有限の経験値を何に割り振って良いか最初は分かりにくく、ましてやTroikaゲーが初めてだとどうしてよいかさっぱりかもしれないので、簡単なFeats reviewでも。基本的に様々な解法が用意されているゲームなので、効率よりもどういうキャラクターにしてどういう活躍をしたいかが一番大切です。Clanによって得手不得手もあるし。なので、その指標にでも。
Combat Feats
- Unarmed
Katanaが手に入るまではMeleeよりも素手の使い勝手は良いので、できれば上げておきたい。 - Melee
Katanaでお世話になるはずなので終盤は高い方が良い。 - Ranged
敵によってはRangedの方が戦いやすかったり、ダメージ的に有効だったりする。特にMeleeでは攻撃できないボスもいるので、Melee特化でもあげておきたい。このゲームはUnarmedやMeleeと同様に、Rangedの威力もFeats依存なので。 - Defense
敵の攻撃は、Disciplinesで軽減でもしない限りやっぱり痛いので多少は欲しい。
Covert Feats
- Lockpicking
全てのQuestsを十分楽しむためには必須。いくつかのSide Questsを達成できなくてもよいのならば必要はないが、そうでなければブースト込みで7か8は欲しいところ。 - Sneaking
全てのQuestsを十分楽しむためには必須。いくつかのSide Questsを達成できなくてもよいのならば必要ない。補正込みで5以上あると、視覚ゲージが0の場合に接触しても見つからなくなるので、その程度を目指すと不利な状況でも楽になる。 - Hacking
全てのQuestsを十分楽しむためには必須。いくつかのSide Questsを達成できなくてもよいのならば必要ないが、そうでなければ7あれば十分か。password全部知ってるぜというのならいらないが、PCにとってはゲーム内の情報だけでは知りうることが出来ないpasswordが多くあることを忘れずに。 - Inspection
高いほどObjectsやItemsに目立つオーラがつくので見落としにくくなるのだが、必須ではない。周回プレイだとまずいらないが、初回時はあっても損はしない程度。 - Research
多くのTomeを読むために必要になってくるのだが、最も高い要求値が10だったりするので、そこまでポイントを消費して上げるか悩むところ。最終的にはTomeを読んで浮く経験値の方が多くなって得はするのだが、そうなるのは終盤。低いResearchで読めるTomeのみでも問題ないかも。
Mental Feats
- Haggle
売買コストがよくなるだけ。お金は余りまくるというわけではないが、足りなさすぎるというわけでもないので無理して上げる必要はない。 - Intimidate
Persuasionで大半はなんとかなるので特には不要。脳筋Clanだとこちらの方があってるのでお好みで。 - Persuasion
戦闘を会話で回避する方向で解決する方が、暴力に訴えて解決するよりも得られる経験値や報酬は良くなる場合が多い気がする。脳筋Clanでも多少はあるとうれしい。6あれば殆どはなんとかなるはず。 - Seduction
やはりPersuasionで大半はなんとかなってしまうので特には不要。しかしながらJeanetteやVelvetとの会話や、NPCを口説く場合には結構重要なfeat。お好みで。
Soak Feats
- Bashing, Lethal, Aggravated
いわゆる防御値なのでどれもあるに越したことはないのだが、上げることの出来る手段が乏しい。
Other Traits
- Humanity
Humanityが高いと、血が少ないときにFrenzyに陥る確率が低下する。真っ当にQuestsをやっていると下がるケースよりも上がるケースの方が多いので、特には問題にはならないはず。 - Masquerade
下がりすぎるとゲームの進行が困難になるし、全て失うとゲームオーバーなので注意。
Disciplines
Tremereだったので他のClanではあまり参考になりませんが。
- Blood Buff
Physical AttributesのStrength, Dexterity, Staminaを、一時的に5までブーストする。戦闘能力の底上げから、Lockpicking, Sneakingの強化まで重宝する。
- Auspex
全然上げなかったし、上げる必要も無かった。Witsが上がるのでHackingのブーストとして序盤で使った程度。本元のRPGでは重要な要素なのかもしれないが、CRPGなのでLivingかUndeadかが分かったところでなんだという話だし(そもそも見た目で大体分かる)。Perceptionも上がるようになるとはいえ、終盤は効果が薄い。一時的なブーストに過ぎないこれを伸ばすよりは、別の部分に経験値を割り振った方が良い。
- Dominate
対人限定なのだが、最後まで対人戦はあるし、Masquerade Violationにならないため非常に重宝する。戦闘が得意でないTremereとVentrueの特権。こちらの位置が特定されないのでSneakingと相性が良い。Level 1: Trance
一定時間相手を無力化する。Sneakを容易にしたり、吸血を容易にしたりとなんでもござれ。効果中に攻撃を加えると解除される。Level 2: Brainwipe
範囲内の敵がこちらを見失うらしいが、範囲は意外に狭いし、そもそも使うような局面があまり無いというか効果を実感しにくい。微妙。Level 3: Suicide
問答無用で対象の人物を自殺させてしまう。強すぎる。これで数を減らした後に、残った一人をTranceから吸血に持ち込んで回復とかなんでもありに。他人が自殺するところを目撃すると警戒する点だけ注意。Level 4: Possession
いわゆる本来のDominateで、下僕にしてしまう。Sneak中には使えないし、戦闘ではもっと他に有用なDisciplinesはあるような。銃撃が厳しいときに囮にする程度か。Level 5: Mass Suicide
Suicideの範囲版。結構効果範囲は広く町中で使うと圧巻なのだが、やはりある程度は固まっていないと効果が薄いので実際に使う機会は少ない。Bloodの消費も激しいので使った後のことも考えておきたい。
- Thaumaturgy
Tremere専用の鮮血魔術。使いどころは難しいのだが、うまく使うと化けるといったところか。対Vampireでは効果が単なるダメージだけになってしまうものが多い。Level 1: Blood Strike
しょっぱいダメージを与えるだけなのだが、対人に使った場合はしばらく待っていると使った以上のBloodを回復することができる。問題はBloodを吸収して回復するまでに倒してしまうと、Bloodを回復できないという点。Level 2: Purge
相手を吐血させて一定時間身動きをとれなくする。一応選択対象を中心とした狭い範囲に効果がある。対Vampireの場合はダメージを与えるだけで使えないが、それ以外の場合は血が通っていれば動きを止められる。Tranceとは異なり効果中に攻撃を加えても効果は継続するので、その間は一方的に攻撃が可能。Level 3: Blood Shield
一定時間か一定ダメージを受けるまでは受けるダメージ量を減らしてくれる。Tremereはダメージを軽減する手段に乏しく打たれ弱いので、ボス戦や激しい集団戦などで使える。血で体を覆って防御するため、効果時間中は人前に出るだけでMasquerade Violationに。下水で効果が切れるまでやり過ごさなければならない。Level 4: Blood Salvo
Blood Strikeの範囲版。当たった相手の全てが襲ってくる可能性があるし、欠点もそのままでBloodを吸収するまでに倒すと損なので使いにくい。Level 5: Blood Boil
対象の人物の血を沸騰させて体を爆散させて、飛び散った骨肉で周囲の相手にダメージを与えるという人間グロ爆弾。大ダメージで周囲を一掃できるのだが、爆発するまでに時間がかかるのでそれまでの時間稼ぎと、一掃した後のBloodの補給が問題に。対人ならMass Suicideでいいじゃないか。