing)?のために$1,000稼ぐ。娘のLauraの面倒を見る。
Special: フレンドリーで人を惹きつける。客はすぐに打ち解けてくれるだろう。
Addiction: 娘と有意義な関係を維持しなくてはいけない。毎日学校へ娘を迎えにいくことを忘れないで!

CartLife-Vinny.jpg

Name: Vinny
Operation: Bagel Cart
Product: 品質・提供速度
Money: $202.60
Notes: 街に戻ってきて、古い手押し車で少しばかりのベーグルを販売することをあてにしている。最初の週に十分に稼いで良い状態を迎えられるだろうか?
Challenge: 良い評判を築く。カートを維持する。月曜の夜に賃料$500を支払う。
Special: カフェインを摂取していると、速く歩ける。多くの種類のベーグルを作ることが出来る。以前から自分のカートを所持している。
Addiction: 最近コーヒーばかり飲んでいたので、カフェイン中毒になっている。カフェインが切れると疲れて鈍足になる。

あまりにも読みにくくて見向きもしないだろうから、適当に書き出してみた。Operation内容は、日本ではあまり馴染みが無いので英語のまま。ピンとこない場合は英語で検索(特にイメージ検索)すると、そのものズバリが出てくるだろう。

さて、まずは失敗させるデザインというか、突き放しっぷりが半端無い。
どうすりゃいいんだろうと場所を探したり、人と話したり物色したりしている間にも基本的にどんどんとゲーム内の時間は過ぎていってしまうのである。我々non-native speakerにとっては、このゲームはまずは文字を解読することからはじめなくてはならないのだが、これは一体何と書いてあるのだろうとじっくり読んでいる間すら無慈悲にも時間は待ってくれないのである。

一応、喋ってる最中にキー入力するとスキップ待ちの状態になってしばらく台詞を止められるのと、ゲーム内のオプションからキャラクターが喋る速度を変更できる。しかし、喋る速度を下げると台詞表示と音声(といってもビープ音でブツブツ鳴ってるだけ)がかみ合わなくなるし、ひたすら下げまくると最後のワードが表示された瞬間に次の台詞に移ってしまってかえって読みにくくなってしまう。
そこで、ウインドウモードで起動しておいて、非アクティブ状態にするとゲームが完全に一時停止するので、これを利用するのが良いだろう。


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