PC Game Postmortem 2011

まだまだ気は抜けないが、今年発売したPCゲームではなくて、今年遊んだPCゲームを振り返る。
振り返った際のコメントをちょっとずつ書いていますが、詳しいことは過去のアーカイブに書いているかもしれない。多分に書き忘れているゲームもあるが、それはその程度の印象だったか、起動確認のみだとか。

ジャンルは独断による適当。太字はそのジャンルにおけるof the year。右端に*がついていたら、まだクリアしていないという意味。

 

Role-playing game

  • Baldur’s Gate 2: Throne of Bhaal
    アライメントチェンジ検証のリプレイのみ。戦闘は楽しい。
  • Divine Divinity
    積む前までやっていた城に入るあたりまでは面白い。
  • Dragon Age: Origins Awakening and DLC
    ラストバトルがポーションがぶ飲みでは無かったのは良かった。他のDLCはどれもゴミ。
  • Dragon Age 2
    Originsのつまらん戦闘が、マシになっていたのは良かったのだが。Chapter.2の終わりあたりから、一気に馬脚が出てしまっていた。
  • The Elder Scrolls 2: Daggerfall *
    ある程度進めると満足して最初からやり直すというサイクル。
  • The Elder Scrolls 3: Morrowind Expansion
    TribunalとBloodmoonはどちらも一長一短。
  • The Elder Scrolls 5: Skyrim *
    UIとゲームバランスとバグがもうちょっとなんとかなっていれば、Vanillaでも十分すぎるほどに良くできている。しかし、自分の進め方で200時間以内にはクエストを消化し尽くしそうなあたり、ボリュームダウンした感は否めない。
    (Oblivion:300時間程度で全クエストクリア Morrowind:不明だが、まだまだやっていないことはある)
  • Eschalon Book 1
    ひたすらに地味なのだが、コンパクトなので最後まで楽しめる。セーブ&ロードになりがちなのが難か。chestを解錠以外にも、破壊して開ける手段があるのは良い。
  • Eschalon Book 2 *
    前作クリアが前提なくらいシビアになったのだが、魔法と金でなんとかなるというか、制約を課さない限り、似たり寄ったりな育ちになってしまいそうな気がする。
  • Fallout 2 *
    Restoration Projectを入れてまだ途中まで。
  • Gothic *
    Sleeperの存在が明らかになって、こりゃ脅威、といったあたりまで。操作性に難がありすぎて、本腰入れてやらないと厳しい。
  • Icewind Dale 2
    中途半端な3版ルールで分かりにくいし出来ることも少ない。ひたすら厳しい戦闘というか、ロクな防具が出ない。前作の方が好み。
  • Mass Effect 2 DLC
    Lair of the Shadow Brokerが本編に劣らず良くできている。
  • Sacred Gold *
    やはりHack and Slashは合わないなと実感。気になっていたライトセーバーが刺さりまくったwingを手に入れて満足したところで終わり。
  • Two Worlds 2 *
    大衆化はしてほしくはないが、もう少し垢抜けてもいいんじゃないの。
  • Ultima 7 *
    殆どが古めかしい言葉遣いなので難しい。
  • The Witcher: Enhanced Edition
    Witcher pathリプレイ。
  • The Witcher 2: Assassins of Kings
    分岐周りに力が入っているとは思うのだが、進行が無理矢理というかお構いなしというか、前作の方が面白かった。

 

Action

  • Alice Madness Returns
    ひたすら単調で苦痛。クリアまでよく投げ出さなかったものだ。
  • Batman : Arkham City *
    散漫としているというか、時間に追われているハズな割には、あっちこっち行って余計なことばかりして悠長にしすぎだろう。それは自分がプレイしている所為ではあるが。
  • Bully *
    こっちは本当に時間に追われまくりなので落ち着いていられない。
  • Dead Space 2
    shooter色が強くなった以外は前作とあまり変わらないのだが、それでも高いクオリティでまとまっている。
  • Deus Ex
    今やっても面白いというか、驚かされるような作り込みがある。
  • Deus Ex: Invisible War *
    色々スケールダウンした感が。
  • Deus Ex: Human Revolution
    街を散策するのは楽しいのだが、メインミッションに入った途端に残念な部分が目立つ。
  • Lara Croft and the Guardian of Light
    アーケード色が強く、Tomb Raiderシリーズよりも面白い。
  • Mafia 2
    前作の理不尽な部分が無くなったのは良いが、シナリオは前作の方が断然良かった。
  • Splinter Cell: Conviction
    悪くは無いのだが、ステルスゲーでの色々なことを試したくなるようなリプレイ性はあまり無い。
  • Tomb Raider: Anniversary
    glitchが気になるが、まあ楽しめる。
  • Tomb Raider: Legend
    バイクステージ以外は楽しめるか。
  • Tomb Raider: Underworld
    カメラが劣悪。
  • Terraria
    決してMinecraftの2D版ではない。

 

Shooter

  • Battlefield 3 *
    グラフィックと音響以外の全てが退化したクソゲー。
  • Bulletstorm
    Skill shotは楽しいのだが、同じことばかり繰り返しがちになってしまうので、それを避けるべくSkill shotの一覧を見るのだが、それで度々テンポが悪くなるのが惜しい。
  • E.Y.E: Divine Cybermancy
    粗を探すとキリがないのだが、それでもサイバーパンクデザインが素晴らしい。銃声や着地音などのSEが大袈裟で格好良い。

 

Strategy

  • Frozen Synapse *
    このシステムをつかったミリタリー色の強いゲームが見てみたい。
  • Jagged Alliance 2
    action point turn-basedの最高峰。

 

Pazzle

  • And Yet It Moves *
    宙に浮いたまま回すとどんどん加速していくのが不可解だが(普通は相殺されるのでは)、そうでもしないとゲームにならなかったのだろう。
  • Portal 2
    面白いが、シナリオとゲームプレイのテンションの差が気になる。
  • From Dust
    ゴッドシムではなくパズル。ガチガチのコンソール仕様なのが惜しい。

 

Simulation

  • The Sims 3 with Expansion *
    Petsがまだ。Late NightとGenerationsは追加された要素の有効をオプションで選択さえできれば悪くないのだが。
  • The Sims Medieval *
    どうみてもSimsを遊んだことがないやつが作っただろこれ。

 

Adventure

  • The Graveyard
    やりたいことは分かるがうまくいっていない。
  • The Longest Journey
    老若男女が楽しめる懐の広さがあると思う。英語の勉強にも最適。
  • The Path *
    セーブデータの場所が分かりにくく、バックアップ取り損ねてPC再インストールの度にやり直しという。

 

Car

  • Test Drive Unlimited 2
    前作で出来ていたシート位置の変更やカスタムラジオやバイクなどが、ことごとく出来ないのはこれいかに。リリース当初しばらくは、フレンド機能やクラブなどのオンライン機能がことごとく死んでいたのも痛すぎる。
    あと1年くらい延期して作り込んでいれば前作を超えていたのかなあと思いたい。

The Elder Scrolls 5: Skyrim part.6

ShoutのBecome EtherealがDragonのブレスとか強烈なスペルをやり過ごすには便利。こちらが攻撃するか時間で解除されるが、効果時間的には十分すぎる。落下ダメージも無効化できるので割と無茶が効く。

ようやくThe Companionsが了。他のfactionはまだまだ。
例によって見事にPurity of Revengeがバグって受けられなくなった。既にクリアして目的地の敵を全滅させている場合はqueststageを進めるだけでは進行しないようだ。UESPの該当ページのAlternative wayにあるとおり、ゲーム内時間30日待ってrespawnさせるか、目的地に行ってリーダーっぽいやつをresurrectさせてからqueststageを進めてやることでクエストが開始される。
これに限らず、クエスト管理は相変わらずかなりbuggyで、完了済みのMiscellaneous questが消えずに残りまくる。また、クエスト自体は追加されるものの、Dragon討伐で既に倒したDragonが対象になっていて達成不可能だったり、対象のNPCにクエストフラグが立たずに詰んだり。
クエストマーカーが表示されるクエストで、マーカー先を参照しても何もない場合は、大抵バグっているようだ。逆にマーカーが出るはずだが表示されず、実際に現地にいくと居る場合もあるが。対象のNPCが既に死んでいる可能性もあるが、その場合も失敗扱いにはならない場合があるのも厄介。

Miscellaneous questはどういう経緯でそれに至ったかが書かれていないので、長らく放置していたやつをやろうとするとすっかり書かれていることの目的以外を忘れていたりすることが多い。せめて依頼主くらいはログに残っていて欲しかった。

Radiant Quest(自動生成クエスト)は、早い話がArenaやDaggerfallであったアイテムを取ってくる、誰かを倒す程度のいくつかのテンプレートで目的地が適当に変わる単純なものなのだが、いつものstaticなクエストの合間に挟まるとシステムそのものはなかなか悪くない。普段なかなか通りすがらないような場所が指定されることもあり、周回プレイ時には良いアクセントになるのではなかろうか。
しかしながら、別のクエストで友好的になったForswornの住処のリーダーを倒してこいということになったことも。目的地に行っても誰にも攻撃されず友好的で、該当するリーダーだけ倒してみても、他のForswornは一切襲ってこないという妙な状況になったり。

TESV-FriendlyForsworn.jpg

今回、faction絡みの一連のクエストがあっさり気味に終わるのは、基本的にfactionの拠点が一つだけで、そこでしかクエストのやりとりが行われないからなのだろうか。advancement(昇進)とそれに必要なskillという概念も無くなったので、次のクエストに取りかかれるようになるまでの間は開かないし。
Oblivionのadvancementは単にクエストをこなして話すだけで良く、役職を得られるだけでそれ以外は意味を成していない。ロールプレイではモチベーションの一つになるが。
Morrowindのskillとattributeとクエスト依存のadvancementは、クエスト貰うまでの期間が結構空いたりして、以前の内容を忘れがちになったりするのだが残念なところではあるが、低レベルのまま全factionに所属して全factionのGrandmasterになるということは出来ず、PCのskill構成によって進められるfactionが限定されてくるのは良かったと思う。全能になるまで育てればGreat House以外は制覇できるだろうけれど。