Dragon Age: Origins Awakening part.2


Dragon Age 2 demoもやったが、EAの方針なのか売れっ子BioWareがさらに売り込みたいと思ったのか、より大衆向けになったなあという印象。そっち方面は既にMass Effectで成功を収めているので、Orisinsでなり損ねたBaldur’s Gateのspiritual successorとやらを目指してマニアでコアな方向に進んで欲しかったのだが、そうはならなかったようだ。
これはこれで感触良く楽しめそうではあるのだが、それならばプレイヤーとしてはMass Effectの方がプライオリティは高いよというわけで。

それはそうと、Awakeningをやって2に向けて備えてるのだが、とにかくバグが多くてやり直しが結構発生した。
フラグの整合性がおかしく、クエストが発生または進展しない、クリアできないというものが特に多い。特定アイテムがassetとしては存在しているが、ゲーム中では出現しないとかは気がつかなければ可愛いレベルのバグだが、装備品のロストはかなり致命的だ。装備品のロストはゲームの進行上で全アイテムを没収されると発生するのだが、主人公だけ服を着ていなかったり、空っぽの宝箱が出てきたら何かしらロストしたと思って良い。
対応策は”主人公のみ”装備を全て外した状態で没収イベントを発生させなくてはならない。主人公以外の装備は早い段階で取り戻せるのだが、主人公以外のhenchmenの装備も外しておいた場合、その装備が戻ってくるのは主人公と同じタイミング(クエストの最後の方)になってしまうため、それまでは苦戦を強いられるだろう。

daorigins-Captured.jpg

こうなっていないと、装備品をロストしている。

戦闘は良くも悪くも相変わらず。PCがやたらめったらに強くなるので、全体的に簡単になったと感じた。難しい戦闘は敵の体力が多すぎて持久戦になるため、どうしてもポーションの数量との戦いになってしまうのが、このゲームの戦闘の限界か。

henchmenとの会話は減った。特定のhenchmanを連れて特定の地点を調べると会話が発生するケースがいくつかあるだけで、Campに相当するKeepでの会話の発生頻度は少ない。
少々物足りないが、ひたすらCampに籠もって話しかけまくって、雑談に明け暮れるということをやらなくてよくなったのは良い。

シナリオの方は最後の方で対話してようやく明らかになってきて、いきなり重要そうな選択を迫られるという感じで、ちょっと説明が足りないんじゃないかなという気がしたのだが、どうもDragon Age: The Callingというノベルの方で背景が語られているらしい。多分読んでいない人向けに、Codexで補足はされていそうだが、そこまで読んでいない。あしからず。

そんな感じでクリアしたが、最後のダークなBGMと、まだ途中なんじゃと思うようなカットシーンによる幕切のあっけなさの所為か、すっきりと終わったようには感じられなかった。エピローグでは取捨選択した出来事が語られるのだが、捨てた方の結末も教えてくれるのでやっぱりダークな感じだし。一応ダークファンタジーなのだからそういうものなのだろうけれど。

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