「マルチバイト対応手順」の版間の差分
細 (→arcanum_font.ini) |
細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
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2014年12月22日 (月) 23:23時点における最新版
目次
前準備
前準備ではまともにArcanumを遊ぶための準備です。
Arcanum Install
当然ながら、Arcanumをインストールしておく。
Official Patch
公式のパッチを適用する。今時流通しているバージョンは既に最新の公式パッチが適用されていると思うので、さほど気にする必要はないと思う。
vertion 1.0.7.4が最新。
http://terra-arcanum.com/downloads/section/arcanum
Official Patches -> Patch 1.0.7.4 (English)
Unofficial Patch
Unofficial Patchを適用する。Main Data以外の追加オプションはあってもなくても良い。
2010年09月08日時点での最新版はversion 091225。
http://terra-arcanum.com/downloads/section/arcanum
Unofficial Patches -> Unofficial Arcanum Patch v091225
マルチバイト対応
Arcanum_CN
中文対応のファイル一式をダウンロードする。以前のバージョンではUOP091225に対応されていなかったが、最近のバージョンアップで対応された様子。
http://code.google.com/p/arcanumchs/downloads/list
Arcanum_BN13_CHN_1.11.rar
解凍して、以下のファイルを取り出してArcanumをインストールしたフォルダにコピーする。
- Arcanum_CN_Font.exe
- arcanum_font.dll
- arcanum_font.ini
実行する際はArcanum_CN_Font.exeから。
arcanum_fontpatch.exeはArcanumの実行ファイルに中文対応したArcanum_CN_Font.exeを作成するためのパッチ。High Resolution Patchを適用済みのArcanum.exeにarcanum_fontpatch.exeを適用すると、高解像度化しつつ、マルチバイト対応可能。
arcanum_font.ini
arcanum_font.iniをテキストエディタで開いて編集する。 name=[フォント名] という行が3カ所ほどあるので、これを全て適当に書き換える。文字コードの都合上、Windows付属のメモ帳での編集は非推奨。
書き換えるフォント名の例
- name=Microsoft Sans Serif
記述例
[LARGE] name=Microsoft Sans Serif size=32 weight=400 [MEDIUM] name=Microsoft Sans Serif size=16 weight=700 [NORMAL] name=Microsoft Sans Serif size=12 weight=400
- Microsoft Sans Serifに変更。
- フォントサイズやウェイトを合わせて対応。
- 以前のMS Gothic系を使用する方法の場合、Tohamaが英字として使用されるのだが、表示欠け(文字の表示領域をオーバーしすぎると何も表示されなくなる)が多発している箇所があったため。
- ex)Tech Skillの合成に必要なアイテム名
- Microsoft Sans SerifはXPの場合、OSにプリインストール済みで日本語フォントへのリンクも行われているため問題無いはず。
- Vista/7は不明
- Microsoft Sans Serifでも、まだTech Skillのアイテム名が2カ所ほど欠けているのを確認。だがTohamaよりはマシ。
- 若干NORMALサイズが見た目上小さくなった。Tohamaの方が見やすいという人もいるかも。
- 現状は各自でマシなフォントを指定するしか対応策無し。
- Tech skillいらないという人は以前のままでも問題なし。
- ダイアログウインドウの改行がおかしなことになる模様。Tech気にしない人は以前のものを推奨かなこれは…
記述例(旧)
[LARGE] name=MS UI Gothic size=32 weight=400 [MEDIUM] name=MS UI Gothic size=14 weight=700 [NORMAL] name=MS UI Gothic size=12 weight=400
- sizeやweightを大きくしすぎると表示領域に収まりきらなくなり、欠けたり表示されなくなったりする。
- NORMAL項のsize,weightは機能していない模様。常に同じサイズ、ウェイトとしてみなされる。
- メイリオを指定すると表示欠けは全て無くなるのだが、文字がかなり読みにくい。Microsoft Sans Serifと同様にダイアログウインドウの改行もおかしなことになる。
Dlg/Mesファイルの置き換え
簡単な置換(非推奨)
modules/Arcanum/以下に対応するフォルダを作って直にファイルを突っ込むだけ。 ただし、この方法には問題があることが判明しており、Mesファイルの大部分は置き換えることが出来ない。 適当なDlgファイルを置いてテストするくらいにはつかえる程度。
Datファイルの作成と配置
このやり方だと恐らく全てのファイルの置き換えに対応可能だと思われる。 CUIとGUIどちらが好みかにもよるが、アーカイブであるDatファイルを作成するツールをダウンロードする。
http://terra-arcanum.com/downloads/section/modding
Arcanum Modding Tools -> DATBuilder.zip または dbmaker.zip
どちらかを使ってDatファイルを作成する。中に含めるファイルは相対パスで記録されるようにしておく。
- インストール直下のdatに含まれていたファイル
- ファイル名をArcanum9.datにして作成
- インストール直下に配置
- modules/ 以下のdatとpatchに含まれていたファイル
- ファイル名をArcanum.PATCH7にして作成
- PATCH8はUOPのaddonで既に使用、PATCH9はHQマップで既に使用されているため
- modules/ に配置
- ファイル名をArcanum.PATCH7にして作成
今後のUOPなどでファイル名が被る可能性があるが、その場合はマージか数値を変更するようにするしか。