BAYONETTA

BAYONETTAをノーマルでぶっ通しでやってクリアまで。

カットシーンがひたすら長くてだるい。カットシーンとカットシーンの合間にようやく少しだけ動かせる感がある箇所も多々。
そのくせカットシーンの大半はモーション無しの静止動画状態。妥協案というか出来る限りの工夫はしているものの、多分予算不足でこうなった感が見えて痛々しい。モーションデザイナーの人数はそんなに多くなかったし、そうなるならカットシーンの割合削れよと思うのだが。

ひたすらカットシーン垂れ流しでシナリオを一方的に伝えるゲームなんて久しぶりにやったというか、こういうところは進歩してねえなと思う。映画や絵コンテが見たくてゲームを買ったのではないのです。インゲームでシナリオをうまく伝える工夫をしようよ。

復活チェックポイントの不適切さがさらにカットシーンの退屈さを冗長する。多くはカットシーン前で復活して同じカットシーンを何度も見る羽目に。で、スキップしようとしたらスキップの操作はやたら煩雑だ。スタート押してスキップ選んでYes選ぶとか。そこまでして動きのないつまらんカットシーンを見せたいか。

で、散々カットシーンで垂れ流してきたシナリオはさぞかし素晴らしいのかと思いきや、相変わらずお粗末でご都合主義でよくある展開だ。自分探しの旅とか、世界を救うために一度滅ぼすのだ(適当)とかもう結構です。ユーモラスで大げさに進行するのが救いですが。

初回プレイの死因の大半は実力不足ではなく理不尽死なのがイマイチ。何かをしないと死ぬのは分かっているが、何をするべきなのかが直感で分からずに想定とは違うことをやって即死とか、唐突な落下で即死したりしなかったりが曖昧だとか、唐突に出るQTEを失敗して即死とか。アイテム取る度に進行止めて何度も同じ説明だしてテンポを悪くするくらいなら、もっと適切な指示とかプレイヤーを誘因する仕組みを凝って欲しかった。

さらに一部の敵の異常な強さでも死ぬ。ウィッチタイムが発動しない爪の二人組がゲーム中で最強だと思う。何故ウィッチタイムが発動しないか、理由が分からんので理不尽に感じる。コンボから脱出できずに全て叩き込まれると6割とか、ダメージ量も異常だ。

あと、即死攻撃とか何十年前のゲームだよ。手法として古すぎるしこれまた理不尽にしか感じないぞ。

チェスト開けたら自動蘇生アイテムが出てきて、死んだら勝手にアイテム使われてNo Itemボーナス取れない罠とか。

そこかしこで連打要求しすぎで疲れるとか。

アクションの本質(とお馬鹿なノリ)は凄く良くできているゲームなんだけど、それ以外でどうかと思う箇所が目立ってゲンナリ。それらを含めたトータルでも、良いゲームだと評価はしたいのだが。序盤の意味の薄いカットシーンの長さはあまりに酷すぎて投げ出しそうになったが、どうせ2周目以降は全部スキップだろうしと我慢。スキップするにも手間がかかりすぎてイライラするのよね。

(追)RT+Selectでも飛ばせるらしい。なんでまたそんな妙なコマンドに。

Brutal Legend

Brutal Legendクリア。いや、Brutal Victory。もうちょっと続くのかなと思ったら、メインクエストそのものはあっけなく終わった。折角ワールドは広いんだからもっとクエストのボリュームはあっても良かったかな。メインクエストだけを追うと行かないところだらけだし。シナリオは急展開の連続なので、もっとゆっくりとしてても問題無さそうだったし。イントロで伏線仕込みまくってるのかと思ったら、それほどでもなかったし、結局現実世界ではどうなったかはイマイチ不明だ。もったいない。
まあ、予算の都合でしょう。

ワールドは行ける場所が増えていって、その場所毎に雰囲気がガラッと変わるので良い感じなのだが、一部のWondering Monsterの攻撃が邪魔でゆっくりダラダラ走りにくかったりするのが難かなあ。

メインクエストは後半になるにつれてストラテジーの比率が高くなってきてなんとも。
Double Fine的には大群作ってDual Teamを組んでアクションとして参加して欲しいらしく、ストラテジーぽくプレイする必要も無いよというスタンスらしいのだが。ストラテジーが苦手(嫌いではないのだが)な私にとってはそもそもストラテジー要素を無くしてそういうグループアクションにすりゃいいじゃん、と身も蓋もないことを思ったり。あと、ストラテジー中にもホットロッド出せるよ。

だがラストバトルはしっかりと殴り合いだったのでよし。必然的にギターの弾きあいの応酬にもなって燃える。しかもBGMがPainkillerで格好良すぎる。熱すぎる。ロブとオジー(とレミーも?)が全面的に協力して実現出来たゲームなんだなと。もちろん、関わった全てのアーティストとスタッフもだ。エンディングの演説でちょっと感動した。

メタルは不滅だ。

Brutal Legend first impression

メタラーにしてゲーマーなアライメントのワタクシは、当然大分前からBrutal Legendを楽しみにしていて、先日ようやく届いたのです。
往々にしてアジア版では簡体字が入るのが好きではないんですがね…仕方ない。

まず起動するとロゴでメタル・ゴッドがディベロッパーのDouble Fineの名前をシャウト。アトラクトデモは実写でJack Blackがレコード店でBrutal Legendのレコードを探し出すという粋な導入で、そのままタイトルへ。タイトルメニューも実写でレコード世代向けに凝りまくっていて素敵だ。ここで放置しておくだけでもセンスを感じる。

で、ゲーム本編のイントロで、軟派なバンドがヘヴィメタルだよーんと言って生ぬるいロックを演りはじめるのだが、”ああもう、そうじゃねえだろクソが”と思うのと同じタイミングで主人公のローディのEddieも同じ感想を持つ。いきなりゲームに引き込むうまいやり方だなと思う。ただしメタラー限定。

なんのこっちゃという人は動画をさがしてください。

ゲームそのものはオーソドックスなフリーロームなアクション&ドライブがベースなんですが、例のごとくメタルな世界観なのが魅力的だ。あちこちでメタルを愛しているのがひしひしと感じられる。多分全部のネタが分かる人は相当のフリークなんではないかと思うが、今のところ一番吹いたのは私の原初体験でもあるDeep PurpleのIn Rockのジャケットの岩山があったことだ。しかも顔を登場人物に差し替えられる。

ドライブはメタルをかけながら走れるので熱くなってくる。マップ中にはかなりのコレクション要素が存在している。この手のコレクション要素は大抵のゲームでは実績増やしたいだけの水増しなだけで嫌いなのだが、このゲームではドライブ中に聴ける楽曲がアンロックされたり、ジャケットをオマージュして作った地形をジャケットぽく見えるアングルで眺めたりできるので探すのが楽しい。

ストラテジーなミッションもあるのだが、ストラテジーは苦手なので個人的には純粋なアクションだけで良かったかなあといったところ。

良くないところも割と目立つ。ジャンプができなかったり、ミニマップが表示されないのでいちいち画面を切り替えて地図を見ないと駄目だったり、サイドクエストのバリエーションが少なかったり。

字幕は出せるのだが、会話シーン以外で喋られると当然操作に集中していて聞き取れないし、そうでなくともトークでのギャグは結構理解しにくいのでもどかしい。日本語字幕で出してくれればいいのだが、EAJは終わったも同然で出さないらしいし。こんだけ豪華なボイスアクターなんだから、吹き替えなんぞしようものなら暴動が…とかいう以前の話。

Halo 3: ODST

顔も出ないし喋らないルーキーさんに移入してくれと言わんばかりの始まりなのに、プレイヤーをコロコロ変えられたんじゃ興ざめなんだが。とはいえバラバラになったメンバーがそれのお陰で合流できそうな兆しが見えてきたときは、なんだかんだで盛り上がるわけですよ。

で、キコワニステーションの回想シーンでファントム奪って自分はバンシーに乗り込むのだが、バンシーのミサイルはどうやって撃ってたんだっけとLB押してみたら当然落下して死んだのですが、リスタートが最初のカットシーンから。ここまでセーブ無しかよと思って見てたらカットシーンが終わったらまた同じカットシーンが始まる。それが終わるとまた同じカットシーン。無限ループって怖くね?

いったん終了させて続きを開始してみるとロード画面後に暗転して応答不能しなくなる。進行不能バグって致命的なんじゃあないかい。

他の人に再現するかどうか確認してみると出ない。どうやらリプレイだと大丈夫らしいのでこれで始めると再開。今回はカットシーン終了後にセーブが入るし、バンシーに乗り込む前にもセーブが入った。通しでやってると発生するバグなんだろうか、チェックポイントセーブがなんらかのバグで行われないとリスタート時に想定外の動作になるらしい。

そのままその回想シーンをクリア。さあ合流だ。という流れだったのだが、未だにオブジェクティブは探索しろのまま。オブジェクティブのリストを見ると今までクリアしたオブジェクティブのチェックが無くなってる。嫌な予感がして、既にクリア済みの人に本来の目的地を聞いて行ってみる。嫌な予感の通り以前のクリアフラグが全部無くなっていて、合流イベントは当然無く既にやった回想オブジェクティブしか発生しない。リプレイで選び直したのだから、バグが発生していた通しのプレイとは別扱いなのでこうなるのは当然だ。

しかしながら、本来想定された用途(coopで続きから開始したいなど)でこのリプレイを使用して遊んだ場合でもそれまでのオブジェクティブは全部未クリアの扱いになっているわけで、結局そこから先に進めようとすると全部やり直しをしないと駄目なわけだ。これは明らかに設計ミスだろう。Halo 3ではこのやり方でもリニアな進行なので問題無かったのだが、ODSTでは回想シーンを自由に探索して順番を問わずに解決する進行なので(恐らく初回プレイは固定ルート)、こうなってしまったんだろう。

色々と作り込みの甘さが目立つゲームです。

初代の頃のマップ流用しまくりが復活してたり、大して変化もない流用された市街地で退屈な散策が延々と続くし、輪郭検出のバイザーがあるからと夜間とか屋内とかは度を超えた見辛さだったり、マルチプレイディスクが単なるHalo 3の追加マップ全入り版だったり。

(追記)

一日おいてとりあえずクリア。一番最初は都市データにアクセスしてマップなんぞをアクティブにしないと駄目なのだが、出来なくていきなり詰まる。どうやらこれはその一帯の敵を倒さないと駄目なようなのだが、敵を迂回ルートで全スルーしてた所為だったらしい。Bungie的にはランボーして欲しかったのかもしれないが、今回はフリー探索型でステルスを許容する進行で、随所に迂回ルートも用意されているのにおかしくないか。状況的に考えてもODST分隊が孤立して多数の敵の中に放り込まれたわけで正面から撃ちまくるのは無謀すぎるんだが。

さらにおかしいのはチュートリアルではバイザーの説明だけをしたら、以降マップにアクセスできるようになるまでチュートリアル要素は無くなり、そこから次のオブジェクティブが提示されないということだ。チュートリアルの意味ねえし、オブジェクティブを確認しようにもまだアクセスできない状況だし。当然チュートリアルを飛ばしたら何も出ないままひたすら都市を徘徊することになる。

昨日はバグで行けなかった終盤の地下へ入ったあたりからも酷い。ひたすらコピペマップの繰り返しにうんざりしてたら、任務中にサイベリアのような気持ち悪い他人の恋愛をグダグダと見せつけられる。

アマガミ

全エピソードクリア。おまけのあれは弄ってるとキャラクターが単なるデータ群にしか見えなくなってきたのであんまり触らないでおこう。

長かったが、最早絢辻さんしか見えない。もじゃも好きなんだけど均衡はスキBADで崩れてしまった。

そんな絢辻さんスキーは関係してないだろうけど、メロンパン屋さんが近所にできそうです。既に近所にパン屋さんはあってメロンパンは小さめながらも結構おいしいというのに、そこに割り込んでメロンパンの専売なんてやっていけるんでしょうかね。

以前大阪に住んでいたときは、時々焼きたてメロンパンの販売車が売りに来てたりしてたのですが、強烈に甘い匂いが漂うのでそれにつられて行列ができてたりしてました。あのイベントもそんな感じだったんですかね。