Dragon Age: Origins Female Line

従来のBioWareのゲームはTLKファイル”dialog.tlk”の対となる女性PC用のダイアログの差分となる”dialogF.tlk”があった。
Dragon Age: Originsでもこれに相当するファイルがあり、ファイル名の末尾に”_f”を付けたTLKファイルを用意することで、PCの性別に応じたダイアログの切り替えが出来るようだ。

singleplayer_en-us.tlk ならば singleplayer_en-us_f.tlk
core_en-us.tlk ならば core_en-us_f.tlk

フォーマットは通常のTLKファイルと同様。女性PCの際に優先して使用され、該当するIDが見つからなければ通常のTLKファイルをみるので、中身は差分のみでよい。
配置場所はインストール先のtalktablesでも良いが、そこにファイルが無いデフォルトの状態で、overrideに配置しても機能する。
これで悩みながら中性的な口調にしなくとも良くなるのだが、これを作っている余裕が無いのが難点。

Faster than Chiktikka Fastpaws!

とか言いつつも、Drakensang: The Dark Eyeの記事です。

再開しようかと思って残っているセーブと何時書いたのか分からんメモを読み返してみたところ、Woundsが手痛いMother Ratzinskyをlevel 6あたりで倒して、Chapter 5のwitchを倒すか、witchに荷担するかの判断をするために情報収集にまわっているところで止まっているらしい。
Chapter 4から陰鬱な雰囲気のロケーションが続くのと、地道な情報収集が相まって滅入っていたようだ。

最初からやり直してみようかなとNew Gameをチェックして、このゲームは足が遅いのだったと思い出した。以前も調べたが何度も調べ直すのは面倒なのでここにメモ。というかForumの要約。

移動速度はセーブデータで定義されているのでセーブデータを変更する必要がある。
セーブデータはオーソドックスなSQLiteデータベースのようなので、SQLite Database Browserで閲覧や変更できる。

  1. マイドキュメントの”Drakensang\profiles\default\save\savegame_**”内の移動速度を適用したいセーブのファイル”savegame.dsa”を開く。
  2. Execute SQLのタブを選択し、SQL stringのテキストボックスに以下のコマンドを入力してExecute queryを押す。

update _INSTANCE_PC set RunSpeed=5.0, CurrentSpeed=5.0, MaxVelocity=5.0;

上気の3つの5.0という値が走る速度になるが、少し速い気もするが快適といったところ。現実的な値は3.75程度がいいらしい。デフォルト値は3.4。あまり速くしすぎるとアニメーションと合わないし、つまらなくなるので注意。
同様にWalkSpeed(デフォルト1.06)やSneakSpeed(デフォルト0.68)も変更できるが、WalkSpeedはそもそも雰囲気のために使う程度なので特に速くする必要がないし、SneakSpeedは弄るとゲームバランスへの影響が大きいので弄らない方が良い。

続編のThe River of Timeでも通用するかどうかはまだ買ってないので不明。

で、結局のところ最初からはやり直さずに続けてみようかと。早くこちらもWounds攻撃できるLungeを覚えたいのだが教えてくれる人がまだいない。最初からやり直すとしたらHealing Mageかなあ。

Mass Effect 2 part.10

日本語版のタイトルメニュー画面は寂しい。
これが本当のMass Effect 2のタイトルメニュー画面だ。持っている人は見比べてみよう。

MassEffect2-Menu.jpg

BioWare Social Networkを使用しているDragon Ageも日本語版だと多分色々と閲覧出来ないんだろうなあ。

それはそうと日本語版の発売に触発されて、コスチュームとか武器とかのどうでもいいやつ以外のDLCをプレイ。本編クリア後のセーブデータだったので整合性がおかしい部分があるのは仕方が無いが、クリア後の台詞も用意されているのね。フィアンセを艦長室に招くこともできる。

続きを読む →

Arcanumでなんでも字幕

2chの 有志によって日本語化されたゲーム 3 にて「なんでも字幕」というツールが公開されている。これは字幕ファイルの定義に基づいて、Binkのムービーに字幕を重ねて描画することができるツールだ。
利点はリアルタイムで割り込んで描画してくれるので、ムービーファイルを差し替えなくともゲーム中のムービーシーンに対して字幕を出せるということだろう。
これを使ってArcanumのムービーシーンに字幕をつけてみる。

subtitle.jpg

Arcanumで検証していて一部不具合があったのだが、すぐに修正して頂けたので問題無く使用できるようになっている。ほかには文字色に白を指定していいても赤が足りずに青みがかった色になるという点があるが、他のゲームではそうならないようなのでArcanumのムービー固有の現象だろうか。
全く関係無いが、該当スレッドの21,25,27は趣向が似ているような気がするが私ではない。そのレスを見て調べ始めたんだけれども。

 

使い方と字幕の作成方法

  1. なんでも字幕 v0.05 (またはそれ以降のバージョン)をダウンロードする。
  2. 解凍して、中にあるanysub.dllとanysub.iniをArcanumをインストールしたディレクトリにコピー。
    dinput8.dllをdinput.dllにリネームして同じくインストールディレクトリへコピー。(古いゲームなので)
  3. コピーしたanysub.iniをお好みで編集しておく。解像度が低いゲームなのでデフォルトよりも目一杯フォントサイズを小さくしておいた方が良い。
  4. modules\Arcanum\moviesにムービーがあるので、この場所に字幕を付けたいbikムービーと同じ名前の字幕ファイル(.srt)を空でも何でもいいので作成する。
    例:00069.bikに対して00069.srt
  5. 字幕ファイルのフォーマットに従って字幕を追加しまくる。
    のだが、手書きだと表示時間を指定するのはかなり面倒だし、最終文字の後に改行が二つ必要という罠があるためテキストエディタでやるのは大変だ。

そこで、RAD Video ToolsとSubtitle Workshopを使って字幕ファイルを編集できるようにする。RAD Video Toolsは元のbikムービーファイルの作成に使われているもので、Subtitle Workshopは汎用的な字幕作成ツールだと思う。

  1. RAD Video Toolsをインストール。
  2. 対象のbikムービーを選択し、Convert a fileからOutput typeでAVI fileを選んでコンバートする。圧縮するコーデックは普通のメディアプレイヤーで再生できれば何でも良い。無圧縮でも良いが、ファイルサイズが2GBを超えると再生できないので注意する。(A0021.bikは2GBを超える)
  3. コンバートしたAVIファイルは字幕ファイルと同じ場所に配置しておく。
  4. Subtitle Workshop v2.51をインストール。
  5. 「Setting→Language」から日本語を選択。
  6. 「Setting→Setting→General Charsets」からOriginal charsetとTranslation charsetをどちらもShiftjisにする。行わないと日本語の文字化けが発生する。
  7. 作成しておいた空の字幕ファイルを開くと、同名ムービーファイルを再生しながら字幕の編集可能になる。
    3を端折って字幕ファイルと同じ場所にムービーが無い場合はムービーを再生しながら編集が出来ない。この場合は「映像→ファイルを開く」から対応する別途ムービーを指定してやる。
    字幕ファイルは新規で作成してもよいが、フォーマットはSubRip(*.srt)で保存するようにする。
  8. 効率の良い編集方法は使いこなしていないので詳しく書けないが、中央のボタンを駆使して字幕を挿入/編集する。
    大体の空の字幕を作ってそこにユニークな文字列を入れておいて、プレビューしながら色々調整ってのが良いんですかね。

subtitleworkshop.jpg

追記:上の画像ではユニークな文字列として数字を割り振っているが、これはインデックスと誤認して正しくロード出来なくなるので(フォーマットの欠陥だと思うのだが)、適当にアルファベットなどの半角数字以外も付与しておいた方が良い。

 

さて、ここまでやっておいて大きな問題がある。私に英語を聞き取る能力は殆ど無いということだ。読み取り能力すら大分怪しい。このintroductionムービーすら満足に聞き取りきれない。さらに、Arcanumのfinal speechムービー(要するにラスボスの語り)はボイスにエフェクトがかかっているので、何を言っているのか相当に聞き取りにくいし、果たしてここまでゲームを進めた人は何人いるのやら。
それから、私は映画を見ている暇があったらゲームをというスタンスなので、字幕に関するセオリーは必要最低限しか知らず、かなり疎い。
というわけで、こればかりは他力本願寺せざるをえない。そのうちwikiにも編集方法をまとめて、字幕ファイルを共同編集できるようにします。

Binkのムービーならば大抵は機能するはずなので、字幕が無くて不便だったあのゲームのあのムービーに字幕をつけてみてはいかがでしょうか。

Holiday sold games

Steamに限らずHoliday sellで買ったゲームをやってますか?買っただけで満足していませんか?
私はそこそこやっているのかもしれませんが、一昨年くらいに期待して買ったはずのThe Voidが横たわったりしています。

Bully

Bully-RPG.jpg

こいつらRPGやってやがる。と、妙なところで感動。

それはそうと定期的に訪れる授業と、いつでも開始できて時間を消費していくミッションのデザインが噛み合っていない気する。受け損ねた授業に関しては二度と受けられないのか、そのうち同じ授業がやってくるのかも説明不足のままだし。
さらに一日はやたら早くせわしない。ちょっとその辺を歩き回って探索したいのにすぐに次の授業、次の授業で学校が終わったら閉まって寮に戻らないと駄目。いずれも放棄して自由にすることはできるのだが、大人に見つかると追いかけられ、捕まるとアウトなのでのんびりしていられない。

 

The Path

PathViewer-MeetWolf.jpg

赤頭巾ちゃんがモチーフなのだろうか。女の子毎に狼となるような象徴がいるらしい。
ゲームというよりもインタラクティブなアートなのかもしれないが、個人的にはゲームだと思える範囲か。ゲーム中に文字で語られることは殆ど無いので、映像から連想や想像をしなくてはならない。
妙に演出がdemoっぽい気がする時もあって、色々と刺激を受けられそうだ。

 

Tomb Raider: Anniversary

初代Tomb Raiderのリメイクらしいのだが、まずタイトル画面でこれ見よがしに胸やらパンツやらをたゆんたゆんと揺らしていて吹く。

tra-Valley.jpg

私にとってTomb Raiderの一番古い記憶として残っているイメージは、このレベルなのかなあ。もちろん当時は粗くてガビガビでカクカクだったのだが、綺麗になったもんだ。確かここでは小さい恐竜がでてきて…って戦闘は安置が多すぎるし、敵のAIがちょっとお粗末。

tra-Safe.jpg

段差はまず安置だし、スタックしまくりでまともに襲ってこないこともしばしば。操作性というかカメラワークも雑で、何かに捕まっていて後ろに飛びたいのに後ろにカメラを向けられなかったりするのは前からそうだったのだろうか。

あと、二番目に古いTomb Raiderの記憶は列車の最後尾から始まるシーンなのだが、多分これは続編なのだろう。Legendなどもやってみたいので、もっと安くなって欲しい。

 

Lara Croft and the Guardian of Light

単純には比べられないとは思うのだが、落ち目かもしれない所謂Tomb Raiderよりも面白いってどういうこと。アーケードぽく楽に出来るのが良かったのかなあ。
coopは役割分担が必要でより面白いらしいのだが、coop仲間などはいないのであった。

 

Splinter Cell: Conviction

Splinter Cellは筋肉ゴリラのくせして戦闘はからきしに弱いサムがいつも気になって仕方が無かった。だが、Convictionではそんなことはなく、モリモリと暗殺していけるので楽しめた。逆に今までのような完全ステルスは厳しいデザイン。
そんなことよりも、序盤から出てくる話なのでネタバレにはならないと思うのだが、Double Agentで死んだと言われていた娘が生きている(らしい)という、どう見ても後付けな展開にはSplinter Cellをあまり囓っていない私でもびっくりだ。コアなファンにとってはどうだったのだろうか、そもそも大きなゲーム性の変化に悩まされるのだろうか。

coopの方がより面白いらしいのだが、coop仲間など以下略。
野良でちょっとだけやってみたのだが、自動マッチングしか無いわテキストチャット無いわなどと、据え置き機が前提でPCに関しては取って付けたようなオンラインサービスなので、ゲーム以外の部分が微妙なのが残念すぎる。